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【最強トークの作り方】面接・スピーチで無双できる話し方とは【自信×姿勢×腹式呼吸×腑に落ちたトークテーマ】

準備編

最強トークを定義する

最強トークの公式は以下のようになります。
最強トーク=エネルギー(自信×姿勢×腹式呼吸×腑に落ちたトークテーマ)

中村剛太さんというアナウンサーの講演会に行ったことがあるのですが、その際に仰られていた「この場で最も高いエネルギーをあなたが持つことができたら、そのエネルギーはこの場にいる自分よりも低いエネルギーを持つ人たちに流れ込んでいく。なので、熱く高いエネルギーを持つことが大事」という言葉に私は感銘を受けました。

私は昔から、自信を持って一言一言を紡いで話をする人のことをとても尊敬して憧れてきました。例えば、ユーグレナという企業の取締役社長である出雲さんという方の堂々とした話し方が私はとても好きです。話を聞いていると、どこからともなくエネルギーが溢れ出てきているような感覚になるんです。私はずっとずっと、出雲さんのような自信のある堂々としたトークをできるようになりたいと思っていました。

なので、そのエネルギーというのは一体なんなのか、要素を分解して考えてみようと思ったんです。そこでわかったのが、最強トーク=エネルギー(自信×姿勢×腹式呼吸×腑に落ちたトークテーマ)という公式でした。ということで、ここからはより詳細にお話をしていきます。手短にお伝えするのでぜひ最後まで読んでいってください!

現在うまく話せない要因は4つだけ

現在あなたがうまく話せないと思っている要因は4つだけです。

  1. 自分が話せることを確信できる経験が無い→自信がない

  2. 最高の姿勢を作ることができていない

  3. 堂々とした声を作り出す腹式呼吸の仕方をできていない

  4. 自分の中でストンと腑に落ちたトークテーマや話す内容、信念が無い

話す内容とか、言葉選びの上手さが大事なんじゃないの?と思われたかもしれませんが、もちろん内容や言葉選びは大事です。しかしながら、しっかりとした内容や言葉以前に、この要素をすべて揃えることができれば人に対して最高に大きな影響力を与えることができます。

私が中村豪太アナウンサーや出雲社長を見て本当に凄いと思ったように、これを満たすことができれば強いエネルギーを相手に届けられるようになるんです。話の上手さなんていうものは、後からついてくるものなんです。とにかく大事なのは、自信を身体と声で体現することです!

最強トークに必要な要素は4つだけ

では、どうすれば上手く話すことができるのか?先程説明した、上手く話せない要因を1つずつ潰していけば良いんです。みなさんは、これだけで今よりも確実に自信を持って話すことができるようになります。繰り返しますが、エネルギー(自信×姿勢×腹式呼吸×腑に落ちたトークテーマ)を作り出すために必要な要素は以下の4つです。

  1. 揺るぎない自信を作る(話すことができた経験から自信が作られる)

  2. 最高の姿勢を作る(頭の後ろ上を糸でピンと引っ張られた感覚)

  3. 堂々とした声を作り出す腹式呼吸をする(アナウンサーのような、胸に響き場の空気を振動させるような声)

  4. トークテーマを自分の中でストンと腑に落とし、話す内容の概要を大雑把に考えてから、相手に信念を届けるように話す

エネルギーを構成する4つの要素を育てる

1  揺るぎない自信を作る

これは実践編でお伝えするのですが、自信を作るのは話した経験です。それも、難しい話ではありません。1回話してみて、「え?全然自分って話せるじゃん」と思うだけで自信が作られるんです。そうするともうこっちのものです。

2  最高の姿勢を作る

「意識」を移動させることで声が変わる「スピリットボイス」を簡単に言うと、こういうことです!【スピリットボイス・トレーニング166】 - YouTube

これは、私が中学生くらいのときに作文発表のためになにか準備して発表に臨みたいなと思って見つけたチャンネルです。スピリットボイスとかいうちょっと胡散臭い名前なんですが、これを意識するようにしてからもっと自信を持って話をすることができるようになりました。カンタンに言うと、「自分自身を斜め後ろから俯瞰して見ているような意識で声を出す」という方法です。

これは、前に届けることを意識しすぎて丸まって内向きになってしまったり、体に力が入って自然と響かない声になってしまうのを防ぐ意識を作ってくれます。目線が前の下ではなく前を向いていて、胸が前に倒れずに地面に対して垂直になっていれば良い姿勢になるので、自分自身を斜め後ろから俯瞰して見ている感覚というのがこれに一番いいんです。頭を後ろ上から糸で引っ張られている感覚とも言い換えられます。

この姿勢こそが、声の厚みと響きを作ることに繋がるんですよね。なので、ぜひ自分自身を後頭部から釣り上げているような俯瞰の視点で発声をしてみてください。上に動画リンクを貼ったので、よかったら見てみてください!理解が深まると思います!

