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世界のCPU(半導体)の状況

- 日本の現状 -

半導体の世界の現状

世界各国が激しく競い合うCPU市場において、中国が急速にその存在感を増しています。一方で、日本はどのような位置にいるのでしょうか。このnoteでは、世界と日本のCPU業界の現状について深掘りします。

1.パソコン等のCPU市場の全体像

かつてはIntelが市場を牽引していましたが、近年ではAMDなどの競争企業も力を付け、激しい市場競争が繰り広げられています。特に中国は、国家を挙げての支援のもと、独自のCPU開発を進め、その性能も年々向上しています。これにより、Intelだけでなく世界市場においても重要なポジションを占めつつあります。

2.ARMアーキテクチャの台頭

従来のx86アーキテクチャだけでなく、ARMアーキテクチャが市場に浸透し始めています。AppleのMacがM1チップに変わり、WindowsデバイスもARMベースのCPUを採用する例が増えています。これは、将来的にはさらに多くのデバイスでARMが採用される可能性を示しています。

3.日本の静観

これらの技術競争の中で、日本は目立った動きを見せていません。半導体業界の中でも特にCPUの開発・製造は、日本の企業にとって後れを取っている分野の一つです。中国のように国家プロジェクトとしてCPU技術の獲得に乗り出すべきか、戦略的な選択が求められています。

4.世界の動向と日本の対策

世界の主要国が半導体に対する重要性を認識し、投資を加速している中で、日本もこの流れに積極的に乗る必要があります。アメリカ大統領がサムスンを訪れるなど、半導体は国際政治においても重要な要素になっています。日本は大きく出遅れています。

5.おわりに

日本が技術革新の流れに乗り遅れないためには、半導体業界、特にCPU技術の強化が急務です。報道を通じて得られる情報を基に、リアルな市場動向を把握し、適切な対策を講じることが必要です。ソフトに注力しているだけでは世界はとれないのです。現状の日本は世界からの競争力が落ちているということを捉えるべきです。株価が高くなっている、、、それは少しだけ30年の遅れを取り戻しているだけです。すぐに中国は復活してきます。この回から以降、過去の半導体の流れを書いていきたいと思います。