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経済を深謀遠慮する


1 挨拶

 皆さん、こんにちは。
 今月の10月は「noteクリエイターフェス2023」が開催されております。皆さんが楽しめることを心より願っております。

2 経済の本格的な研究の下準備

2.1 「調富」という思想

 さて、ここ数日、拙作『断金之交 ポストコロナの医学的な社会開発と抜本的な社会変革の為の提言集』の執筆の為の研究活動を進めて行く中で、経済に対する好学・向学・志学がより一層高まりました。

 最初の拙作『愛国心 伯胡への書簡集』に著述し、そして自分の哲学体系の重要なものの一つである「調富」(富を調える)は、正に経営並びに経済に関することです。

拙作『愛国心』p.204

 以下は拙作『愛国心』の一部であり、そして「調富」の哲学・思想です。

「有用化」とは、即ち「意味付けて、役割を与える。」である。「有利化」と は、即ち「時間当たりの効果と空間当たりの効力を高めて、価値を与える。」 である。「有益化」とは、即ち「本質を引き出しては、実存性を多様化させて、 意義を設ける。」である。

拙作『愛国心』p.152

家政には、以下のように、七つの重要事項がある。
一、家事を労働にして、皆で協力して実行することで、財産の大切さと他者の 苦労を学び知る。(家事の労働化と協働)
二、家計の情報を共有して、皆で協議して決定することで、欲望の節制と謙譲 の心を学び知る。(家計の共有化と共同参画)
三、貯蓄が可能である理由を皆で学び知り、貯蓄の目的を皆で明確にして決め ることで、労働の必要性と目的意識の重要性を学び知る。(貯蓄の共同管理)
四、消費において、各個人の自由を最大限にしつつ、情報の秘匿を最小限まで抑えることで、個人主義と集団主義を学び知る。(消費の透明化と健全化)
五、学問を第一の投資先として、教養を高め、体操を第二の投資先として、体 力を高め、娯楽を第三の投資先として、喜楽を増やし、家財を第四の投資先と して、交流を第五の投資先とする。(投資の本末の確立)
六、率先して黙って勉強し、率先して楽しく学習し、率先して博 ひろ く学問に努め 励み、意欲的に確り知識を実践へと移す。(学問の日常化)
七、問い続けて学び知り、考え続けて行い知り、思い続けては苦しみ悩むこと で、率先垂範・率先躬行・率先励行する。(不言実行の教育の実現)

拙作『愛国心』p.153

教育においては、以下のように、三つの重要事項がある。
一、外界における時間の有限性と、内界における時間の無限に限り無く近い有限性を教えること。(時間の教育:意志決定と想像力の必要性と重要性) 二、外界の制御は実質的に不可能であり、内界の制御は極稀に可能であると教 えること。(空間の教育:環境への依存を止めて自分自身を頼りにすること)
三、心は物と事の本(生体と生命活動の根源)であり、体は第一の物(最大の資本)であり、技は事の要点(個性の発揮と価値化)であることを教える。

拙作『愛国心』p.153-p.154

経営には、以下のように、四つの重要事項がある。
一、人心を安定させて、人意の現出させ、人権を尊重して、人徳を鍛錬する。
二、哲学の書物を第一に、実務の書類を第二に、実利の契約書を第三にする。
三、金を用いる者は脳ではなく心にし、金を求める者は体ではなく徳にする。
四、口を閉じては、目・耳を全開にして傾聴し、意を止めては、心を静寂虚無にして、熟慮し、歴史を学んでは、己の経験を超越して、時空と一体化する。

拙作『愛国心』p.154

経済には、以下のように、十の重要事項がある。
一、資財よりも人財を、物質よりも精神を、空間よりも時間の方を重んじる。
二、哲学の大功を経済へ、経済の功績を教育へ、教育の功績を文化へ活かす。
三、生理欲求や安全欲求、社会的欲求や承認欲求に囚われないようにして、損 する時空を脱出し、自己実現と自己超越を目指して、得する時空を創造する。
四、物ではなく事を見、形式ではなく内容を観、結果ではなく諸原因を視る。
五、学問を低価格で高品質な上級財として、その実践をさらなる効用とする。
六、欲求ではなく意志が、不満ではなく挑戦が、苦痛ではなく喜楽が、詐欺ではなく正直が、欠乏ではなく希望が、利欲ではなく徳義が、市場を調整する。
七、政府が公正で法令に実効性があり、人民が主体的で市場に多様性がある。
八、哲学が実用的かつ日常的で、教育が多様かつ柔軟で、学習が幸福である。
九、法の効力は正義感に、商品やサービスの質は善意に、比例して向上する。
十、欲し求める前に学び考えては問い質し、作り売る前に学び知っては慎む。

拙作『愛国心』p.154

金融には、以下のように、八つの重要事項がある。
一、「合法性」即ち、公明正大な政府が施行する法令に遵守していること。
二、「合理性」即ち、資金が無責任や浪費癖がある人間に流通しないこと。
三、「正当性」即ち、営業や契約等の手段や方法に不正や詐欺が無いこと。
四、「信頼性」即ち、必ず融資によって個人の成功と企業の黒字があること。
五、「真実性」即ち、情報が多様かつ正確で、資金の運用が明確であること。
六、「社会性」即ち、個人の不正・派閥争い・社内対立・閉鎖性が無いこと。
七、「持続性」即ち、恒常的な技術の開発と、資金の流動の公平化と多様化。
八、「多様性」即ち、社会的企業や社会福祉事業等の正常化と、高度な発展。

