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#生き方「思い合う世界」

「今日、京都に出かけてきて、

 お土産を買ってきたで〜」。

息子が美味しいスイーツを買ってきてくれた。


高校1年生くらいまでの息子は、

そんな感じではなかった。

もちろん思春期だったということもあるが、

自分の世界の中で生きていたというか、

人に興味がなかったというか、

自分のことで精一杯だったのだろう。


変わったのは、高校2年生くらいからだ。

きっかけは、

彼女ができたこと。

自分以外に大切に思う人ができて、

人と向き合う経験ができて、

他人を思う気持ちが芽生えたのだと思う。

それからは、

家族や友達にまで、

応用をきかせられるようになっている。

あくまでも私の主観だが、

親として、そう感じている。


少し前だが、内閣府の調査で、

20代の男性のおよそ7割が恋人はいない、

およそ4割がデートの経験がないと、

答えているという記事を見たことがある。

そのデータの範囲での話だし、

彼氏彼女を作るだけが、

人と向き合う唯一の機会だとは言わないが、

お付き合いをしたことがない若者は、

お付き合いしたことがある人より、

人と向き合う経験を積めていない可能性がある。


人と向き合うとは、

相手のことを思ったり、

相手の思いや考えを受け入れたり、

また、自分の思いや考えも、

ちゃんと相手に伝えられて、

共に乗り越えていくこと。

双方向のコミュニケーションができること。

私はそう思っている。


向き合うことで感じる、

他人の反応。

そして相手の思いや考えを大切にする気持ち。

この気持ちがないと、

人との共同生活はいずれ破綻してしまう。


超高齢化社会をへ突き進む日本。

支え合う社会を、

今の若者が主力となる時代の中で、

共に作りあげていくことになる。

私が高齢者となる約20年後は、

ロボットやAIとだけ、

やり取りすることが多い、

そんな世界になっているのだろうか。



人とのやり取りが少なくなる未来。

それだけに、

人とのリアルなやり取りの価値が上がるだろう。


人と人とが、

思い合う世界。

私はそちらの世界を望む。


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