🎬ファースト・マン 241本目 23.04.22【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は
【 #ファースト・マン 】
でした。
Amazon Prime 鑑賞
※見出し画像引用 https://www.video.unext.jp/

2019.02.08 公開　　１４１分
第91回アカデミー賞 視覚効果賞 受賞
　　　録音賞 音響編集賞 美術賞 ノミネート
2019 ゴールデングローブ賞 作曲賞
その他 受賞有

出演 #ライアン・ゴズリング さん #クレア・フォイ さん
#ジェイソン・クラーク さん #カイル・チャンドラー さん
#コリー・ストール さん #クリストファー・アボット さん
#キアラン・ハインズ さん #オリビア・ハミルトン さん 他
原作 #ジェームズ・R・ハンセン さん
『ファーストマン: ニール・アームストロングの人生』
監督 #デイミアン・チャゼル さん
脚本 #ジョシュ・シンガー さん

Filmarks (…だけ 0.1刻み) では 23.04.22 時点では 3.6
私的にこれは 3.9 すごくリアルな疑似体験でした☆
※Yahoo!映画 3.8　映画 .com 3.5　WATCHA PEDIA 3.3
（※私的採点1最悪 2つまらん 3普通 4かなり良 5最高☆）

宇宙映画ですね。
そして、実話を基に…です。


初めて月面を歩いた、
ニール・アームストロングさんが

どのようにして宇宙飛行士となり、
どのようにして月面着陸に至ったのか…を描いています。



宇宙映画……ですが、
割と最近観た宇宙作品たち…は、、、

「まず、宇宙には行けてて、慣れてて、行き放題」笑
…みたいな、

宇宙には普通に行ってる…その上で、、、な、
そんな映画が多かったように思いますが、


この映画は、
宇宙に、月に、行くために……

どれだけの時間とどれだけの準備と
そしてどれだけの犠牲があったか……を

まざまざと観せてくれています。



そして……
緊張と緩和……これが凄いです、この落差が。

映像と音が、、、

この映画ほど……

画面が揺れた回数時間と音のうるささ……
画面が定点で映像も静か…無音……みたいな、

この落差の大きい映画、
他に無いんじゃないでしょうか？


そーのぐらい、
めーっちゃ、ガタガタガタガタガタガタ…………………..
はーげしいです。


なので、全然スムーズじゃありません。
アワワワワワワワワワワワワワワ……………………………


って、
ロケットとかに一緒に乗ってる感じになって、
もう画面がガタガタ揺れ放題ですから、

画面酔い…するほどは動かずに、
ガタガタ、してます。そしてガタガタ、音がしてます。


あの映像は……カメラを小刻みに揺らしたのだろうか…
素晴らしいほどリアルな臨場感、ですよ。
冒頭とかのシーンも、息を飲むほど、です☆


あれは……実際の現代のロケットに……
窓の外を撮影してもらって…？そんな映像があって？？

あれ……実際にどんな風に窓外が見えてるか……を、
想像で作って…いたら、本当に凄い☆


そして……あの没入感……
これにハマれると……
ちょっと恐怖感が出ますね。


やっぱり、なんでも「初めての人」って…
すごいですよね。
気球…でもそうだし、飛行機もそうですよね。


私たちは普段、
「安全です。何度も実験もしてます、飛んでます、
いつも日々動いてます。」……を伝えられて、

理解して、慣れて、それで乗っている。。。

それでも飛行機など、
信用できずに恐怖でいっぱいになって…乗る人、
はたまた乗れない人…だって居る。

これをですよ？

ガタガタガタガタ……ミシミシミシミシ………
ギシギシギシギシ……こうやって
揺れるわ、狭いわ、うるさいわ、安全保障無いわ、、、

それに、機器の不調、整備ミス、セッティングミス…
人為的なミスだって、されないとは限らない。。。

そして仲間が死んだ経緯もある。。。

その上で、行く。。。


あれって、普通の神経じゃ絶対無理ですね。
これを、改めて思い知らされましたね。
ホント、それを感じる映画でした。



だってもう……
人間二人がやっと入ってる狭～い中に入って……
その囲いの外は、空気が無いんですよ？？
すぐ、一枚隔てただけの外はもう、空気無い！

ガッタガタしながら辿りついて……
でも、安定せずにフワッとしてる。。。
ちょっとでも何かあれば、、、、
それにどこかに飛んでいってしまえば……戻れない。

こーーーーわっ！！！！



なんか、あれと似てる感じ、しました。
車のガソリンの…
エンプティランプ…給油ランプですね。
あれって、点いてから…
さらに約５０ｋｍは走れる…って言われてますね。
高速のガソリンスタンドがあるサービスエリアが
５０ｋｍおきにあるから…って聞きますよね。

