見出し画像

【最終日】#ボカロリスナーアドベントカレンダー2021  まとめ 【一枚目】

 メリークリスマス!obscure.(@voca6458)です。#ボカロリスナーアドベントカレンダー2021に投稿してくださった皆さん、記事を読んでくれた皆さん、本当にありがとうございました!!

 この記事は二つ目のカレンダーの25日目担当の投稿であると同時に、一枚目のカレンダーの感想まとめ記事になっています。忙しくてアドカレ記事読めてないよ!って人は是非この記事を流し読みしてみて、興味がある記事を見つけて読んでみてください! 遅刻の投稿に関しては投稿され次第順次感想を追加していきます と同じようなことが二枚目のカレンダーのまとめ記事にも書いてあります。(未投稿)それでは早速見て行きましょう!見出しの名前は敬称略でよろしくお願いします。


12/1 「め」

 ミステリアス幼女こと「め」さんによるマジミラ2021の感想記事です。ボカロ曲の性質上基本的にDAW上で作られてる曲を生演奏で、また昨今珍しくはなくなった3Dモデルが歌って踊るライブパフォーマンスをする点について、「初音ミク」の文脈や「マジカルミライ」の文脈から切り離して観てみた、とても面白い感想記事でした。純粋にライブとしての曲のアレンジ、演奏、演出に注目して観てみたマジカルミライの感想について気になる人は是非読んでみてください。二足歩行原曲の件について本当かな?と思って聴き比べたらマジで大変なことになってたのそういった学びもありました。

12/2 月子

 月子さんによるフリートでやっていたCDの紹介とその供養な記事です。フリート、居なくなって初めて気づいたけどお前のことは嫌いではなかったよ… こういったCD紹介系の記事(特に同人系)は絶対数が少ない上探しても出てこない以上、誰がいくつ書いても困るものではないので是非不定期でも良いのでボカロリスナーは全員やって欲しいです。sazancaDL版買えるの来月までだったのでつい買っちった…

12/3 りすな

 りすなことみおにさんによるプロジェクトセカイ収録曲の傾向等々の分析記事。データとして見てみるとプロセカ運営、収録曲相当悩んでるよな~~というのが見て取れる力の入った分析記事です。肌感覚ではなんとなくわかる感じなニコニコ非ミリオンでの収録曲についても裏打ちされたデータが出てるので、プロセカ興味ないよって人でも近年のボカロライブラリ毎のミリオン事情など読んで面白いと思えるデータが大量にあるので必見です。収録曲予想、絶え間なく藍色はSEGAのAC音ゲーに入ったので自分も割と白よりに見てます。

12/4 Vocaloard: YouTubeボカロランキング

 Youtubeでのボカロ曲のあれこれを調べたりできるサイトVocaloardの運営の方(?)による2021年のYoutubeでのボカロ曲に関するデータと総括な記事。
 これは普段ニコニコ動画でボカロ曲を聴いてるって人にこそ見て欲しい記事です。現在の動画投稿プラットホームのワールドスタンダードがYoutubeである以上、Youtubeでのボカロ曲事情については是非知っておきたいという点でニコニコ派の人にも非常に為になり、視覚的にも見やすくわかりやすい2021年のYoutubeのボカロ事情総括です。(過去記事と合わせて読むと面白さ倍増)グッバイ宣言色々ぶっ壊してて凄いな。

12/5 sonetsou

ソーネットさんによる初音ミクの心筋細胞に関する覚え書き? 首を長くして待ちましょう。

12/6 左馬

 左馬さんによる自身のボーカロイド遍歴の覚え書き記事です。この記事のような個人の思い出に紐付いた曲紹介やニコ生コミュ等の話に関してはどこかで誰かが書いておかないとインターネット上ですら未来で参照できなくなってしまいがちのでこういう記事は書いてもらうこと自体がインターネット考古学的な観点からもありがたいです。ヴォーカリンコミュの黎明期みたいな空気感に対してのあこがれや羨ましさみたいなものが無いと言ったら嘘になりますね…改めて今やれることはやっておきたいなと思いました。Part2もお時間があるときに待ってます。

12/7 temura

 てむらさんによる一年振りのSoundCloudのボーカロイド音楽紹介記事!
今年はDigital Starでのリミコンのせいで死ぬほどsweety glitchリミ聴いた気がしますが、改めてサンクラのボカロは奥が深いしなんにもわからん!と唸るような怒涛の曲紹介記事でした。𝙑𝙤𝙘𝙖𝙩𝙚𝙠流行れ流行れ…  あとやっぱり魂がJ-COREのことを好きなので思わず炉心融解(Mothtek J-CORE 175 Remix)は最高!と叫んでしまいました。てむらさんのDJ生で浴びに行きてぇな!

