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心が辛いと思ったときの対処法(メンタルヘルス)

心のしなやかさとしたたかさがあれば、抱え込んだ気持ちも少しばかり楽になる。そんな内容を書きたいと思います。


※精神科医の益田先生の動画を参考にしています。

益田先生の動画の中では、セルフケアの中心にマインドフルネス(休憩するときには何もせずに呼吸に集中して、何か考え事が浮かんできても何も考えない基本の姿勢に戻ってくるというのを繰り返す)と主観2.0(知識をもとに自分の思考の枠組みを客観的に見直して、疲れにくい考え方へと修正していく)という2つを軸にしています。そして、心=脳なので、自分の身体と脳が疲労していないか気にかけることが重要だと仰っていました。

とても役に立つと思うのでぜひ一度参照してみてください。


本題:心が辛いと思ったときの対処法

ここからは、私が考える、メンタルヘルスに効果的な対処法を具体的に紹介していきたいと思います。①の「体のコンディションを整える」というのを基本に置いて、その上で②③④のアプローチを必要に応じて行なっていくようにしましょう。

①体のコンディションを整える
⸺1.「疲れている」と感じるなら休む
⸺2.毎日が充実してないと感じるなら活動することを増やす(そうすることでモヤモヤと悩む時間減)
⸺3.明らかに不健康な習慣(過度な飲酒・睡眠不足・過食・運動不足など)があれば改善する

②疲れやすい考え方を柔らかくする
⸺1.認知改善療法・スキーマ療法のような方法
⸺2.Active event→Belief→Consequenceを修正する
(白黒思考・完璧主義・過度な期待などをグラデーション・柔軟な思考に)
⸺他者の振る舞いに振り回されず、コントロールできることに集中する
⸺根底にある価値観を見つめ直すこと

自分の気分や感情という出力(Consequence)につながる入力(Active event)=人間関係や仕事・社会的な問題、出来事に対して、調整可能な部分を改善する。環境を変える、社会的な制度を利用する、コミュニケーションの方法を見直すなど。

行動、習慣を整える。感情や気分は日々の行動に付随して生まれるので、前向きな気持ち、健やかな気持ちに繋がるような行動を意識すること。
⸺バランスの良い食事や十分な睡眠を取ること・日中に陽の光を浴びること・適度な運動をすること・しっかりと休憩すること・人と会話をする時間を作ること(一人でいる時間と他の人と一緒にいる時間のバランスを整える)・小さなことから身の回りのタスクを片付けていき、達成感を得ること・自分が好きなことや趣味に使う時間を作ることなど。



心のしなやかさとしたたかさがあれば、抱え込んだ気持ちも少しばかり楽になります。少しずつ心の筋肉を鍛えて、メンタルヘルス改善を目指していきましょう!ここまで読んで頂きありがとうございました☺

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