考えです。
自叙伝ってどう思います？
自己啓発系の本でも
ビジネス書でも
いわゆる成功者の成功までの
軌跡を描く本があります。
反対される意見としては
・再現性があるか分からない
・その人だからできたこと
・行動に反映しにくい
・自慢にしか聞こえない
なんてところでしょうか？
僕も同意見というか
そう思っていましたし
今も思うことは多々あります。
成功者と同じことなんてできないし
そんな能力もない。
環境も状況も違うから
やろうにもできることが分からない。
えぇ。
気持ちはとてもよくわかります。
自分語りは得てして
共感を得にくい気がします。
特に偉業を達成した人や
成功者と呼ばれる人の真似をするのは
考えただけで心が折れます。
道のりが果てしなく遠い気がするからです。
じゃあ自叙伝には意味は無いのでしょうか？
僕はそれは違うと断言します。
その理由を説明していきます。
①捉え方が表面的
自叙伝を上手く扱えない人が
陥りがちなのは
成功者の行動そのものだけを
捉えてしまうことです。
例えば田端信太郎さんの
『ブランド人になれ』
って本があるんですけど
これは自叙伝の中でも
結構ばっさり切るところは切り
推すものは推すといった内容で
THE・自叙伝みたな本という
印象を持ちました。
簡単に言うと
「俺がこのやり方でできたから
これができないとあなたはヤバイ」
みたいな感じです。
自叙伝嫌いの人が
最も苦手とする本かもしれません。
ですが、そこで一歩踏み込んでみましょう。
行動そのものに目を向けてしまうと
やっぱり自分にはできないとか
ただただ、圧倒されてしまう
なんてことになってしまうでしょう。
自叙伝を読むうえで考えたいのは
著者の考え方です。
例えば田端さんの本では
お金の為に働くな、とか
とにかく量をこなせ、みたいな
事を述べているのですが
実際にそれらをされて
今があるのでしょう。
ですが、やっぱり僕みたいな
凡人には真似できないような
ラインナップがてんこ盛りです。
だとするならば
なぜお金の為に働いちゃいけないのか。
なぜ量をこなす必要があるのか。
そこを掘り出してみましょう。
もちろん本書にもその理由は
書いてあります。
ですが、
【お金の為に働くな】
というパワーワードがあることで
理由よりワードに印象が引っ張られます。
自叙伝のからくりとも
言えるのではないでしょうか？
だから意識的に、意図的に
理由を探してみましょう。
なぜその行動にいたったのか
なぜその考えが必要なのか。
そこが見えるようになってくると
基本的にはただの自己啓発書です。
＋αでその人の
ブランドを売り出したいので
自叙伝的に仕上げてるだけです。
多分・・・。
結局のところ
思ったことは行動に移せ
量があって質が伴ってくる
なんてところに落ち着いてきます。
一回は聴いたことがあるでしょう。
②その人になろうとしてる
二つ目はこれがあるんじゃないかと。
成功してる人の意見だから
その人の通りにやれば成功できる
そう思ったことはありませんか？
僕はありますね。
『嫌われる勇気』を読んで
哲人になった気になっていました。
まぁ当然ながら上手くいきませんよね笑
先ほどの話にも通じますが
結局のところ
「何のために」
「どうするのか」
ここが見えていないと
どうしても表面をなぞるだけになります。
要は自分に置き換えて考えることです。
その人が体験したことと
あなたが置かれている状況は
全くの別物です。
模倣は学びとも言いますが
やっぱり学ぶのは表面ではなく
内面だと思うのです。
イチローの投げ方、打ち方を
真似するのではなく
イチローは何であんなに上手いのに
練習を欠かさないのか？
その心を真似して自分なりに練習する。
フォームをその人にするのではなくて
中身をその人にする
って感じでしょうかね。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
はい。
ってな感じで今日は何の脈絡もなく
『自叙伝の読み方』
について僕の見解を
まとめてみました。
いやぁ前々から僕も自叙伝なんか・・・
って思ってて
最近になってやっと今回書いたような
意識ができるようになりました。
そこから苦手意識的なものが
薄れてきたので発信してみました。
っというかそういう自己啓発系の
本の大半は自叙伝なんですけどね。
それを物語風に脚色したり
色を抜いて論だけにしてみたりと
主張の度合いを調整してるだけで
基本的には著者の経験談
と言っても過言ではない気がします。
とにもかくにも
自叙伝ってだけで嫌いになってしまうのは
ちょっともったいなくも思うので
記事を読んだ方が少しでも
自叙伝への苦手意識が薄まれば
幸いでございます。
改めて今日例に出した本です。
苦手意識持ってる人は
ぜひ読んでみてください！
結構強気な本なのでこれクリアできちゃえば
恐らくなんでもバッチこいに慣れます笑
ってな感じで〜
今日も一日お疲れ様でした！！
（サムネとタイトルふざけてごめんね。）
うじまる
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