12/8 Klayn

 Klaynさんによるヒトのボーカロイド観についてとkeiseiさんのSingularityの読み解き記事です。君だけのボーカロイド観でバトル!全人類叩きのめそう! 記事の最初の問いに関してボーカロイドのオタクやるなら誰もが考えるものだと思うのですが、歌詞を通じて自分と初音ミクの境界があいまいになった結果辿り着く初音ミク像の到達としてのSingularityという大変面白い歌詞考察記事でした。こういうことを考え出すと何となくフッサールとか読み返しがち。なりません?

12/9 青海 久瑠

 青海久瑠さんによるマジミラ初参戦の感想記事。世の中には人が何かに初参加とかした時とかから得ることが出来ない栄養がある。マジカルミライも続き過ぎて感覚がバグりそうですが、今年マジカルミライ初参戦できることは今年しかできないことなので凄く羨ましいです。ボカロのオタク、普段どこにいるかわからん凄くわかる。現代のマジカルミライの祭り感について改めて思いを馳せることができるいい感想記事でした。オタク、初参加レポ書け!!!!

12/10 chia*

chia*さんによるマジカルミライ2021の楽曲コンテストグランプリ曲であるbluesさんのFirst Noteの歌詞考察記事。自分もこの曲初めて聴いたとき、めっちゃマジカルミライの初音ミクじゃん!ってびっくりした覚えがあるのですが、記事の指摘を踏まえて改めて聴いてみると確かにここ数年のマジカルミライ像や初音ミク観を的確かつ繊細に表した歌詞でそりゃグランプリもさもありなんとなるような鋭い考察記事です。先月インターネット居らんかったから部誌読み損ねたのめっちゃ悔しいな…

12/11 明後日

明後日さんによるマジカルミライ2016の感想記事!偶然にも初日やここ数日マジカルミライの記事が続いていて皆マジカルミライ大好きだな!ってなりました。(自分も結局マジミラ2018のこと書いてるし…) 「マジカルミライが現在のマジカルミライに『成った』のが2016年である」という主張から始まるセトリ感想解説は前日、前々日の二人の記事の"現在"のマジミラ像や初音ミク観と繋がるところがあってアドカレ面白れ~ってなりました。ミクの日感謝祭やゴーストルール以前の初音ミク観、ボカロ観は最早当然には共有されない2021年から見たマジミラ2016は改めてマイルストーン的なライブだったんだなぁと嬉しさと同時に、少しだけ切なくもなりました。

12/12 さいころ

さいころさんによるボーカロイドの虚無曲についての記事。虚無最高!世界で一番好きな無です! メジャーの音楽シーンでは中々お耳にかかることが出来ない、また合成音声のボーカルという最大の特徴からして虚無曲とボカロの相性は抜群ではあると自分も常々思っていましたが、選曲が正直自分が想定していた虚無とはかなり違っていたので(Void並みにdowner成分が強い?)人が感じる虚無ポイントって実はかなり個人差ある!?となるナイス虚無曲記事でした。みんなもこの記事を読んで自分の虚無と向き合おう!!

12/13 ウィリアムEB.

ウィリアムEB.さんによるネタ曲投稿祭に参加した感想記事!ネタ曲投稿祭、規模からしてもボカコレに引けを取らないほどの2021年のビックなボカロ関係のイベントでしたが、その舞台でボカロPデビューしたウィリアムEB.さんの身に起こったアレやコレの顛末、思わずうんうん、これもまたボーカロイドだね!と言いたくなるようなどこか懐かしい感じのニコニコ動画の話で面白かったです。今後の活躍にも期待しています!

