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余命3週間の祖父と家族の決断 薬に頼らない薬剤師のアドバイス

コメント欄からの質問ありがとうございます。

少しでもお役に立てるように投稿していきます。

大切な家族が、余命いくばくもないと伝えられたとき、

家族は、深い悲しみと不安の中に置き去りにされます。

家族は、どんなに行動しても後悔します。

しかし、選択肢が多い家族ほど後悔が少ないです。

患者の選択を目的地にする。

家族は、患者が決めた目的地に向かって進みます。

医療従事者できるのは、家族の不安を言語化し、

患者と家族が目的地にたどり着けるようにアシストするだけです。


患者が、治療をしたいのか、したくないのか。

患者の意見を聞いて、家族が話し合ったとき、

家族の中で意見が、分かれます。

このとき、家族の意見をまとめて、同じ方向に進めるように

家族の中から、先導者が必要となります。

先導者は、未開の地を進む勇気と決断力が必要です。

この投稿が、先導者のあなたに、少しでも勇気を与えることが

できますように心を込めて投稿します。


在宅医療の2冊の本と経験者の実話を紹介します。

”在宅医療とは、患者の自宅に医師が訪問して行う医療行為である”




相談者:遠方に住む患者の孫(子育てサークル「ゆりね」メンバー)

患者:90歳の祖父 余命3週間の末期ガン

相談内容:治療方法があるのか


相談者「余命3週間、医師から治療はしない方がいいと言われたが、

何か治療方法はないですか?」

薬剤師「おじいちゃんは、治療を望んでいた?」

相談者「いいえ、家に帰りたいそうです」

薬剤師「おじいちゃんが住む長崎が、どの程度、在宅医療に力を

入れているかわからないけど、行動してみよう。

おじいちゃんは、家に帰れないかもしれない。

でも、大好きなおじいちゃんのために、自分のために、

行動しよう。

最善を尽くすことで、家族の後悔は少なくなるから。

おじいちゃんの住む地域の市役所に連絡したらいいよ。

行政は、市民からの訴えがあると動くことができるねん。

どんなことに困っていて、どうして欲しいのか伝えたらいいよ。

必ず、どこかに繋いでくれるから。

相談者は、私が大切に育てているmotherゆり助産所の子育てサークル

「ゆりね」メンバーです。

相談者の行動力と決断力は、メンバーの中でも飛び抜けて

優秀だったので、motherゆり助産所の助産師も

「彼女ならできる」と自信を持って見守っていました。

初めての相談から、3ヶ月後、連絡がありました。

相談者「おじいちゃん、寝ている時間は長いですが、

家に帰って元気になりました。

元校長先生なので、孫に2次関数教えてます。」

薬剤師「家に帰ることに、家族からの不安はなかった?

相談者「坂道の多い長崎に住んでいるので、緊急時に救急車が

入って来れないことに、父が不安そうでした。

しかし、母と主治医が、父を説得し、おじいちゃんは、家に帰れました。

毎日LINEビデオで、孫と会って幸せそうです」

薬剤師「あなたの行動力、決断力のおかげやね。

本当に素晴らしい孫やで。」

相談者は、自分たちの経験が、誰かの勇気になるのならと

今回のお話を紹介することを快諾してくれました。


家族の意見をまとめる先導者がいなければ在宅医療は、

うまくいきません。


先導者の勇気と決断は、言葉に表せないほど、

苦しいでしょう。


少しでもあなたのお役に立てますように。応援しています。


最後までお読みいただきありがとうございます。

一番下にあるプロフィールも読んでいただけたら、

うれしいです💖

これからも「家族がいてよかった」

「知っていたら家族を守れる医療情報」

を配信していきますので、応援よろしくお願いします。

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