マガジンのカバー画像

起立性調節障害

14
起立性調節障害と言っても症状の重さは人それぞれ。時期によっても良い時と悪い時があるようです。親はこれまでの常識を捨てて子供にストレスを与えない。黙って見守り寄り添うしかない。
運営しているクリエイター

2019年12月の記事一覧

起立性調節障害の子の親は甘いのか⁈

先日私の母と話す機会があった。母は娘の病気について自分なりに調べ数少ない理解者で感謝している。ただ身内に不登校児がいると色々な人が色々言ってくる。

私の兄弟が母に私が甘やかしているから朝起きないし学校へも行かないのだと言っていたらしい。

まぁ世間の大多数が起立性調節障害の子の親に対して持っている考えであろう。

なんだったら、一緒に住んでいる夫ですら起こす時にいないからそう思っていた。

でも

もっとみる
結局学校とは何なんだろう〜学校の働き方改革

結局学校とは何なんだろう〜学校の働き方改革

結局学校とは何なんだろう娘が学校に通わなくなりこの問題を考えるようになった。

それまでは学校はとりあえず行かなければならないところで社会性を身につける場所と一般的な考えを持っていた。

しかし、いざ娘が学校に病気で通えなくなりその後体調が良くならないからというだけでなく自分の意志で通わないことを決めた状況になってみるといろいろな事が見えてきた。

つまりは、学校とは大半の人にとって将来企業の歯車

もっとみる

価値観を捨てる

娘の不登校により私はこれまでの自分の価値観を全てと言っていいほど捨てることになった。自分が縛られていたことは誰かがその方が良いといったこと。自分がどうしてもと思うことは少なかったように思える。人に合わせて生きる。どちらかといえばその方が楽だからそうしてきたのだろう。まさに日本人に多いタイプの人間だった。

ただ娘が学校に病気で行くことが出来なくなり、そんなに無理していく必要などどこにもないことに気

もっとみる
娘が学校に行かなくなった

娘が学校に行かなくなった

中二の夏休みの終わりくらいから娘が朝起きられなくなってきました。この起きられなくなるまで中学入学以来学校の成績は体育以外5、部活は全国大会を目指している毎日放課後も朝も土日も終日練習している吹奏楽部、夜ご飯もそこそこに週2日は塾へも通っていました。

最初は部活でいやな事でもあったのかと考え、チラッと聞いてみたり、とりあえず部活をしばらく休んだらまたいけるだろうと思っていました。

そうして二学期

もっとみる
起立性調節障害とわかるまで…

起立性調節障害とわかるまで…

始まり…娘は小さい頃から朝ほおっておくといくらでも寝る子どもでした。別に遅くまで起きているわけでもなく、たいてい9時までには布団に入るものの寝付きが悪く、私が先に寝てしまい「眠れない」と起こされることもよくありました。それでも幼稚園、小学校と起こせば何とか起きたので遅刻することはなく通っていました。

中学生になり部活の朝練、学校、土日も休み無く部活、そして週2で塾の生活を今思えば1年以上よく続け

もっとみる