RUNA

ドールクリエイター(人形作家) コンセプト「一瞬の美を永遠に」 で活動 忘れたくない事、頭の中の整理をメモ代わりにnoteを始めました。 https://www.runadollcreator.com/

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最近の記事

デザフェス60を終えて

デザフェス60の出展を無事に終えることができました! 初日から大盛況で本当にありがとうございました。 二日とも開場と同時にたくさんの方々が来てくださって本当に感涙でした。 作家活動11年目、デザフェスは10年前に初出展して以来、 人体・人形・解剖モチーフを作り続け、最近多くの方に見つけていただけるようになり、とても感慨深い気持ちです。 一生懸命長い間、作り続けて本当によかったと感じています。 ブースは祭壇や美しいお葬式をイメージした空間を仕上げ、モチーフの「美」を引き出す

    • 11年目の「一瞬の美を永遠に」

      こんにちは、RUNAです。 最近フォロワーさんが増えたので、11年間の活動や経歴をご紹介します。 作家名、旧:豚肉肉から、本名のRUNAへ改名するまで。 コンセプトについては、こちらの記事で詳しく書いています。 造形・芸術大学時代の人形制作10代の頃、職人の父が病気で療養したのをきっかけに、手に職をつけたいと決意し、造形・芸術学校、そして芸術大学へ進学。 日本画、洋画、グラフィックデザインを専攻、美術史や色彩学から彫刻木工まで幅広く学びました。 2009年頃、造形学校の先生

      • パーティーが終わって、中年が始まる を読んで

        時間を搾り出し読んだ本の感想をただ連ねてる記事。笑 面白い内容だった。 自分のやりたいことなんてもう無いし、あっても別に大したことないって 本当に思っているので色々共感する部分があった。 同じく、同世代や年上の人間が 相手のことを考えずに、好き勝手言動・行動しているのを見ると、痛々しいと感じてしまうのも共感だった。 相手が自分を雑に扱っている感じがして、信用を失うようになった。 期限守らなかったり、返信が遅くても、ドタキャンも若い人だったら 「まあ若いからな〜」って大目に

        • 何を失ったかが人生

          先日、知人と話していて思ったこと、 知人が話していたこと。 それは、人生は何を失ったかが重要で、失った後の人生が本番。 子供の頃や10代後半の若い頃は、 成長が当たり前で、プラス1、プラス2と進んでいくものだと思っていた 常に新しいものと触れたり 新しい人間関係ができたり 新しいことをする事も怖さもあるけど、楽しかったり。 自分の可能性を感じて、いろんな事に手を出したりする。 若いから受け身でいても、失敗しても、失言しても、 年上の人たちが助けてくれたり、話しかけてくれたり

          与えた分だけ「持っている」

          最近勉強した事のメモ。 心理学的には、 相手に与えた度合いだけ、自分は「持っている」という証明になる。 人生のステージが変わる時、人は怖いのでネガティブな事ばかり羅列する。 (最悪の想定をして身を守る。) 子供から大人へ、学生から社会人へ変わる時のように、ステージアップを故に、より幸せにもなっていくものでもある。 ステージアップをしたくないのは心理学では、 愛される側にいたい、愛されたいの現れ。 愛する事は、自分には力不足だという心理が隠れている。 色んなことを本当

          与えた分だけ「持っている」

          3年前の悩み、今、覚えてない。

          ふと、3年前に悩んでいたことなんだったっけ?と 思い出そうとしてみたけど、全然覚えてなかった。 日記やTwitterのつぶやきを見て、 「あ〜、こんなこと考えたような気がする」 ってやっと思い出せた。 3年前に悩んでたこと、今は全然覚えてないってことは、 今、悩んでることは3年後に覚えてないなって思った。 というか、1年前ですらあんまり覚えてない。笑 20代半ばくらいまでは 毎年変わる社会や、周囲の環境、人に合わせていくのに必死で いつになったら安定した生活が送れるんだろ

          3年前の悩み、今、覚えてない。

          7年、回り道

          作家10年目、憧れのラフォーレ原宿への出展趣味で続けていたハンドメイドアクセサリーの制作。 高校生の頃、初めて存在を知ったデザフェスは、 当時、未成年でどうやって東京に行けば良いかもわからず 「東京」「デザフェス」は空想の世界の話だった。 やがて上京し、未経験で始めた3DCGを覚えるのが大変な中でも 作家活動は副業で続け、憧れていたデザフェスの出展もした。 そんな中、原宿文化の中心、ラフォーレ原宿に出展したいと思うようになった。 活動休止を経て、5年ぶりにデザフェス出展

          7年、回り道

          五畳の暮らし

          コロナ禍最初の夏、一か月半。 私は石川県のゲストハウスに仕事兼、引きこもりに行った。 机・テレビ・ベッドのみの、五畳一間で暮らした。 そのゲストハウスを選んだのはたまたまだった。 オーナーが東京から石川県に移住し、営んでいると知り、 東京の人が来ても断られないかも?と思い切って予約した。 荷物は化粧品、仕事用PC、一週間分の服だけ。 宅配したので現地には、ほぼ手ぶらで到着。 部屋に入って、最初の感想は「狭!」だった。何もない。 ここで生活することに不安になった。 お風

          五畳の暮らし

          自分を大事にするとは、何?

