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それが自分の仕事…

2024年 8月14日(水)

今日の景色…

今日の夕方のマコモダケ田んぼ…
いきなりの激しい夕立ちでした…
そして…
水路の水の勢いが良くなったところで…
水路の溝掃除でした…
打ち水で道路も綺麗になりましたね…

〈気になる記事・後半…〉

俳優・真田広之がハリウッドで勝ち取った日本文化へのリスペクト...「それが自分の仕事だ」

(記事本文抜粋…)

真田広之が主演とプロデュースを務めたドラマ『SHOGUN 将軍』(全10回、ディズニープラス配信)を見たか。今年のエミー賞で最多の25の候補にノミネートされ、真田の最高傑作と呼んでもよさそうだ。

ハリウッドでの地位を確立した真田は、アメリカの映画界における日本人やアジア人俳優への認識を変える活動にも力を入れた。そして自分が出演する全ての映画で、いわば「文化アドバイザー」の役割を担った。異質な文化へのリスペクトを勝ち取る。「それが自分の仕事」だと、真田は言った。

脚本を書いたジェームズ・クラベルは75年に『将軍』を書き、大ベストセラーになった。その5年後、『将軍』は日本人俳優を使ってテレビドラマ化され、驚異的な成功を収めた。 ハリウッド映画が異文化を単なる背景として描き、非白人を西洋人ヒーローの引き立て役にする時代は終わった。しかし物語は、まだ西洋人の視点で語られていた。

西洋のための物語でなく

ここで触れたいのが、真田がハリウッドや英語圏の映画に進出するきっかけとなった03年の『ラスト・サムライ』だ。トム・クルーズ主演のこの映画は、日本の文化と歴史にもきちんと配慮しており、登場する日本人はリアルで深みもあった。

ただし私は、あえてこの作品を見なかった。日本国内の権力闘争と近代世界への進出を描きつつも、結局は架空の白人(アメリカ人)がヒーローになるというストーリーに、昔ながらの白人優越意識が透けて見えたからだ。

昔の『チャイナ・ガール』がそうだったように、『ラスト・サムライ』でもヒーローはえらの張った顔の白人で、恐れを知らず高潔なアメリカ人だった。まだ、それがハリウッド映画の鉄則だった。

その鉄則を破るために、真田は『SHOGUN 将軍』を作った。それはもはや白人の、西洋の英雄のための物語ではない。人間の葛藤と野心の競い合いという普遍的な問題に迫る日本の物語だ。全ての文化は等しく重要だが、人間の物語は普遍的であり、文化や人種を超越する。 このドラマは芸術の勝利であり、アメリカの、そしてハリウッド映画の進化の証しであり、真田が真の世界的俳優となったことの証しでもある。

あいにく今のアメリカでは、そんな真田の体現する理想に対し、保守的で暴力的な逆風が吹き荒れているのだが。

グレン・カール(本誌コラムニスト)

👉トム・クルーズと真田広之さんが共演した「ラスト・サムライ」も、もうかれこれ20年も前になりますか…。

その頃から…
もちろんトム・クルーズがずっと一線で活躍して来たのは誰もが知るところですが、この真田広之さんも、日本人でありながらその舞台を世界に移し、今や世界の“SANADA”でバリバリ活躍しているようです…。
凄いですね…。

そしてその今回の真田広之さんが作った『SHOGUN将軍』で、その今までのハリウッド映画の鉄則であった「白人優越意識」というのを取り払い、その文化や人種を超越した人間の普遍的な物語というのを真っ向勝負で表現し成功されました…。

その功績というのは…
その俳優という枠を超えた…
人間・人類としての進化をほどこすもの…。
なかなか出来ることではありません…

まだまだ世界は二極化に進み…
そのアメリカでも、保守的で暴力的な人たちがたくさん居る中で、その逆を生き表現して行くというのは大変なこと…。

でもそんなアウェイの地で…
信念を持つ一人の日本人が、その理想に向かって生きていく姿…。
それは本当にたくさんの日本人に勇気を与えます…。

『それが自分の仕事』

そんなふうに言える真田広之さんはカッコいいですね…。

わたしはその『SHOGUN将軍』は観れていませんが、観なくとも、そんな彼の姿勢と生き様には充分に感動・リスペクトに値すると思います…。

便利な世の中になりましたが…
でもこの世の普遍的なことというのは、やはりじっくりと時間をかけないことには、なかなかその結果・成果を出せないところ…。

それでも…
そのひとつの人生で…
その普遍的な問題のひとつでも解決に向かわせることが出来たとしたら、それは本当に大成功な人生と言えるでしょう…。

『それが自分の仕事』

わたしもいつかそんなセリフ言ってみたいですね…

〈気になる記事・前半…〉はこちらから…


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