3  堂々とした声を作り出す複式呼吸をする

声のエネルギーを作るための最大の材料がこの腹式呼吸という発声法です。私は普段よりも多く話すと喉がすぐ痛むという悩みを持っていたので、腹式呼吸を頑張って練習したんですよね。以下のサイトの方がわかりやすく解説してくださっているので、ぜひこちらを御覧ください!奥行きのある声に!アナウンサーが教える「誰でもできる複式呼吸」のやり方(毎日が発見) (line.me)

カンタンに言うと、「あ」や「え」などの母音を長く発声する「長音発声」という練習の仕方で、腹式呼吸の練習をします。鼻から息を吸って、少し息を止めた後に、お腹を凹ませながら腹圧で響く厚い声を出すという感じです。この時、声が胸に響き、空気がビリビリとするような感覚にできるとベストです。

中村豪太アナウンサーの講演会でその発声を間近で聞いた時、本当に自分の体まで音の振動が伝わってきている感じがして、冗談じゃなくすごいエネルギーが届いてきました。腹式呼吸ができるようになれば、相手に自分の全力の想いが伝えられるようになるので、ぜひ習得してみてください!

補足ですが、腹式呼吸ができるようになったら、もう一つ合わせて意識したいポイントがあります。それは、話している一番最後の言葉まで複式呼吸で響く大きな声を出し続けるということです。例えば、「上手に話をするためには、自信が大事で、自信をつけるためには自信がつく実践の経験をすることが大事です」という文章を話すと考えてみましょう。

ここで、最後のところで尻すぼみする話し方をしてしまえば、「自信が大事で、自信をつけるためには自信がつく実践の経験をすることが大事デス…。」という風になんとも自信がなさそうな印象を与えてしまいます。言葉の最後までちゃんと声を出すことができていなければ、聴いている人たちは自信がなさそうな話は聞く価値がないと感じて集中できなくなってしまうんですね。なので、話の最後を一番強く言うくらいの意識で声を出してみてください。

4  トークテーマを自分の中でストンと腑に落とし、話す内容の概要を大雑把に考えてから、相手に信念を届けるように話す

多くの場合は、「何を話せば良いのかわからない」という理由で人は自分が話せない人間だと思いこんでいます。これは確信を持って言えることなんですが、話すべきことがあれば人は全然上手く話をすることができるんです。問題は話が上手くないことではなくて、話す内容が無いということなんです。

このトークテーマについても、実践編で詳しくお伝えしたいと思います。

ここまで、最強トーク=エネルギー(自信×姿勢×腹式呼吸×腑に落ちたトークテーマ)を作るためのレシピを皆さんに伝えてきました。ここからは、このレシピを完成させる最後のスパイスを皆さんにお伝えしたいと思います。

実践編

最強トークを補完する最重要ポイント

一番大事なことは何かというと、「話せた経験」が最重要です。大事なことなのでもう一度言うと、「話せた経験」こそが最重要なんです。なぜかというと、話をする自信を作り出してくれるのは「話せた経験」だからです。

難しい話ではありません。話せた経験を作るためには、自分が話すテーマさえあれば話せるという事実を認識して、一度まとまった時間を話すだけでいいからです。1回話してみて、「え?全然自分って上手く話せるじゃん」と思うだけで揺るぎない自信が作られるんです。

最強トーク=エネルギー(自信×姿勢×腹式呼吸×腑に落ちたトークテーマ)を意識しながら実践をし経験を積んでいくことで、あなたのトークは最強になります。

結局、最短でうまく話せるようになるにはどうすればいい?

