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【餅】「逆噴射小説大賞私的ピックアップ」DAY11-DAY13(2018.OCT.18-20)

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ドーモ、お望月さんです。
逆噴射してますか? 私は逆噴射しすぎるので暴力デトックスで「スカイライン奪還」を見てきて最高の暴力味人間賛歌でした。人間性と激しい怒りです。

というわけで、テンション高めにDAY11-DAY13(2018.OCT.18-20)の私的ピックアップの作品を紹介していきたいと思います。人間なめるな!!

DAY11(2018.OCT.18)

あのときのときさんの「夢の島に眠るゴミを奪え」については、完全に自業自得の良くないことが百パーセント予測できるジメっとしたJホラー系の怖さを感じる作品だ。人が死ぬだろう。

相撲や無機物マンでお馴染みのへるまさんの「アーリー・アフタヌーン・ウィズ・ブルー・ブルー・スカイ」は、読者の先入観が反転した瞬間におぞましい程の高位置エネルギー破壊力を誇るすごい作品だ。こんなのも書ける。

AOmidoroさんの「トーキョー・カブキ・アクターズ」は、軽快なオープニングから出演者が続々登場していくシーンが非常によく先の展開への期待が高まるばかり。

DAY12(2018.OCT.19)

なぜか力士連作に参戦しているマツモトキヨシさんの力士作品は「量子相撲」であり、力士、陽子、中性子という全く何も違和感のない設定から始まり土俵リングでの衝突を迎える姿を描く近代文学の最高傑作の一つだ。実際逆噴射無関係者からの評価も高い。ヤバイ。

gz_tmyさんの「昭和93年のサラリマン」面白おかしい頑固な隣人の新技術への対応ぶりを描いた短編でチャージ姿勢が非常に楽しい。でも、ちょっとホラーだ。

居石信吾さんの「ポスト・ポストカリプスの配達員」はダジャレ的な設定にもかかわらずヤマト朝廷などの裏設定もあり練りこまれている。

DAY13(2018.OCT.20)

ヤラカシタ・エンターテインメントさんの「念力処刑集団マング」は不穏なヒキで家庭内のいざこざから始まりとんでもないスケールまで連れていかれてしまいそうな予感を感じさせる作品。 YE印の完結小説作品はNote内にも多数あるのでチェックしてください。すごいよ。

みつじさんの「寿司ガーディアン、宇宙へ行く」は、いきなり人類がほぼ全滅していて寿命スケールの短い寿司とそれを愛でる寿司職人の関係性が焦点に充てられた作品。ポスト寿司カリプス。

あだなさんの「どこでも神話ドア」は、祖母と神話とセンスオブワンダーに彩られた作品で台所からの味噌汁とかカボチャの煮つけのにおいが届きそうな距離で神話存在との対話を行うことになる極限まで要素の削られた神話なのでとてもすごいです。

VEHOMAさんの「タンハンター すずめ」は、あまり見たことがない「舌切られスズメ」が復讐をするタイプの作品。彼女がどのような舌切術を駆使するのかがとても楽しみです。

未来へ

逆噴射投稿数がまもなく1000を数えるということで、もはや全てを読み込むというのは難しくなってきました。つまり、我々が逆噴射ソムリエになりガイド役を務めることで新規読者を次々と沼に沈めてやりましょう。

みなさんのピックアップを書いたら教えてください。マガジンに収録して新規読者からベテラン廃人までが楽しめる企画にしていきましょう。

あと、こっそり私もひそかに逆噴射に参戦しています。よろしくね。

でばな!

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