あれ皆様……どのぐらい勝負ｗします？？
５０ｋｍって…相当な距離ですからね。
なのに、
「もう、ランプ点いたら怖くて
　すぐ給油しないと無理！」…な人、意外といますよね？


私、割と勝負師なので？笑、
ランプが点いた時の距離からカウンターゼロにして…
かーなり、攻めたりもしたことありますｗｗｗ
あと５ｋｍ切ってたぐらいまで笑　ドキドキ、、、ｗ

あの感覚ｗの数倍……？
ギリギリの燃料を積んでて……で
宇宙に行くんですよ。
だから、変な方に飛んでいったら……
頑張って戻ろうとしてるうちに……
地上に戻るための燃料、無くなって……なんですよね。



あと、ちょっとネタバレになりますが、

無重力空間で…回転すると…止めない限りは
ずーーーっと永遠に回り続けるって言いますよね。

たぶん、
あの感じに…宇宙船の部分がなっちゃうシーン……が
あるんですけれど、

あれは……遊園地のコーヒーカップで 笑、
超高速で回されて…誰も止めてくれない…感じ？の数倍？
で、気絶でもしようもんなら……
もうそのまま…おさらばですよ。。。



いやいや本当に……
安全性が何も担保されてない物に乗って……行くって、
本当に凄まじいこと、凄まじい精神力があって、、、

いや、本当にすごい。



そしてもう１つ。
この映画の中では、数人が亡くなります。
それもまた、もちろん作り話では無く、
実際に亡くなってしまった人を描いていますね。

その中には、
宇宙飛行士の方も。
発射準備の中で。。。

なので、
安全性が担保されない、プラス、知った人間が
それで死んでるもの。。。の次に乗る。。。



当たり前、なんですけどね。誰かは必ず次に乗る。

「前回は失敗しましたが、今回の有人ロケットは
　一体どうなるでしょうか！？無事、行けるか！？
　果たして～！！」とか、
　ニュースキャスターが言ってたとして、

　で、観衆は
　なんとなーく映像で観てて、
　なんとなーく「行ったね～」って観てる。

　当時はきっと…もっと集中して固唾を呑んで…
　でしょうけれど。。。

これの！！
現場では…どうか。
本人たちの状態、精神状態は…どうか。
約６０年前のロケットの。


そして、
その宇宙飛行士たちに繋がっている、

普通の家族…であり、普通じゃない家族。
家族もまた、普通の精神状態では居られない。

ここにもスポットが当たっています。



あー……また書き過ぎてしまった……笑



はい、とにかくそんな感じです。
この映画は、安心安全の無い世界に
ご招待してくれます。

すーーーごい、ガタガタ…とにかく衝撃と音と…が、
いーーっぱい、出てきて。
そんな映像や状況をずっと観てきた上で……

そして！！

月に辿り着いた時の………
あの映像体験は……すーーごいですよ☆

めっちゃくちゃ、リアルな体験～って感じです。


素晴らしい映画だと思いますので、ぜひどうぞ☆

---

では、鑑賞済みの方向けの…
ネタバレ含みレビューを、、、
↓

あんなに…繊細で慎重に扱っているもので……
やることは超大胆ｗな物。。。

改めて、凄いと感じさせられましたね。


本当に、
あの映像の数々が、
そう思わせて体感させてくれました☆


あのー…まず、宇宙空間に着いた……で、
キャストと一緒に…笑っちゃいませんでした？？笑

（はぁ～……着いた♬♬♬）って感じでｗｗｗ

私、そんな感じにニコッてなってました☆

娘さんを亡くして……あの小さな棺桶を…
ゆっくり下げていく時の
ハンドルを回す音、、、あれ、切なかったですね。。。

家族の家に…あんなスピーカー設置して
宇宙船とのやり取りの会話をリアルタイムで聞ける…
あれ、すごくないですか？
日本…あんなことしますかねぇ、、、

だって、もしも……の時も、その音声を聞いてしまう。。
まぁ劇中、オフって奥さんキレましたけど。

あの……宇宙空間でグルグル……
さっきも書きましたけれど、
エンドレスループ…ですよね？

あれも…実際にあったことなのでしょうけれど、
あの時……アームストロングさんがもし…
隣の方と同じように落ちて気絶に…
なっていたとしたら、、、、

