どっちが…
2024年 8月12日(月)
昨日の景色…
〈気になる記事・後半…〉
日本より酷い、フランス人《同調圧力》の実態…じつは、フランスの暮らしは「想像以上に大変」だった!
(記事本文抜粋…)
元国連職員で海外事情に明るい谷本真由美氏によると、フランスで暮らすには、日本よりもはるかに厳しく身なりをチェックされるようです。
自分の個性を主張する権利
日本人で出羽守(海外の事例を引き合いに出す人)と言われる方のなかには「フランスは日本より自由! みんな好きな服を着て好きなメイクをし、同調圧力がなくて自由なの。さすが大人の国ね!」と言い張る方がいます。
そのような方は、おしなべてヨーロッパへの滞在時間が短く、さらに普段は日本人としか付き合っていないのかもしれません。
フランス人は他人の見た目に対しておそろしく同調圧力が強く、特に女性に対しては日本以上に要求が厳しいです。フランスでは女性は肌を見せるのが当たり前で、見せない人はおかしいと思われる文化があります。
それが若い人だけではなく、ある程度年齢がいった人でも同じです。 日本なら中年や熟年の女性が胸の開いたシャツを着ているとギョッとします。水着も胸を強調したり、お尻のカットが深かったりすると、日本ではとても着られません。そのすべてを着るのがフランス人です。
なぜフランス人女性は肌を出すのが当たり前なのか――。
それは1960年代に盛んだった「古いフェミニズム運動」の名残なのです当時のヨーロッパではフランスだけではなく、ほかの国でも女性の解放運動が盛んでした。
それまでは肌の露出が控えめでスカート丈も長く、ふんわりとしたブラウスやワンピースがファッションの主流でした。性の解放の流れを受けて体の線を出す、短いスカート丈、これらが「女性が自主的に自分の個性を主張する権利」の象徴となったのです。
その流れを受けてイタリアやスペインでも、フランスと同様に肌を露出するファッションが自由のシンボルとなります。トップレスが流行ったのも、そのトレンドに沿ったもので、肌の露出を避ける人は「自由を否定している」とみられてしまうのです。
そのため、フランスではイスラム教女性が公的な場で、ニカブやヒジャブといった顔や髪の毛を隠す被り物をすることを禁止し、プールでも全身を覆うイスラム教の女性用水着、ウェットスーツのような感じのブルキニを禁止する自治体もあります。
とはいえ、このような流れは今の若い人のあいだでは下火です。彼女らは自然なフェミニズムを好み露出系のファッションよりも、ゆったりした服やボーイッシュな服、スポーツウェア系が人気でトップレスも減っています。
このように若い人の意識が変わる一方、オフィスや公の場では女性は常にセクシーでなければならない、という意識が根強く残っているのです。
人の目を気にしすぎて精神的な疲労がスゴい
フランスの職場では、きれいな格好をしていないと周囲から白い目で見られ、髪型や服装にはかなり気を遣っていて、日本よりもはるかに大変です。フランス人自身も、これはけっこうツラいようで、私が職場で親しくしていたボルドー出身の中年女性は、こう嘆いていました。
「フランスでは、いつもきれいな格好しなくちゃならないでしょ。だから、洋服代がバカにならないのよ。アメリカ人やイギリス人だらけだと本当に楽でいいわ。みんな酷い格好だから美しくはないけど、私も気楽だし、お金がかからないもの」
日本のフランス系企業でも、これは変わりません。以下は、私の知人で長年フランス系の会社に勤務していた方の意見です。
「あなたね、フランスの会社は大変なのよ。こういうタイトスカートをはいてないと、いろいろ言われちゃうし。靴とか時計も細かく見てくるし、服がどうだってボスに言われるのよね。ホントに面倒くさいわ。あまりにもうるさすぎるから、あたし英米系の会社に転職したの」
英米系の会社で特にIT系や在宅勤務が多いところでは、オフィスでもポロシャツやユニクロ系のカジュアル、時にはジーンズが当たり前だったりするので、自国とは違いすぎです。
フランス人は自分だけではなく、他人の服や髪型、スタイルから歩き方まで気になるらしく、ほかのフランス人と雑談していても延々と他人の観察について話しています。
「あの人、歩き方がおかしいわ」
「机のインテリアが酷い」
「話し方にエレガントさがない」
「彼、髪型を変えたわね。ステキ!」
「あれゴルチエの新しいのよね」
といった具合です。
机の上を美しく保つことや、オフィスの装飾にもかなり気を遣います。テレビに登場するフランスのオフィスが美しかったり、フランスの家屋の内装や庭がキレイだったりするのも、他人の目を気にしているからです。
その点、日本は他人に興味がありながら、見た目や家の内・外にはあまりこだわらない人が多いですね。
フランスの感覚では「えっ!?」と叫びたくなるような、雑然とした部屋、庭や玄関、服装の人がいるので、日本は意外と他人の目を気にしない国なのかもしれません。
👉「人の個性」であったり「自由」…。
これでは…
個性の強要のようだし…
自由のようで不自由極まりないですよね…。
そんなフランスの…
他人の目を気にする国民性…。
でもどこか見たことのあるような気も…。
日本の「村社会」における、その他人の目を気にするところとちょっと似てる気もしなくはないです…。
他人の目が気になって、暑くても草刈りだけはちゃんとしていたり…
他人の目が気になって、心の中で思っている事を口に出さず、周りの意見に同調したり…
それでいて、小さい村社会での他人のどうでもいい噂話が井戸端会議されていて、直ぐに広まっていたり…。
フランスほど全然お洒落ではありませんが…
その陰険さはフランスに負けるとも劣りません…。
この記事の女性たちではありませんが…
そんな日本の「村社会」から、若者たちが脱出して帰って来ないのも分からなくはないですし、そんなフランス人のように変わらない・変われない人たちが居残る町や村というのは、やはり必然的に少子高齢化で過疎化の道を辿る運命なのでしょうね…。
このように…
フランス以外の国の人たちには到底分からないフランスなりの問題があるように、この日本にも街の人たちには分からない「村社会」の問題が多々あります…。
ただそれは逆も然りかもしれませんが…
いずれにしても…
どこの国のどんな場所に行っても…
どんなところを探しても…
「郷に行けば郷に従え」
ではありませんが…
自分が変わるしかないのかもしれません…。
他人を変えるより…
自分が変わるほうが早いですからね…。
それでも…
できることなら…
そんな「悪い習慣・慣習」というのは…
やはり改善されるべきですよね…。
そんな習慣・慣習というのは…
死ぬまで変わらないのか…。
それとも…
死ぬまで我慢して待つのか…。
それとも…
「どっちがイイのか…」
「どっちが幸せなのか…」
わたしたち次第ですね…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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