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『論語』を読んだらビジネスマン向けの教えが山ほどあった件(第2回 先輩・上司編)

みなさん、お疲れ様です。
法人第三の野﨑です。

今よりだいぶ軽いときの野﨑
この時から野球に目覚めていたみたいです。

僕の大人気企画(?)、
『『論語』を読んだらビジネスマン向けの教えが山ほどあった件』
も、第2回をむかえました!!!


第1回 新入社員編 はこちらから👇

第2回の今回は、先輩・上司編です。


『論語』とは?

第1回を読んでいない方のために、
論語についてさらっとまとめるとこんな感じ👇

『論語』とは?

とにかく、めっちゃ偉い人のめっちゃスゲー本って感じです。

以上、『論語』の説明でした!


後輩・部下ができたはいいけど・・・

新入社員が配属されたということで、
新しく後輩や部下ができた方も多いのではないでしょうか?

「新しい仲間が増えてうれしい!」
と、思う一方、
「後輩や部下との接し方が分からない」
「どうやって教えていけばいいんだろう?」

といったような悩みをお持ちの方もいるのではないかと思います。


今回は、
そのような悩める先輩・上司の方へ、
孔子センセイの教えを4つ、ピックアップして持ってきました!

(※入社2年目の僕が選ぶのも恐縮ですが、大目に見てやってください…)


(前回同様、こちらの文献を参考にしております👇)


それでは早速、
孔子センセイの教え、学んでいきましょう~


えいえいおー!!!



教え① じっくり見る

教え①

〈現代語訳〉
「いいですか、人間というものを知りたかったら、まず、その人がなにをしているかじっくり見るんです。
それから、次に、その人がそんなことをする理由を考えてみる。
そして、最後に、その人が自分のやったことのどこに満足しているかを見極める。
そこまでやれば、その人のことははっきりわかります。隠そうと思っても、隠せないものなんですよ、人間の中身なんて」

『一億三千万人のための『論語』教室』(高橋源一郎)

この教えでは、
「その人間が知りたかったら、その人がなにをしているかじっくり見るのが大事。そうやって見ていけば、その人のことは大体分かりますよ~」
ってことが書いてあります。

要は、「じっくり見るのが大事」ってことですね。


でもまぁ、見すぎるのはNGだとは思いますけど…


また、しっかりと見た後に、
「どんな作業をしている時に楽しそうか?」
「なんでその方法で作業しているのか?」

など、その人の背景まで想像してみると、
よりその人のことが分かって、いい関係が築けるかもしれませんね。

教え①まとめ



教え② いいところを伸ばす

教え②

〈現代語訳〉
センセイは旅先でこんなことをおっしゃった。
「ああ、帰りたいなぁ……。帰って、あの子たちに、いろいろなことを教えたい。あの若者たちは、すごくいい線いってるんです。
なにより、理想に燃えてるし、やる気もある。それがいちばん大切だって、わたしは思うんです。
欠点がたくさんある、っていう連中もいるけれど、いいところを伸ばしてあげるのが教育なんだと思うんです。
っていうか、それがわたしの仕事なんですよ」

『一億三千万人のための『論語』教室』(高橋源一郎)

この教えでは、
「長所を伸ばすことこそが教育だと思う」
という、孔子センセイの教育観が披露されています。

人間だれしも、長所と短所があると思います。

もちろん、短所をなくしていくのも大切ですが、
長所を伸ばすことの方がより大切ってことですね~

このビジネスシーンに当てはめると、
「この子の資料なんか見やすいな」とか
「タイピング早いから議事録すごいな」とか
「コミュニケーションスキル高いから営業向いてそうだな」とか
いろいろ思いつく場面があると思います。

今挙げたような長所を伸ばすことを意識して、
後輩や部下と関わってみるのもいいかもしれません。

後輩・部下の教育方針で悩んでいるなら、
まずは、長所を見つけてみるところから始めてみてはいかがでしょうか?

教え②まとめ



教え③ 思いやり、気を配る

教え③

〈現代語訳〉
子路が、センセイに、こんな質問をした。
「センセイ、政治というのはなんでしょう」
すると、センセイはこうおっしゃった。
部下より働き、そして、部下に思いやりを示し、気を配ること。それだけです」
「ただそれだけ!?」
「そう。ただ、それだけ」

『一億三千万人のための『論語』教室』(高橋源一郎)

この教えでは、孔子センセイが政治について説いています。

「政治の話を持ってくるな!」と思う方もいるかもしれません。
けど、個人的には会社という組織に当てはめて考えてもいいのではないかと思い、ピックアップしてみました。

僕はこの教えを、
「上に立つ者に大切なのは、
部下より働き、思いやりを示し、気を配ることですよ」

と解釈しました。


この教えで孔子センセイが伝えたかったことは何なんでしょうか?


僕が想像するに、
「そんな素敵な上司だったら、部下は勝手についてきますよ」
ってことが言いたかったんじゃないかな・・・


どうなんだろ?


少なくとも、僕だったら、
そんな素敵な上司だったら、どこまでもついて行っちゃうな~…

なんて、思ったりします。

教え③まとめ



教え④ 礼儀正しくする

教え④

〈現代語訳〉
上の者が率先して、礼儀正しくすれば、それに感化されて、人びとも礼儀を守るようになるし、結果として、そういう人たちなら治めやすいってことになるでしょう。
一見、遠回りのようだけれど、政治を志すものはかくありたいですね。
もちろん、コーチや会長の暴力やパワハラなんて、もってのほか!」

『一億三千万人のための『論語』教室』(高橋源一郎)

僕はこの教えを、
「上に立つ者こそ礼儀正しくしましょう。
そうすれば下の者も礼儀正しくなるし、ついてきますよ~」

といったように解釈しました。

この教えに関しては、これ以上語ることはありません。


感じてください。


ただただ感じてください。


僕も後輩ができたので、
日々の姿勢を改めなきゃなと再認識しました。

教え④まとめ



まとめ

皆さん、孔子センセイの教え~先輩・上司編~、いかがだったでしょうか?

簡単にまとめます。

センセイの教えまとめ


いや~、さすが孔子センセイ!
たくさんの弟子(約3000人)を持っていただけあって、
発言の説得力がハンパなかったですね…。

前回の新入社員編でも書きましたが、
今回も、先輩・上司以外の方でも生かせそうな教えだったのではないでしょうか?

結局、孔子センセイの教えは、老若男女すべてに刺さる教えなのかもしれませんね。


なかなかやるやんけ、孔子センセイ…。(誰かしらに怒られそう)


今回の内容が、少しでも多くの方の手助けになれば幸いです。


少しでもためになった、面白かったという方は、
是非、いいねしてくれると嬉しいです~


今回はこのへんで失礼いたします。


次回、『第3回 すべてのビジネスマン編』でお会いしましょう。


それでは~

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