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カモの頭ん中【黒歴”詩“】

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過去に書いた詩を載せていきます。 当時、日記のように書いていた心の記録のようなものです📝 現在の解説(?)付き🦆
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記事一覧

【黒歴史】#12. 迷路

【黒歴史】#12. 迷路

このまま真っ直ぐ進めばいいのだろうか?

「いや、右へ行くんだよ。」

僕の中の誰かがささやく。

僕は右へ行こうとする。すると、

「左へ行くんだよ。」

また別の誰かがそうつぶやく。

一体どう進めばいいのだろう?

出口は一体、何処にあるのだろう?

すると、また僕の中の誰かがささやく。

「出口はないのさ。」

…そう、僕だってわかってる。

この迷路に出口がないことくらい。

僕はここか

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【黒歴史】#11. サンタクロース

【黒歴史】#11. サンタクロース

もしサンタクロースが存在したら…

「ウォークマンがほしいな。」

「ワープロがほしいな。」

こんな答えを僕は返すだろう。

もしサンタクロースが存在したら…

本当にサンタクロースがいるとしたら、

きっと僕は…

「素直になれる心がほしい。」

きっと、そう言うだろう。

プレゼントをくれるサンタはみんなにいるんだ。

ウォークマンだって、ワープロだって…

でも、本当のサンタは物じゃないん

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【黒歴史】番外編. shadow

【黒歴史】番外編. shadow

どうもカモです🦆

いつもは一編の詩ですが、たまに何編かをまとめてひとつの作品にする‥‥という小洒落た(?)ことをやってました。たぶん他の【黒歴史】と同じ時期の話じゃないかな〜と思ったので出してみました。

詩というよりはショートショートっぽい感じです。

(・◇・) (・◇・) (・◇・)

序章 〜僕の不安〜

僕は君が好き
いつも僕は君を見てる
君は…?

僕は君が好き
何処でも僕は君と一

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【黒歴史】#10. うそ

【黒歴史】#10. うそ

君の瞳が嘘を言ってる

顔は笑ってるんだけど心から笑ってない

そう思うのは僕だけなのだろうか?

君が笑わなかったら

僕だって心から笑えないよ

そうだよ 僕が笑わないのは君のせい

もう僕は笑えない

本当に 笑えないんだよ…

(・◇・) (・◇・) (・◇・)

自己肯定感が低いのですぐに自分が悪いと思って落ち込みます。どうもカモです🦆

なので表面上は他人のせいにしてとりあえず楽にな

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【黒歴史】#9. 君の背中

【黒歴史】#9. 君の背中

こんなのもうがまんできないよ

君と離れて歩くなんて

遠くに見える君の背中

見つめるたび切なくなってくる

僕が悪いのはわかってる

だけど会話が見つからない

君のとなりが怖いんだ…たぶん…

これ以上、君に頼ってしまいそうで…

(・◇・) (・◇・) (・◇・)

寄生はしますが依存はしないタイプだと思っています。どうもカモです🦆

小学生の頃はそれなりにクラスメイトと仲良くなって遊ん

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【黒歴史】#8. 一緒に行こう

【黒歴史】#8. 一緒に行こう

窓の外眺めると月が見える

君もはるか彼方の国で

この月を見ているのだろうか?

