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【読書】CDO思考|日本企業に革命を起こす行動と習慣_石戸亮(小林製薬 執行役員 CDO)

どうも、斉藤 史朗です!

普段はマーケティング業務に従事しており、法人向けサービスにて人材派遣・人材紹介・健康経営・業務改善/アウトソーシング・キャリア自律などに関するコンテンツを制作しています。

今回、Linkedinでフォローしている小林製薬の石戸さんが本を出筆されたという事で、発売初日に購入し、今回読ませていただきました。


こんな方にオススメ

▶︎デジタルに興味がある営業の方や管理部門の方(非デジタル人材)
▶︎理系が苦手だが、経営に興味がある文系の方
▶︎スキルアップしてより会社内で求められる人材を目指したい方
▶これからデジタルに興味を持ち、業務などに活かしていきたいと考えている方

などの、お勧めの本です。

私自身は営業→マーケターで文系人材ではありますが、MAツールを駆使したり、業務改善などをしています。自身の役割を中心に役割を超えて、他事業部の支援をしたり、顧客接点を取ったりなど幅広く活動をしています。
今回の著書を読む中で、自身も”デジタル人材”に近づける可能性があるなと感じましたし、そこに向けて足りないピースが何なのか見えてきました。

石戸さんと著書で触れている通り、優秀な営業の方ほど、デジタル人材として価値を発揮すると言っております。
先入観を捨て、新しいことにチャレンジされたい方・現状を変えて成長速度を高めたい方には必読の一冊です。

著書の経歴

▶︎石戸 亮 氏
千葉県松戸市出身。上智大学理工学部在学中に千葉県柏市でフリーペーパーを創刊し事業を運営。卒業後、2006年サイバーエージェントへ入社し、デジタルマーケティングの子会社2社の取締役を務める。Google Japan(グーグル合同会社)において企業のデジタルマーケティングを支援した後、イスラエル発のAI企業のデートラマでは日本市場参入を推進。セールスフォース・ドットコムによる買収時には、日本市場における統合をリード。その後パイオニアでは、全社CDO(Chief Digital Officer / 最高デジタル責任者)やカンパニーCMO(Chief Marketing Officer / 最高マーケティング責任者)として非上場後の再成長期に貢献。小林製薬では2021年よりデジタル戦略アドバイザーを務めた後、2023年より執行役員CDOユニット長として全社のDX推進を牽引している。ノバセル、ライフネット生命保険、Uniteなど数社の事業戦略アドバイザーやマーケティング支援も兼任。東京タワー近くの神谷町でマーケター、スタートアップ企業、IT企業などが集まるNATURAL WINE IZAKAYA「トリム 」のオーナー。

あらすじ

本書は、デジタル人材が、ビジネスの現場でどのように求められているのか。本当に需要のあるデジタル人材として成長するためには、どんなスキルを身につければいいのか。デジタル人材を喉から手が出るほど欲している企業に迎え入れられ、そこで重用されるには、どんな行動を取ればいいのかを、To Doとして一冊にまとめたもの。実際に30代で東証プライム上場企業の執行役員CDOとなった著者が、自身の経験を元にデジタル世代の新しい仕事術を教えます。

デジタル人材になるためのチェックリスト

ネタバレになってしまいますので、全文は記載しませんが、カテゴリーについて触れていきます。

①顧客

新しいサービス|ユーザー接点|競合・同業サービスの声

②学び

書籍|社外のプロとの接点|外部メンター

③テクノロジー

新しいツール・プラットフォームの情報|ノーコード開発|業務プロセス・効果計測のブラシュアップ

④ネットワーク

ビジネスパーソン・外部ベンダー

⑤PDCA

KPI・レポートのダッシュボード化

⑥経営視点

2つ上のレイヤーとのコミュニケーション・自社、競合などの決算資料・自社の売り上げ、利益の把握

抜粋:著書の商品説明

「月に一つで良いので、新規アプリダウンロードしてみてください」

たしかに・・出来ていないことは多いですが必要だと感じます。
普段生活していると、良い意味で固定化した動きになり、新しいことにチャレンジしなくなります。
それを強制的に行うことでこのUI・UXはいいな、だったりこれは逆に使いづらいな、というのが分かり、新規アプリから多くを学べる可能性があると理解しました!

その他、アプリだけではなくサービスを見る・使ってみるという視点も大切ですね。
著書では、業界関係だけではなく、他業界や異なる世界から学べることが多くあると触れており、関係がないと思われる回り道になりそうなサイトや今流行っている・注目されている分野外のサイトも見ておこうと。
その視野や視座が自分が携わるサイトやアプリの改善行動に繋がると理解しました。

「一次情報に触れているのか」

私の場合は、顧客が人事・経営層・管理部門の方々がメインになるので、その顧客が当社のサービスやサイトを見てどう思っているのか、ここは調査出来ていないですね・・ 企業との打ち合わせは適宜行っているので、その中で「ウチのサイトどうですか?」「ウチのサービスはどうですか?」という質問を投げかけていきたいと思います。

また、セミナーを開催する立場として感じたのは、セミナーでは企業人事登壇のセミナーが一番反響が良いです。

理由はシンプルに経験している方からの一次情報だからですね。
その経験されたデータ・言葉には説得力があり、模倣しやすいから。

更に一次情報に質疑応答して、回答を得られるなら貴重な機会となりますから、セミナー開催という点でも一次情報の提供に拘りたいと思います。

石戸さんの推薦本

①リーダーを育てる会社・つぶす会社
②組織力を高める最強の組織をどう作るか
③人を動かす
この3つを昇進・昇格などのタイミングで読み直しをしているようです。
早速私も3つ読み直したいと思います。

多くの学びがある本ですので、著者にはタイミングみて1on1の相談をしてみます!(本でも行動するように書かれていたので)

老舗大企業とのコミュニケーションには「傾聴」「配慮」「敬意」を

ITベンチャー・中小企業の視点で見ると、大手企業には、なぜこれを使っているか分からないようなレガシーシステムや何重に渡る稟議フローがあったります。

もし中途でこのような会社にジョインする際には、石戸さんが心がけているように、傾聴・配慮・敬意が必要だと感じます。

何か意見を求められても、すぐにコストカットした方がよい、このツールはよくないから変えた方がよいというのではなく、扱っている規模と歴史を考えてみて、相手に配慮しながら、まずは情報収集して、信頼された上で、解決策や代替案を組織やチームに伝えられると良いと気づかされました。

つい、自分が関わっている環境やツールが正しいと思ってしまう可能性ありますが、相手への状況を見て関わること、大切ですね。

以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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