12/14 サル@鎖音研究生

サルさんによる2021年のCD紹介記事!2日目の月子さんとは趣が違った、DJとして活動しているサルさんらしい、一枚ごとの軸やコンセプトが明瞭なアルバムを中心にセレクトされていて流石だなあと思いました。HATSUNE MIKU Digital Stars 2021 Compilationは最高。あと新世界空気系ヤバすぎてひっくり返っちゃったので全員聴いてください。ボカライフ現地行きた~~~~い!!!!!

12/15 フォルテ

フォルテさんによるプロセカのMEIKOガチャに一人果敢に立ち向かった戦記メモワール。ガチャという巨悪に関しては絵を描けば出る、祭壇を作って祀れば出るといった俗信が世の中には蔓延っていますが、この記事は覚悟も行動力も半端ではない、手に汗握る挑戦談となっており、ガチャに苦しむ全ての人に勇気と希望を与えるような記事になっています。衝撃の結末に感動の涙が止まらない…!やはりガチャは悪い文明!粉砕する!!!!!!

12/16 さかじょん

さかじょんさんによる「ここすき」な「音」についての話の記事です。世の中には曲中にTechno Trance Essentialsのようなある特定のサンプルパックの音を曲中に発見しただけで気持ちよくなり暴れだす人種が少なからず存在することは有名ですが、今回の記事は自分の好きなボカロの声やクラップやキック等の音作りなどを分析して、曲を作る人の個性やこだわりを感じられる「音」を見つけてみよう!となるような相当フェチポイントが高めな記事でした。軽率にここすき言っていこうな!

12/17 御丹宮くるみ

御丹宮くるみさんによるボカロリスナーを職業にする話!?おにくるちゃん初めて見かけた時はヤベェボカロリスナーJKおるな…と思っていたのですが、いつの間にかラジオ出たりテレビ出たりされていて思わずつよすぎるかてませんと五体投地してしまいました。この記事はそんなおにくるちゃんのボーカロイド狂人くるいんちゅっぷりの一端を覗かせるだけではなく、ボカロリスナーへの熱い激励文であると感じました。。この記事を読んだボカロリスナーからおにくるちゃんに続く逸材が出てくることが楽しみです。自分は果たしておにくるちゃんの高みステージに追いつくことはできるのでしょうか…

12/18 綿麻

ピノキオピーがアイドルユニットTask have Funに提供した楽曲「ぎぷす」について 首を長くして待ちましょう

12/19 茜涼夏a.k.a泡沫たんぽぽ

茜涼夏さんによるVOCALOIDと歌ってみたの話2021!茜涼夏さんは最初のアドカレのときもVOCALOIDと歌ってみたの記事を書いてもらいましたが、今回の記事はVOCALOIDと歌ってみた曲の中ではかなり特別な立ち位置感があるBUMP OF CHICKENrayについて、プロセカでのカバー版が出たことの意義と感想を通じて、ついに時代がここまで来たか…と感慨深くなってしまうような2021年に相応しい記事でした。この記事を読んでみて改めてレオニ版聴くと、心の距離の近さの質感が2021年だな~~ってなっちゃいました。このカバーを踏まえてこれからのVOCALOIDと歌ってみたがどんなものが出てくるのか期待しちゃいますね。

12/20 楽宮

楽宮さんによるノスタルジックドリームガールの歌詞のロマンチックさに関する記事!ノスタルジックドリームガール、10周年ってマジ!?今回の記事を踏まえて改めて聴き込んでみたのですが、昔気付けなかったような言い回しや比喩に改めて気づきがありとても良かったです。個人的にロマンチックとかアモールみたいな感性に疎いところがあるので、この記事で自分もロマンチック少し理解したになれただろうか…

12/21 みゅう

みゅうさんによる出戻り組から見た2021年のボカロの雑記記事!  長いこと特定のジャンルを追ってるとジャンル内での闇の側面を直視したり、外野が煩かったりで嫌になっちゃうことがあるのが世の常ですが、そういったモノと折り合いを付けて離れたりまた始めたりした分、わたしたちはすこしだけつよくなってると信じています。自分がひたすら壁と話ながら人生とかやっていくタイプなので、人の縁で強くなっていけるのは、自分にない強さでいいなぁとなりました。VOCALOIDは死なない。そう言いきれるのはきっと強くなれたんだなって思います。