僕は考える

何故あの時君は何も言わなかったのか

何故一言「一緒に行こう」と言ってくれなかったのか

僕は一人孤独に月を眺める

これが君のやさしさだったとしたらと考える

いや たぶん… きっとちがうだろう

僕はそう思おうとしている

僕はもうこれ以上傷つきたくない

傷つかずにいたい …だけど…

何故一言

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【黒歴史】#7. 僕の弱さ

【黒歴史】#7. 僕の弱さ

人って弱い生き物だよね…

自分が傷付かぬよう 他人に牙をむけている

僕が傷つきたくないがため

知らず知らず君を傷つけていた

君が傷ついてるのも知らず

僕は必死に、自分を守ってた

君と離れて歩いたのも

僕が傷付かないように

口数が減ってしまったのも

大切なもの失いそうで恐かったから

僕って弱い生き物だよね

自分が傷付かぬよう 君に牙をむけている

自分が傷付かぬように…

君の

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【黒歴史】#6. 忘却の彼方

【黒歴史】#6. 忘却の彼方

嫌なこと全部忘れられたら

忘れてしまえたらどんなに楽だろう

僕は逃げ道ばかりを考えてしまう

忘却も彼方には“楽”がある

そればかり求める僕がいる

忘却の彼方には“闇”もある

それでも僕は忘れようとする

1人で傷つく方が楽だから

みんなの中で1人になるのは嫌だから

1人で傷つく方が楽だから

初めから独りの方が楽だから・・・

忘却の彼方に行こうとする僕がいる・・・

(・◇・)

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【黒歴史】番外編. 雪が降ってるよ

【黒歴史】番外編. 雪が降ってるよ

窓から外をながめてると

真白な雪が舞い降りてきた

空はこんなに青いのに

どこから降ってくるのだろう

ジャンパーをひったくり

急いで外へ出てみる

四角い空を見上げると

次から次へと

雪が舞い降りてきた

この冬になってから

はじめての雪

積もらない雪だろうけど

その方がいい

降っているのを見てるだけで

今 こうして

私は外に出た

あなたは 今 この雪を

どこで見ていま

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【黒歴史】#5. 嫌い

【黒歴史】#5. 嫌い

君を好きな僕がいる

それを認めない僕もいる

僕は僕が嫌いだ

素直になれない僕が嫌いだ

でもいくら嫌いと思っても

僕は僕を消せやしない

嫌いな僕を消せやしない・・・

(・◇・)(・◇・)(・◇・)

自分のことを好きになるというのは難しいですね。昔から自分という人間がこの世で一番嫌いでした。どうもカモです。

何か嫌なことがあって、どう見たって相手が悪いだろっていう状況でも自分に非があ

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【黒歴史】#4. もう一度

【黒歴史】#4. もう一度

旅に出たい・・・

このごろ時々そう思う

毎日同じことを繰り返し

毎日同じ所にいる

僕はこれで良かったのか?

僕がここにいること

不思議になることがある

旅に出たい・・・

でも旅に出る前にもう一度

もう一度だけ あの子と話がしたい

それから僕は旅に出よう

思い出いっぱいカバンにつめこんで

それから僕は旅に出よう

永遠(とわ)に終わらぬ旅へと・・・

(・◇・)(・◇・)(・

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【黒歴史】#3. 忘れ物

【黒歴史】#3. 忘れ物

吸い込まれそうなくらい真っ青な空

僕はあの空のどこかに
何かを忘れているような気がする

それが何なのか思い出せそうで思い出せない

でも何か・・・ とても大切なものを

僕は忘れているような気がする

(・◇・)(・◇・)(・◇・)

あくびをしたら顎からゴキュっと音がしました。どうもカモです。

え?前置きが使い回しじゃねえか?(※『食いしばりと不眠』参照)

いやまぁ、顎関節症治ってないん

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【黒歴史】#2. 現実逃避

【黒歴史】#2. 現実逃避

このまま遠くへ行ってしまえたら

夜、電車の中 1人そんな事を考える

窓から見える風景は

灯だけがポツポツと

きれいなんだか さびしいんだか・・・

そんな窓の外を見て

そこから逃げ出したくなるのをおさえ

僕は闇に目を向ける

そしてまた考える

ーこのまま遠くへ行ってしまえたら・・・ー

(・◇・)(・◇・)(・◇・)

夜に出歩くのがすごく嫌いで暗闇は苦手だったんですが、闇には憧れて

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【黒歴史】#1. 少年

【黒歴史】#1. 少年

夕暮れの中へ消えていく

遠ざかってく影見つめ考える

ーあれからどれだけたったのだろう・・・ー

まわりはみんな変わってゆく中

僕だけはいつまでも少年のまま

まわりはみんな大人になってゆく中

僕だけはいつまでも少年のまま・・・

(・◇・)(・◇・)(・◇・)

恥ずかしげもなく卒業文集に詩を書いてしまう、友達に詩を贈るなど昔はイタいポエマーでした。どうもカモです。

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