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ソウル親子留学2002年⑤ロッテワールド



寒波がソウルを襲う。東京の比じゃない、なぜこうも寒いのか。(ただの寒がり説あるけど)緯度は東北と同じくらいだが、シベリアからの強い寒気団が流れ込むらしく、そう言われるとなるほど納得。ここは大陸だ。

寒過ぎて4歳のメロンが、近所の公園で遊ぶことが出来ないので、ロッテワールド遊園地へ行ってみることにした。

ディズニーと同じで、夕方からのチケット代が安かった。【夕方チケットは、今現在あるか否かは分かりません】

地下鉄でロッテワールドのあるチャムシル駅へ。コンコースで繋がっているので初心者でも分かりやすい。

メロンも大喜び。

園へ入った瞬間、綿菓子やポップコーン売り場へまっしぐら。アメリカなみに派手な色の綿菓子をゲットした。真っ赤な着色料が、メロンの舌から唇までを染めていく。また大きいから減らない。

このままではメロンの内臓まで染めてしまいそうで途中で取り上げあとは私が食べた。

バブル期の厚化粧ナオンになった。


子供用のクラッシュカー、メリーゴーランド、アスレチック広場。飛び跳ねるように移動する娘の姿をみて母は安堵。急な環境変化で子供心にストレス溜めていただろう。

と、メロンが小さな女の子と手を繋いで、アスレチック広場を歩いている。

あれ?
現地の子だよね?
どやって話してるんだろう。

近付くとメロンは「OK!OK!」のみ連発。いったい何がオッケーかは分からないが。

韓国の子は、メロンよりもっと幼なくて発する言葉も短い単語ばかりだが、しきりにメロンへ話しかけている。

OKと単語の応酬だけで、なんともスムーズに意思疎通をはかり、おまけに何がおかしいのか二人でずっとクスクス笑っている。

メロンが女の子のママに聞く。

「ワン? ツウー?」

「あ、この子はね2歳よ」

そのママが指2本で、メロンに示す。

と、メロンは自分を指差して

「フォー!」

同じように手で示してニッコリ。

「あら〜4歳なのお?」

おおっソウルに来て1週間ほどで
私より先に現地の人とコミュニケーションが出来ているではないか。

メロンよ。アンタはエライ!



屋内遊具が多く、天候を気にせず遊ぶことが出来るベリーGOODな遊園地ロッテワールドへは滞在中もよく遊びに行った。 

フードコートがあり、子連れにとってはまさに〈困ったときのロッテワールド〉だった。ありがとう。

              続く

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