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virginwolfの詩

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ここには詩だけを。
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#コラム

夜の真ん中カモンカモン

夜の真ん中
星があった
空を眺める時
何もかも
奪われる
空は海賊だから
空に心を委ねる
宇宙だけは
本当のロマン
宇宙こそ
本当のロマン
星が瞬いてた
キラキラと
生きてるように
瞬いて
瞬いて
この星の光は
実はとっくに
死んだ光なのに
生きてるように見えた
死んでも
生きてるのかしらん?
それならば
人もそうかな
死んでも
瞬いてるのかもしれない
私には見えないだけで
何処かで
瞬いて
瞬い

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SNSについて

日曜日から一切のSNSを見るのも開くのもやめた。
SNSで使う時間と脳の関係。
馬鹿になる。
元々絵を描いて詩を書いて物作りとギターをしてた人間だったがSNSにコントロールされてその愛おしい習慣が消えた。これは大事なので、またやり直し。
人生やり直してばかりだが、気がつく事が最も大切。
それが遅くても気が付かないよりマシ。
取り敢えず1週間この次の日曜日までSNS一切開かない。
朝起きて家事をした

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きらい

きらい

きらいは伝染する
すきも伝染する
なのにどうして
愛だけは
伝染しないんだろう

きらいは二度と会わない
すきはまた会いたい
なのにどうして
愛だけは
離れられないんだろう

愛に軽率さは通用しなくて
愛は見抜く
人の生きる一生で
本気で愛を何度もする人は
恵まれた稀有な人

愛はわたしから全てを奪うし
愛がくれたものは今でも涙する

きらいになりたい
すきで留めたい
なのにどうして
愛は永遠に続

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髪切り

あなたの髪を
切ってくれる人が
今いるならば
あなたの下に
新聞を敷いて
ハサミを持ち
切ってくれる人が
その人は
あなたを
こころから
愛してる人だから
大切にしなさい

キスやSEXだけでなく
髪を切ってくれるなら
あなたを愛してるのです
あなたの髪だけでなく
あなた全てを良くしようと
その手にかけるのですから

落ちた髪を拾い集め
新聞紙に包んで
あなたのうなじに付いた
残り髪をはたく
チク

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ノータイトル

令和元年12月1日

遠くなってしまった
愛をここに戻して
泣いた分だけ笑いたい
消えた日々の分笑いたい
涙は枯れたら水も出ない
頬が引き攣り水は出ない

心が腐ってしまったら
手も足も腐ってくる
射す陽が眩しくて出れやしない
毛布が恋人に変わった
誰にも上手く合わせられない
言葉は武器になり傷をつける
ごめんねと言うことさえ
難しくなってしまったら
心聞かずして自ら離れる

寂しいの

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ここに天国 外は地獄 空に貴方

ここに天国 外は地獄 空に貴方

笑ってみた

笑えた

空にかけた橋から

会いたい人が降りてくる

上手く笑えた

会いたかったの

言えるのはそれだけ

時間は2分

ウルトラマンかよ

後ろ姿をミオクル

空の橋が消えてく

見えなくなる

見えなくなる

手をぎゅっと噛んで

堪えて

私も家に走って帰る

振り向きもしなかった

後ろ姿は凛としてて

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ベアーフット(Bare feet)

ベアーフット(Bare feet)

私の薔薇
美しく
私の世界
悲しく
私の花
逞しく
私の人生
激しく
苦しい
何もかもに
疲れた時
靴を脱いで
花も捨てて
私は立ちたい
還元の海の前に
靴も脱いで
素足になり
ベアーフット(Bare feet)は
砂を感じるだろう
その時私の心は
何を映す
私の愛
あなたの愛
薔薇への愛
花への愛
鳥への愛
自然への
地球への
愛が全てを支配する
愛が全てを狂わせる
正しい道に誘う愛もあれば

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