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【ワーママ視点】社長さん、在宅勤務制度を廃止しちゃうの?それ、会社にとってリスクでは?

こんにちは!
保育園児2人を育てながら、フルタイム会社員をしている、もり なつ です。noteではワーママのインタビュー記事(本業とは無関係)や、共働きをしながら子育てをする中で考えたことをお話しています。

友人が働いている会社が、全従業員に対して在宅勤務を廃止すると知りました。「せっかくコロナを経て、働き方の選択肢が1つ増えたのに。なぜ?」という気持ちです。

友人は子育て真っ最中。「この会社で働けないかも」と不安顔です。

そりゃそうだ。私だって同じ立場なら、真剣に転職を考える(というか転職すると思う)。

友人の仕事は出社しないとできないものではないのです。なのに会社の方針(=社長の考え)で急にフル出社。

出社日数を増やすのは理解できます。だけど廃止はないんじゃないの?社長さん…。

私は育児中の身として、在宅勤務のメリットを最大限に感じている一人です。在宅勤務ができると、休暇を取得しなくても数時間の中抜けで子供の予定に柔軟に対応できます。つい先日も、保育園で保護者会があり、在宅勤務の間に1時間半の中抜けという形で勤務続行ができました。

子育てに関わらず、在宅勤務を利用することでできることが沢山あります。通院、介護、習いごと…在宅勤務で"仕事と何か"のバランスを保つことができるのは、本当にありがたいことなのです。

しかし在宅勤務を廃止にしたということは、経営者はデメリットの方が大きいと判断したということ。

…本当にそう?
私は今回の出来事を通じて自分なりにじっくり考えてみました。結果、経営者の立場でも在宅勤務は有効だと思ったのです。

在宅勤務のメリットを享受するのは社員だけなの?

在宅勤務は働き方のオプションだけじゃない。社員の多様性をもたらすものだ。

私はこれまで、在宅勤務を「働き方のオプション」として捉えていました。しかし今回気づいたのは、在宅勤務は働き方の選択肢が増えるだけでなく、社員の多様性をもたらすものだと言うことです。

例えば、通勤時間がなくなることで育児中など時間制約のある人が働きやすくなります。また、電車に乗らなくて良いため、身体に障がいがある人にとっても働きやすい。つまり、家庭や身体的な事情に関係なく、さまざまな人たちがその会社に集まる可能性が高まります。

それは新しい人財を雇う観点から超有効。また、今いる社員の流出にも繋がります。実際、在宅勤務が浸透した今、在宅勤務を求めて転職した人を何人か知っています。

在宅勤務できる=いろんな人が集まる会社になること


あの事件もこの事件も結局は〇〇。

また、在宅勤務ができるのに廃止するということは、「当社は、単一的な社員で構成することを良しとします!」と宣言しているのと一緒では?と思うのです。

でも本当に、単一的な社員で構成された組織で良いのでしょうか? 社内にさまざまな人たちがいるということは「多様な価値観が企業内に存在すること」です。 それは、企業のリスク管理の面で大きな効果を発揮すると思うのです。

例えば会議を想像してください。同じ性別、同じような経験、同じ価値観の人たちで話し合うと、新しい発想や違った意見は出にくいです。仮に一人ひとりが優秀で知識が豊富でも、互いに視点も似通っているので、カバーしている範囲は個人とあまり変わりません。 だけど、さまざまな価値観の人たちで話し合いをすれば、色々な角度から物事をみることができます。

つまり、コンプライアンス上の課題についても、多様な人たちでチェックした方が迅速に検知・解決できリスクを回避することではないでしょうか?


よくよく考えてみたら、昨年世間を賑わせたニュースも、単一的な組織であったことが一因だったような…。

ジャニーズ、ビックモーター、宝塚歌劇…

思いだすこの光景


在宅勤務をするかどうかは、社員が決めたらよい。

在宅勤務を廃止する会社の主張は「生産性に欠ける」かなと思います。社員が目の届かない場所で働く不安もあるでしょう。(結局は、社員のことを信用してないのかな?と思ったりもします。)

しかし、在宅して生産性が上がるのか下がるのかは、個人の性格や仕事の性質によります。確かに出社することで会社の雰囲気を感じ、業務に集中できる人もいます。また、「この仕事だけは出社した方が効率が良い!」ということもあります。だけど、それは本人が生産性も考慮して働き方を決めるべき。 もし社員が在宅勤務を選択し、生産性が落ちてしまったら、評価を下げて給与に反映すればいいのではないでしょうか?

皆さんはどう思いましたか?
私は、在宅勤務が廃止することは、企業にとって″すごくマズイ爆弾″を抱えることになるのでは?と危惧しています。

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