最短でうまく話せるようになるためには、まず始めにトークの内容を考えましょう。何か1つだけでいいので、自分が誰かに伝えたいなと思うテーマを決めるんです。そして、そのテーマについてノート半ページ分のスペースに思いつくことを書いていきます。このとき、ロジックツリー(始めに1つの言葉を、その次に2つの言葉を、その次に4つの言葉をという風にどんどん内容を膨らませていく書き方の構造)を使うと効果的です。

例えば、ミッ◯ー◯ウ◯のかっこいいところを語るとします。そうすると、以下のようにロジックツリーなどで話を作っていくことができます。これで、話すことが無い問題は解決です。

「ミッ◯ー◯ウ◯のかっこいいところ」
→男らしい→ミニ◯に対して男らしい
     →どんなことがあっても動じない
→めっちゃ飯を食う→大好物はチーズ
         →嫌いなものも残さないでたいらげる

YouTubeに登録する

YouTubeアカウントを作ります。視聴用じゃなくて投稿用のアカウントです!

顔出し無しでいいからとにかく合計2時間分話して撮影する

私は最近YouTubeに投稿を始めたんですが、始めるまでの間「自分は一人で話すなんて絶対できない」と思っていたんですよね。なぜかというと、今までずっと何か文を書いたりすることは得意だったのですが、即席で言葉を口から発してスピーチをするみたいなことはめちゃ苦手だったんです。

しかしながら、YouTubeを始めてみると、内容を決めてから話すことができれば全然自分は話せるんだなっていうことに気づくんですよ。直近で投稿した動画では、「あ、結構気持ちを乗せて話せるくらい自分ってちゃんと話せるわ」と思えたくらいです。合計2時間話せたら、もう自信満々になれました。

もし私の投稿している動画をご視聴されて、話し方下手じゃんと思われたらごめんなさい。ここで大切なのは、とにかく大事なのは自信だということです。自信さえあれば、たとえ上手じゃなくても伝えたいことを伝えられるし、よどみないくらいのペースで話すことはできます。トークスキルとしては、私は「聞き苦しい話」ゾーンを抜け出せたら全然いいんじゃないかなというマインドでいます。

なので、とにかく話してみて、それを撮ってみるということが大事になります。先程考えた「伝えたいテーマとその内容」を手がかりに、トークをしてそれを撮影してみてください。そうすることで、後から自分の話を聞いて改善することができます。

YouTubeに投稿する

無編集でもいいので、自分の話した動画(録音でもいいし、何か紙にトークテーマをマジックペンで書いて映すとかでもいい)をYouTubeに投稿します。なんでYouTubeに投稿するかというと、「動画を撮るときにエネルギーを届けたい相手を意識したいから」、そして「動画フォルダの容量がもったいなくてYouTube上にぶちこんでおきたいから(これは私情でした笑)」という理由からです。

全然YouTubeに投稿しなくてもいいのですが、動画を撮って自分で聞くというだけでは寂しいかなと思って、どうせなら投稿しちゃえ!と思える方がいたら、ぜひチャレンジしてみてください!個人的には、どうせ自分の投稿した動画なんて見られてないしと思って、投稿してみることができた人がより価値のある経験を積むことができると思います。

こうやって、自分で動画を撮って自分で聴いて、自分で動画を撮って自分で聴いて、という風に繰り返しているうちに自分が高いエネルギーを持って話せていることに気づきます。最強トーク=エネルギー(自信×姿勢×腹式呼吸×腑に落ちたトークテーマ)を意識しながら改善して練習を続けることができたなら、どんどん成長していく方が当たり前です。

そして、話せた経験から、もっと話したいし、もっと堂々と自分の想いを伝えたい、信念を伝えたいという風に好循環が始まって、自分の人生にもより熱く高いエネルギーを持って取り組めるようになっていきます。そして、人は自分の発した言葉が蓄積してつくられているので、よりポジティブでよりエネルギーのある言葉で人生がずっと良い方へ、良い方へと好転していきます。

良い声、勢いのある声が人生を良くするという風に中村剛太アナウンサーも言っていました。あなたの印象を作るのは声。エネルギーは高いところから低いところへと流れ込む。最も高いエネルギーを持ったあなたの放った言葉が、周りの人の心を動かし、面接の結果や様々なことがより良い方向へと向かうのは当たり前です。

ぜひこの記事でお伝えしたことを実際に意識してみて、そして話をする経験を重ねに重ねて、最強トークを習得しちゃってください!!そしたら、面接官が3人いるならば3人分以上のエネルギーを、スピーチを届ける相手が100人いるならば100人分以上のエネルギーを伝えられるようになるはずです!!

ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。スキやフォローなどしてくださったらめちゃくちゃ喜びます。こんなに読んで疲れたと思うので、たくさん休んでください🙇‍♀ありがとうございました!!


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