レトロ自販機をめぐる群馬の旅①:畑のそばにワクワクするレトロな建物がポツン。オレンジハット。
レトロ自販機は好きですか?僕は大好きです。
当然、最新自販機も大好きです。最先端な自販機もワクワクしかない。
レトロ自販機をいいなと思ったきっかけはNHKの「ドキュメント72時間」。番組を見て同じように興味を持った人はいますか?
全国にあるレトロ自販機の特集が大好き。取材されている人たちのコメントを見ていても、そこに集まる理由やストーリーにレトロ自販機だから行きたくなることも色々と共感しかない。
そして、ずっと行きたいと思っていたけど行けなかったレトロ自販機旅。
週末の土日だけでレトロ自販機をめぐる旅にキャンピングカーで向かった。今回は、群馬狙いでドミナントで攻める。
「ドキュメント72時間」サイトに素晴らしいMAPがある。それを見てみると群馬だけで7カ所。関東でもこんなにある。どんなレトロ自販機に出会えるのか。どんな無人店舗なのか。ワクワクしかない。旅に出よう。
前日夜に近くまで行く作戦
家族を巻き込み土曜1日フリーを活用した旅。日曜昼には帰宅しなくては行けない。金曜夜に急遽始まった、いつもの出来事。
息子氏からの「行かないの?」
水曜に「金曜日夜出発で群馬県のレトロ自販機の旅に出ようよ?」と家族に提案するが全員スルー。だからてっきり行かないと思っていた。彼はツンデレタイプだ。モテるかもしれない。急遽金曜21時半頃出発し、とりあえず群馬の近くまで行けるところまで行くことにした。
ガラガラの高速なのにスピードが出ないキャブコン。アミティはお気に入りだけどスピードは出せないから、いつも安全運転でゆっくり走る。都内から走ること約1時間半「羽生SA下り」へ到着。キャンピンカーも複数台いて、車中泊ユーザーもちらほらいる。我々はいつも食事もお風呂も終わって、あとは寝るだけの状態で出発する。到着したら歯磨きだけすまし就寝。ゆっくり7時間寝て目的地も近い。朝もゆっくり寝れていい。キャンピングカー旅のメリットだ。
目指すはオレンジハット!
朝起きてSAで食事はせずにレトロ自販機をめぐる旅へ出発。今日1日で何杯もうどん、そば、ラーメン、トーストなどを食べるつもりだ。家族はよくこの旅に付き合ってくれたものだ。羽生サービスエリアからオレンジハット沖之郷店へは、車で約30分程度の距離。
高速から一般道をゆっくり走る。どんどん近づくにつれて、助手席の息子氏のテンションが上がってくる。オレンジ色の建物を見るたびに「あった!あれじゃない?」って全然違う。この繰り返しを何回か続けていた、その先に畑に囲まれたように道路沿いにポツンと建物があった。
オレンジハット沖之郷店だ!
周りに全然建物もなくポツンといい感じのオレンジハットの建物がある。看板もレトロでいい。東京では見れない景色であり昭和感がある。
いざ、店舗内に突入してみる。
そこにはドキュメント72時間でみた風景があった。少し感動。たくさんあるよあるよ、レトロ自販機たち。うどん、そば、ラーメン、ハンバーガー、トーストサンド、カップラーメン、瓶コーラ。
「どれからいくか?」「うどんに決まってるでしょ!」と息子氏。
350円を自販機に入れてボタンを押す。「調理中できあがりまで25秒のカウントダウン」が始まる。息子氏のボルテージマックス。出来上がって、熱々を取り出す。
どん!
えっ、普通。こんな安い感じなんだ。って、いま写真でそう思いましたよねきっと?
でもね、レトロ自販機から出てくるとこの写真が全然違ったものに見えてるんですよね。こんな感じにね。
「うおー本当に天ぷらうどんが自販機から出来立てで出てきた。めちゃくちゃ熱々だ。美味そー、においもいいじゃん。」ってな具合になかなかな興奮状態である。
息子氏にもうひとつ体験させたかったものがあった。それは「瓶コーラ」。
銭湯の風呂上がりの瓶の牛乳や瓶のコーヒーはめちゃくちゃ美味い。瓶だから味わえる味ってのがある。同様に、「瓶コーラ」もそれがある。
例えば、コーラを「缶」「ペットボトル」「瓶」全部キンキンに冷えていて飲むと味は違うか、同じか。みんなと議論したい。中身同じだから同じでしょという答えが圧倒的だと思いますが、僕個人は間違いなく違うと思っている。「瓶」がずば抜けうまい。
自販機で「瓶コーラ」買って、キャップを自販機で外すやり方を教えて(息子氏は瓶の開け方を知らなかった。確かに体験機会がないなと。)飲ませてみた。
「瓶だと味が違うなー」息子氏。(自分に影響されていると思うけど、でも同意。)
テンションが高い状態でレトロ自販機体験をしているものだから、写真を撮る前にがっつきこんな写真しか無くなってしまった。レトロな空間とレトロ自販機と。そこに自販機のお金を入れてボタンを押す購入体験から調理が始まる。数秒で出来立てが出てくる感動で味が格段と美味くなる。いい体験してるな息子氏。
ちなみに店舗内にはゲームもあったりスロットもあったり、地元のおじさんたちがゆっくりしていた。その横にひっそりとやる気のないUFO CATCHERがある。それもまた惹かれる。
AKB気づいて、ってのもなんか哀愁があっていい。
店舗情報
オレンジハットから始まったレトロ自販機をめぐる群馬の旅。
次はどこに行くのか?どんなレトロ自販機があるのか?
乞うご期待ください。
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