今もどこかの宇宙空間で……
ずっとグルグルし続けてる……ってこと…ですよね…

こーーーーわっっ


「ゼロ・グラビティ」って映画でも……
宇宙空間に…永遠にバイバイ…って感じるシーン…
ありました…ね、確か、、大丈夫だった気がしたけど…

あれも観てる時に…

こーーーわっっってなったのを
覚えています。。。ｗ

踊る大捜査線の…
「事件は会議室で起きてるんじゃない、
　現場で起きてるんだ！」
……の名言がありましたが、、、

宇宙飛行士の方々と……地上班？グランドスタッフ？

どういう関係性で、
どういう力関係で……が、
非常に気になりましたねぇ、、、

なりませんでした？？？


帰ってきてからの…聴取のシーン？？とか、
映画で観てた限りではイーブンな感じ…だったけれど…

どうなんでしょうね？？？


ホントに…
ミッションコントロールセンターと遠い宇宙との…
地上と現場。。。

事件は遠い上空の現場で起きている。。。。

アポロ１号の…火災事故。
エド、ガス、ロジャー、、、
ウィキペディアに記載の内容ですと

アポロ1号 (1967年1月27日)
アポロ1号の司令船で訓練中、火災に見舞われ死亡
船内が高圧の純粋酸素で満たされていたことが、
事故原因の一つとして数えられる。

…だそうです。



その一報を聞いた時の……
グラスを…握り潰してしまった…。
あれは…きっとフィクションなんじゃないかな？…って
思いますけれど、

でも、、、
あの事故の後で、宇宙に行ってるわけですから、、、

やっぱり、宇宙飛行士の方の精神力…は
並大抵じゃないですよね。



潜水艦乗務員の方も……メンタルテスト？とか
あるんですよね？
そして潜水艦の事故も。。。

……って、去年22.04.08公開で
「潜水艦クルスクの生存者たち」って
実話を基にした映画……ありますね。。。観ないとっ！ｗ




宇宙飛行士に選ばれて、大喜びして……そして死ぬ。
きっと潜水艦も訓練の末に乗務員になれて喜び……

なんとも言えないですよねぇ、、、
なんでも犠牲は付き物…なのかもしれませんが、、、

さて、最後にしますが、、、

あの家族との……出発前、帰還後…のエピソードは…
どうなんでしょうね？
本人たちから聞いたもの……入ってるかな？？


出発前の
奥さんと…そして子どもたちとのシーンでは。。。

子どもに何も言わずにスルーしようとした…のを、
怒って止めた奥さん。

「戻れない可能性は？
　今夜が最後の可能性は？
　ゼロじゃないでしょ？どうなの？　そうよね。」

この後の、、、
子どもの眼差し、そして握手、、、

待つ家族の姿にも、スポットを当てた今作の構成は
すごく良かったですね☆



月に……ブレスレットを置いてきたのは、、、、
どうでしょうね？
実話……じゃないかな？？
ポッケ…があるわけじゃないから……？？
どうやって持ち出して、どうやって手に持ったのか…

…とか考えると、想像ですが難しそうだな～って。


はい。
とにかく……緩急、静と動、騒音と静寂……
これの差が、物凄い映画でした。


そして…ライアン・ゴズリングさんの…表情でしょうか。
もちろん笑顔も涙もありましたが、
寡黙な感じ、印象…もありましたよね。


実際のニール・アームストロングさんは……
どんな人だったのでしょうね。
あまり顔に出ない、出さない、そんな人だったのかなぁ？

写真とか何枚か見てみましたが……
とても笑顔が多い印象、でした☆


あ、お子さん３人は……前妻のお子さんだったんだ…
登場してた奥さんジャネットさんは、
後妻の方だったんですねぇ。。。

ん～…人に歴史あり。
2012.08.25 に、８２歳でその生涯を終えられています。


1969.07.21 に月に降り立って……今年は５４年目…かな？
まだ１００年…経ってないんですもんねぇ、、、


こういう宇宙映画……を観て、この作品を観て、
衝撃と感銘を受けて、、、
将来の宇宙飛行士さんが………生まれるのかしら？？？



月に降り立ったシーン、そして静寂、、、、
貴重な疑似体験をさせていただきました☆

おしまい☆