拙作『愛国心』p.154

政治には、たった一つだけの最重要事項がある。それが「徳」である。

拙作『愛国心』p.154

 このように、自分は、経済の根本である「欲求」と末端である「需給」そしてその連続である「社会的な生命活動」に洞察することに努め励んで、以上のように著述しました。
 拙作『断金之交』の執筆の為の研究を通じて、経済を理解しては研究する必要性・重要性等をより一層、自分は学び知りました。
 そして、以下のように、理財・投資・経営・経済等に関する拙作とその大まかな構想を完成させました。

-理財に関する拙作-

 以下の二つの拙作は、前述の通り、今後の移民並びに多文化化・多民族化多様化・多元化する社会・経済・国家・文化における経済成長並びに経済発展への貢献と、戦争犯罪と社会的犯罪の哲学的な防犯に関するものであり、一種の富国論である。

『断金之交』

『徳九層倍』

-投資に関する拙作-

 自分自身も、十二分の生活費と蓄財、そして研究活動・執筆活動の進歩的な持続の為に、投資を研究と実践していきます。それを書籍化したのが以下の拙作となります。

『義以為上』

-軍事⇔経営/経済(軍民両用)に関する拙作-

 拙作である軍事著作の重要なポリシーは、「『反戦主義と平和主義に基づくこと』と『軍民両用』に基づくことです。以下の通り「一部の」軍事著作・政-経-教-戦小説についてご紹介いたします。

『統帥綱領』

『治兵護国』

『トロピコのリーダーシップ』

『トロピコ市民共和国』

『六親協和』

『軍民愛国』

-労働者と経営者の協和・融合・一体化等に関する拙作-

 従来の「政治は君主や官僚のもの」等と言われていたように、ほとんどの政治体制は君主制・貴族制・官僚制・独裁制等であった。しかし今日、周知のように、民主制・共和制・法治・人権思想等、「政治は人民のもの」が多数となった。(少なくとも形式的・法的には…)そして、「政治学」や「帝王学」等は、決してごく一部のエリートの人々だけではなく、一般の大衆も極めて容易に学ぶこと出来るようになっている。(しかし実際に学ぶかどうかは別の問題である)
 それ故に、思うに、経済学、取り分け経営学もまた、もはや決して経営者のものだけではなく、労働者のものになるのだ。そして、かつての産業革命から冷戦に至るまでの、いわゆる「階級闘争」等、無産階級(労働者や極貧層等)と有産階級(経営者や富裕層等)等の熾烈で暴力的な対立を経て、今日があるが、その悲惨な歴史を猛省しては、新たな歴史を創造していくことが大切ではないでしょうか?そう、「労働者と経営者の協和・融合・一体化等」の歴史を。そしてもっと突き詰めて言えば、経営の対象はもはや「組織」だけではなく、個人自身が経営者として「自身の心身とその人生」を経営の対象とすることになるであろう。この想いから誕生したのが、以下の拙作です。

『忠勤報国』

『労働者自主管理』

『善戦健闘』

-社会・報道・環境・正義等に関する拙作-

 いうまでもなく、経済とは社会活動・社会現象の代表的なものの一つである。そしてその活動・現象の不可分の構成要素は情報並びに知識であり、そして、一種の人為的で動的な環境です。それ故に、身体の脳に感覚器や神経、心肺に血液と血流等が正常・順調・活発でないと、不健康・発病・重篤等に陥るように、社会・報道・環境の不断の改善・改正・改新・改進等が必要不可欠にして重要不可欠である。そうしなければ、経済の悪化に退廃、そして恐慌に崩壊へと繋がるのです。それ故に、以下の拙作を生み出しました。

『克己復礼』

『信義誠実の原則』

『情合新聞』

『社会化』

『徳都市』

『正義』

-政経・政教に関する拙作-

 そして以上の拙作の完成を通じて、いよいよ以下の通り、経済に関する拙作を完成させていく計画です。このような計画を立てたのは、生命体の身体の器官を理解してこそ、生命活動を理解できるようになるように、社会の各々を理解してこそ、経済活動を理解できるようになるからです。

『本立ちて道生ず』

『拙作琢磨』

『主体的経済観念・社会的市場経済・愛国的市民社会』

『文章経国』

『ドイモイ』

 こちらの拙作は、自分の経済学の集大成となる拙作であり、そして取り分け、この拙作がこよなく愛する我が祖国ベトナムと日本に決定的な好影響を及ぼすことを切に願っております。

3 結語

 学ばなければならないことがまだまだ余りにも多く、追えども追えども、決して追い付かないものです。だからこそ、確りと追い続けます。
 さて、来月までに研究活動を完了させて、年末までに拙作『断金之交』を完成させて出版できるように奮励努力します。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。