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一瞬の美を永遠に 自己紹介

初めまして。RUNAです。
あけましておめでとうございます。
新年、折角なので自己紹介・制作を始めたきっかけを書いてみる事にしました。

2015年辺りから「一瞬の美を永遠に」をコンセプトに、主にドールや作品制作をしています。
なぜ「一瞬の美を永遠に」をコンセプトにしているかというと、
幼い頃、死とはなんなのか?を考える出来事が沢山あったからです。

死とはなんなのか?の答え合わせをしているのかもしれません。

私が人生で初めて「死」に直面したのは、曽祖母が亡くなった4歳の時です。
まだ自分が生きていることも知らない、わからない年齢でした。
布団に寝ている曽祖母を横に、大人達が忙しなく動いていたのが印象に残っています。
寝ているだけなのに、皆が丁重に扱っているのが不思議で仕方なく、私は何度も曽祖母の顔を見ました。
鼻の穴に綿が詰まっていて、そんなことしたらおばあちゃん息できなくない?
皆ご飯食べてるけど、おばあちゃんも食べなくて良いの?と思いながら。
同じ人間なのに皆と違うのはどうしてだろう?
確かこんな事を感じていた記憶があります。
そして、しばらくして当時飼っていた犬、猫が立て続けに亡くなりました。
その時に「死」とは一体なんだろう・・?と。
4歳の私が理解したのは、兎に角何をしても眠ったままだということでした。

_心臓


それから時は流れて、私が18歳になった頃。
16歳の後輩、20歳の先輩、親戚の同じ歳の男の子が亡くなりました。
改めて初めて、本当の「死」というものを実感しました。
自分にも生と死は切り離せないもので、皆平等に訪れるのだなと。
その時、その時を大事に過ごそうと思いました。
今会えている人は、次の日にはもう会えないかもしれないと思って。

そして、どうにかこの美しい生を残せないか?と思い始めました。
ドールは生のその時その時の美しさを、永遠に残しているんじゃないか?と、本格的に人形やドールという形に惹かれ始めます。

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永遠の美しさなんて存在しないかもしれません。
生の執着心と、死への憧れなのかもしれません。

幼い頃に感じた「死」をどうしても解決したくて、答えが知りたい。
だからこそ、自分の思う「一瞬の美」をずっと作り続けていられるのかなと思います。

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