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どれだけ好きかをためされている。


みなさんこんにちは、
グラフィックデザイナーのウエマツです。

昨晩(7/6)は現在受講している講座、
宣伝会議さん企画。
コピーライター、アートディレクター養成講座
「アートとコピー」

この第五回講義が行われました。

ここでの学びを簡単にですがまとめてみたいと思います。


どれだけ好きかが試されている。


第五回目の講義、
講師の阿部広太郎さんの話はこのような話から始まりました。

今の時代SNSとどう向き合うのか。
できる人間を欲している人達はたくさんいる。
ただ、何かしら発信をしてくれていないと、探している側も見つけようがない。
そこで大事になるのが「見つかりにいく努力」。

今、これだけ情報と、コンテンツ過多の時代、
コピーライターや、アートディレクターだけでなくきっと全てのモノ作りをしている人達には情報を発信していくというものが必要なことは身にしみていることだと思います。

その多くはソーシャルメディアであったり、インターネット上に何かしらの情報を載せるという行為、またはオフラインのイベントなどの企画や参加をして人の目に触れることであったりするかと思います。

その中で、クリエイティブな仕事についている人達にはコンペなどの、賞レースへの参加などの選択肢もあると思います。

それらの行動に共通するのは、私(アナタ)と言う人間が世の中から「見つけてもらう」ということ。
そこで大事になるのが闇雲に発信をするのではなく、「見つかりにいく努力」ということになります。

そこにどう向き合い、どのような姿勢で挑んでいくことが望ましいのか、体験談も踏まえて丁寧に話てくれました。

その中で印象的だったのが、コンペに何度もチャレンジしていた頃、
「どれだけ広告が好きか試されていると思ってやっていた。」
というお話でした。

「来年こそは!」と思い諦めない気持ち。
自分のデスクの引き出しの中をコピーの資料で一杯にして、いつでもコピーに触れられるようにしていた。
質は量からしか生まれない!
仕事ではない制作物の量を生み出す環境整備と、工夫、マインドセット。

その上で、現状分析をして作戦を立てる。

それを丁寧にやり続けてきたから今がある。
その話はとても印象に残り、そこから学べることは多いと感じました。

まぁ、上記の全てをいきなりやるのは大変なので迷ったらとにかく量をこなすことに振ってみるのもアリなのかと思いました!

何もしないことが一番の損失と考えれば、そこは絶対に回避することを大事にしてみると良さそうですね。


今回の課題


この講座では、毎回ペアを変え課題に取り組みます。

期間は講座と講座の間の約1ヶ月。

今回の課題は、このnoteの創作大賞へのエントリーです。
私たちのペアではこちらを制作しました。

今回の相方の実体験をもとにして、

起きた問題

そこから解決に向けてやったこと

ひとつの答えの定義と、具体的なレシピ

このような構成になっています。

全体の作りを絵本の世界観に入れ込んで、なるべく読みやすく、なんならお子さんと一緒に読んでもらって、最終的に一緒にお菓子作りをやってみたくなってもらえたら一つの成功かと考えて制作しています。


頂いたフィードバック


講義の中で阿部さんからフィードバックをいただく機会があり、そこをまとめてみると、

  • 全体はよく作り込まれている。

  • ただ、今回の私達が定義したかった答えの後に、レシピが書いてあることで読後感を損なってしまっている。

という言葉をいただきました。

そこに関しては完全に同意見で、私達もそこにはかなり悩んでいた部分でもありました。

このレシピの取り扱いというのがなかなかに難しく、絵本のストーリーの中に入れることも考えましたが、絵本の音読した時の心地のいいリズム感というのも大事にしたいと考えると、この中に入れ込むこと自体が難しい、となってしまいます。

ここで取れる選択肢としては、

  • レシピを絵本の中に入れる。

  • レシピ自体を書くのをやめる。

  • ストーリーとレシピを切り離して最後に入れる。

ここになるのかと思い、私達は読後感は悪くなってしまうが、レシピを最後に置いて、絵本の音読感を損なわない方を選びました。

漫画クッキングパパなどでもストーリーとは切り離して最後にレシピが描かれていることからも、それで仕方がないという考えを持ちました。

妥協というつもりでは無いにしろ、どこかで何かを諦めなければいけない難しさもあるかと思います。

おそらく、このnoteのようなテキストで表現する媒体では読後感への拘りというのが大事なのかもしれません。

読み聞かせ動画や、クッキングパパのような漫画では物語が進む際のリズム感とでも言いましょうか、テンポの良さが大事になると思います。

どちらに比重を置くことが正解かを一概に言うことはできませんが、ここであえて正解を探すとしたら、創作対象という企画である以上、企画者や審査員の方達の意図を汲み取って考えることが正解かもしれません。

今回私達は、創作大賞の「レシピ部門」へエントリーをしています。

なので、レシピも大事にしたい思いから私達はしっかりと書かれたレシピを最後に持ってくることを選択しました。

なので、現時点では修正はせず、期限ギリギリまでもっといい表現があるか模索していきたいと考えています。


まとめ


今回の学びをまとめると、

「とにかく全力で手を動かしていこう」

という、スポ根漫画みたいなまとめになります。

こういう企画や、コンペ、賞レースだけでなく、
時代や、社会からも、どれだけ好きかを試されているとしたら、
自分の好きな気持ちに遠慮せず全力投球していこうとシンプルに思うことができました。

また引き続き多くの人が幸せになれるようなモノ作りをできるように、頑張っていきたいと思います。


以上、ウエマツでした〜



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