12/22 B,F

B,FさんによるVOCALOIDよれよれ曲の紹介記事!ニコニコ動画でボカロ曲を聴いていたら一度は出くわすであろう、VOCALOIDよれよれ曲というタグの付いた不思議な曲達、それはボカロ曲の懐の深さの最深部であり、ボカロ曲の幅の広さの最前線であり、そしてなにより自分自身の関心の壁や凝り固まった観念をほぐしてくれる最高の楽曲の宝庫である、なにより聴いて面白い!となれるような曲なんだなぁと改めて思いました。急によれよれ度とかいう謎の尺度が出てくるのも良かったです。とろぉりぃさんは過去の年10選に入れるほどなので皆も他の曲聴いてくれよな!

12/23 海鮮焼きそば

海鮮焼きそばさんによる、創作とボーカロイドについてのお話です。人間皆アーティストみたいな空気がなんとな~く蔓延って、やれ自分らしく!ありのままに!みたいな綺麗ごとの言葉だけが上滑っていくようなこの時代、自分自身が承認欲求モンスターになり果ててしまうことも珍しくないでしょう。それでもボーカロイドという存在は、そんな哀れな怪物になった僕たちを、怪物になった罪悪感で苦しむ私たちを等しくフラットにしてくれる、強固で透明な器であり、創作する人に寄り添い続けてくれるんだなとなるような再確認が出来るエッセイでした。俺たちは…弱い!!10年経ってもまだボーカロイドの立つ地平に立てていない…

12/24 井上 春

井上春さんによるボカロを聴いたことが無い人に「始めてボカロ曲を聴いた感想」を書いてもらった記事!?今でこそボカロの存在は一般的でありそうな錯覚はしますがテレビでの曲名/ボーカロイドの表示しかり、2021年現在それが若い世代であっても特段普遍的な存在では無いことをボカロリスナーは忘れがちです。そういったボカロに呪われた我々だからこそ今回の記事ような初めて意識的にボカロ曲を聴いてみた避けていたけど初めて聴いてみたみたいな話を定期的に摂取して時代と整合性を取って行きたいし、何より読んでおもしれ~となるような気合と迫力がある記事でした。先にボカロ歌ってみた聴かせて、その後原曲聴かせるみたいな記事の現代版みたいな記事読んで見てぇなともなりました。

12/25 nanca

nancaことcannaさん(??)によるニコニコメドレー「好きな曲繋いで重ねたらAIきりたん達が歌ってくれるってマジですか?!」の紹介記事!!ニコニコメドレー、ニコニコ動画では組曲『ニコニコ動画』の系譜を連綿と受け継いできたメドレー作品が毎年数多く作られているのですが、この動画はAIきりたんを始め、合成音声ソフト揃い踏みで曲を繋いでいくさながらボカクラ状態の最高のカバーメドレーになっています。キリトリセンの所がGUMIとAIきりたんなの胸アツ過ぎる。余談ですがGUMIと調声を担当してるにとろくさん(実は昔からの相互フォロワー)は実はかなり強いボカロリスナー兼ボカロP兼ニコニコメドレー作者なのですが、是非普段ニコニコメドレー聴かないって人は是非にとろくさんのニコニコ十五周年漂流記も聴いてみてください。ニコニコメドレーはいいぞ。

おわりに

そんなわけで  #ボカロリスナーアドベントカレンダー2021  一枚目まとめでした!2021年、今年も色んなことがありましたが皆さんにとってどんな一年だったでしょうか?個人的には色々あって中々ボーカロイドと向き合えなかったってなった割に、膨大なヤバイ新曲だったりイベントだったり展開が多すぎて今年もボーカロイドなんにもわからんかったな~ってなるような一年でした。でもこんな状態でも2022年はやってくるので、ボカロリスナーの皆さんも、そうでない皆さんも2021年のボーカロイドに手を振って、2022年のボーカロイド、やっていきましょう。 
改めてメリークリスマス!obscure.でした。

#アドベントカレンダー2021



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?