          最近勉強したこと、体験したこと、まとめ。 雑に扱ってくる人は相手しない と昔から決めている‎。「◯◯して欲しい、◯◯お願いします」 と言わず、意思表示をせず、相手に察してもらい人を動かそうとする人。 察してちゃんである。 その行為に、相手に対してすごく雑だなぁと感じる。 自分の気持ちをはっきり言わないので、発言の責任も発生しないし、 万が一、断られてもプライドに傷がつかない。 察してちゃんは、ただの愛されたい欲が強いので 自分が愛されたら満足で、相手の気持ち、かかった手間

          自分を大事にするとは、何?

          好きなものの変化

          10年前と10年後 10年は早かった。 でも一つずつ思い出すと、たくさんの出来事があった。 作ること、デザインすることが生きがいだった10年前。 絵を描き、アクセサリーを作り展示会やイベント販売していた。 絶対に売れてやる!という純粋な動機と目標で、名古屋や東京へ行きイベントや展示に参加した。 お金がない学生だったから一人で夜行バスに乗り、宿泊は漫画喫茶だった。 20歳って成人だけど、思春期の匂いがまだ残っている感じがあった。 就職しても仕事をしながら、作品を作り出展や

          好きなものの変化

          コロナで東京から地方移住

          会話のない日々コロナでパニックだった2020年、夏。 ちょうど私が、一人で生きると決めて東京へ来て6年目だった。 石川県金沢市のゲストハウスに1ヶ月半移住した話である。 職場は寡黙で雑談もせず淡々と仕事をする人たちばかりだった。 転職で東京にきた私にとって、職場の人間関係が全てで、そこでは挨拶以外の会話はない。 ほとんど誰とも話さず、仕事と家の往復をする6年だった。 スーパーのレジで袋入りますか?と聞かれて 「いりません」と声を出したのが4日ぶりとかが普通にあった。 そんな

          コロナで東京から地方移住

          致死量100%の世界

          久しぶりに東京に冷たい雨が降っていた。 ご飯を作って食べていた、ああおいしいなあと思った。 生きてるな~~幸せだな~。 一口運ぶたびに、 誰かに認められたい、という欲がどんどんなくなっていく。 私の命も、絵も、私のもの。 みんな、いずれは死ぬよ。 周りと同じことができない。 何度も生きることが辛くなった 作品を作っては生きている現実から逃避 私にとっての作品制作はいつしか楽しさではなくて、排泄で 今まで誰かに認められたくて、作品を作っていました。 すごいね と言わ

          致死量100%の世界

          人に嫌われてなんぼ

          基本的に何をしても誰かには嫌われるので気にしちゃいけない。 というマインドで生きています。 本当の自分という存在はレアです。 誰彼構わず好かれたい、嫌われたくない =誰の一番にもなれない、結果的に誰からも好かれない 誰かにめちゃくちゃ嫌われるという事は、 反対に誰かにはめちゃくちゃに好かれる。 当たり障りなく、嫌われないように接していると、嫌われはしないけど、好かれもしない。 「嫌われる=相手との関係が良くない」 つまり自分のほうも、相手の事が大して好きじゃないのでは、と

          人に嫌われてなんぼ

          ○○すべきの完璧主義は捨てた

          完璧主義は自分の首を絞めているし、自分への期待(理想)がでかい。 そして他人に対して許容範囲も視野も狭い。 ○○すべきという考えを捨て、自分を大事に思えたという話。 完璧主義の人は、○○べきルールがあって他人にもそのルールを適用します。 他人がルールを破っているのを見ると腹が立ったりする。 ○○すべきだから。 気付けば、自分のできない所、悪い所ばかり目に付いている。 そうして他人のできない所、悪い所も目に付いてくるわけです。 悪循環。 そりゃもう、ルールを破るできない自

          ○○すべきの完璧主義は捨てた

          それでもまた私に生まれたい

          最近はよく、自己肯定感など耳にする事が増えましたね。 自己肯定感=自信 という意味になりつつ、巷では流行っているけど、 本当の意味は自己重要感だったりする。 昔の私はよく、他人を見て「いいなあ」と思っていました。 クラスで人気者とか、話が面白いとか、お洒落さんだとか、運動ができる、勉強ができる そんな人たちが羨ましかった。 子供時代の学校生活でも、集団生活はできなくはないけど、ギリギリのラインでどうにか保っていた。 私の時代は、「皆違って皆良い」という教育方針だったけど、

          それでもまた私に生まれたい

          一瞬の美を永遠に 自己紹介

          初めまして。RUNAです。 あけましておめでとうございます。 新年、折角なので自己紹介・制作を始めたきっかけを書いてみる事にしました。 2015年辺りから「一瞬の美を永遠に」をコンセプトに、主にドールや作品制作をしています。 なぜ「一瞬の美を永遠に」をコンセプトにしているかというと、 幼い頃、死とはなんなのか?を考える出来事が沢山あったからです。 死とはなんなのか?の答え合わせをしているのかもしれません。 私が人生で初めて「死」に直面したのは、曽祖母が亡くなった4歳の時

          一瞬の美を永遠に 自己紹介