マガジンのカバー画像

海外での思い出いろいろ

46
海外での思い出深い話をまとめています。
運営しているクリエイター

#海外生活

ソウル2003年*銭湯の卵

ソウル2003年*銭湯の卵

韓国の住宅には湯船が付いてない場合が多かった。そのため銭湯、サウナ含めたチムジルバンという韓国の温浴文化が充実したとたしか聞いた。

庶民が集う銭湯的なものから、高級エステ美容まで含めたもの、大人数収容型などなど街には様々なタイプの施設があった。

私とメロンも、平日はシャワーだけなので、週に一度近所の銭湯へ行った。ただ、ここは湯船が適温でなく(水、超ぬるま湯、高温の3つ)ゆっくり浸かれない。

もっとみる
ソウル2003年*個性あふれるバス運転手たち

ソウル2003年*個性あふれるバス運転手たち

バス運転手が自由奔走過ぎた。

なかでも最高にロックな運転手。彼はバックミラー付近になんとヌードのブロマイドを貼っていた。昔のアメリカ大人雑誌『PLAYBOY』の表紙みたいなの。と、ハリウッド女優ピンナップも。一時期流行ったネオンギラギラ長距離トラック運転席かっ裏手ツッコミしたくなった。

それだけじゃない。

停留所でやおらバスから降りてタバコを吸い始めたのだ。勝手にタバコ休憩。あらら、ところで

もっとみる
ソウル2003年*バス。ほんとにコケる(コケた)

ソウル2003年*バス。ほんとにコケる(コケた)

2003年、ナウイ街だったソウル狎鴎亭のイタリアンにて、滞在数年の友達から聞いた話。

雨の日。後部座席の方から降りようと立った瞬間の急ブレーキに見舞われる。雨に濡れた床だ。滑って尻餅をついたら、キャー!

そのまま運転手隣までスライディングをした。

その時点でもありえないが、さらに信じられないことが。後方から自分の隣までスライディングしてきた彼女に向かって、運転手は呆れたように

「自己管理が

もっとみる
ソウル2003年*初めての韓国バスは噂通りの暴れん坊

ソウル2003年*初めての韓国バスは噂通りの暴れん坊

【韓国バスの話です。まとめようと思いましたが3回ぶんありました。笑。昔は、信じられないようなこと多かったですが、昨年ソウルで久しぶりに乗ると、違う国かと思うほど、笑、安全快適なっていました。】

子連れ異国生活では時間に追われて、ニュースの天気予報をゆっくり見る時間がない。

ただ、マイナス10度や5度となるときは、会う人会う人が(買い物したお店の人などが)

「明日は気をつけて、寒くなるよ」

もっとみる
ソウル親子留学2002年⑤ロッテワールド

ソウル親子留学2002年⑤ロッテワールド

寒波がソウルを襲う。東京の比じゃない、なぜこうも寒いのか。(ただの寒がり説あるけど)緯度は東北と同じくらいだが、シベリアからの強い寒気団が流れ込むらしく、そう言われるとなるほど納得。ここは大陸だ。

寒過ぎて4歳のメロンが、近所の公園で遊ぶことが出来ないので、ロッテワールド遊園地へ行ってみることにした。

ディズニーと同じで、夕方からのチケット代が安かった。【夕方チケットは、今現在あるか否かは分か

もっとみる
ソウル親子留学2002年④棚からぼた餅物件現る

ソウル親子留学2002年④棚からぼた餅物件現る

部屋探しが難航するなか、結婚前に働いていた会社のソウル支社へ挨拶しに出掛けた。

韓国留学を考えたきっかけのひとつ。

夫と知り合ったのもこの会社で(以前書いたのは↓忙し過ぎ夫と子供の話)

ここはエンタメ系の会社で、辞める前に関わったのが、Kポップ歌手を日本で売り出すプロジェクトだった。

だが、当時はまだ日本の受け入れ態勢整っていなくて、結果、彼らが日本でヒットすることはなかった。ちょっと早過

もっとみる
ソウル親子留学2002年②翌日移動と感謝の出会い

ソウル親子留学2002年②翌日移動と感謝の出会い

翌日コンドミニアムに戻ると、アリはさらに増えていた。

部屋を替えて貰おうかとも思ったが、廊下にもいたので(季節的な繁殖か)これは建物全体にいる気配が濃厚だと判断。

出よう。

少し高くなるが、検討していたもうひとつの江南側コンドミニアムへ移ることに。

宿のおじさんは外出中で、対応はその息子さんがしてくれた。キャンセル料なく一泊分のみを支払う。ホッ。

しかし昨日の下り坂は今日の上り坂。
大荷

もっとみる