【餅】「逆噴射小説大賞私的ピックアップ」DAY7-DAY10(2018.OCT.14-17)
◆DAY1-3◆DAY4-6◆DAY7-10◆11-13◆14-20◆DAY21-24◆
ドーモ、お望月さんです。
すっかり季節は逆噴射。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回もピックアップをしていきたいと思いますが、さすがに全作品に目を通すことが不可能になりました。ハハハ。執筆時点（10.19）で800件を超えています。初回の時点で「3日で100件を超えました」で驚いている場合ではなかった。
今回は7日目から10日目の間で好きになってしまった作品を紹介していきたいと思います。今回からはDAYごとの傾向は省略していきますね。（初回から結構経ったのですでに紹介した作者の作品も重複紹介する可能性があります。というかね、なんでそんなに書けるの？ すごくね？）
オスモウピックアップのお知らせ
逆噴射小説大賞にはなぜか相撲作品が大量に投下されています。一人で複数の相撲ジャンルを投下する剛の者もおり10.19時点で30作品を超えていますが、全部面白すぎるのであえてピックアップはしません。お相撲ジャンル専用のマガジンを作りましたのでご利用ください。
【収集用】逆噴射相撲教習所マガジン
DAY7(2018.OCT.14)
Sinkai Clubさんの「アウター・グッドネス」は、魔が差す瞬間を鋭く切り取った作品でゾッとする作品だ。
牧野なおきさんの「ブラッドストーム・イン・ジ・アビス」は、自業自得新天地魔獣遭遇モノの新機軸でありヒーローが出る。
餅辺さんの「討ち入りパレード・ザ・リアル」は思わず笑ってしまうが、現代の生麦事件として世界大戦の幕開けになりかねないスケールの大きさがある。
しゃりんさんの「ボディ・ランナー」は、もうコロナでしょう。説明不要のサイバーパンクで仕事と人情の葛藤が描かれている。最高。
DAY8(2018.OCT.15)
ｽｷｿﾞなマンジェロ氏の「下町妖魔譚：竈馬の円規」は落ち武者というビジュアルインパクトが強烈で和風ダークファンタジーだ。
ふらっとさんの「パラメシア」もわけわからんビジュアルが強く、死んだはずのあれがふわーっ光って消えていくまで見えました（未来予知）
電楽サロンさんの「祝王─HOGUOH─【日本編】」は、祝日擬人化肉体バトルというわけのわからん勢いが強く素晴らしい。
akuzumeさんの「You're in the jungle baby」は、悪詰め氏の卓越した暴力表現はでてこない。だが、暴力表現が出てこないという価値観の転換は心底恐ろしい恐怖のホラーだ。
DAY9(2018.OCT.16)
gogatuagehaさんの「鬼殺し奇譚」は、生々しい土着系ホラーだ。この時期を境に実在地名を舞台にした物語が増えてきた気がする。
gz_tmyさんの「春闘団交記録異聞」は、異能格闘界の新風でありどのような落としどころをつけるかまでが春闘であるというアンチクライマックスを予感させる。
三宅つのさんの「邪馬台国世界大戦」は、なで3万スキついてないの？というスピード感がありスケールのデカい作品で卑弥呼が大渋滞。
DAY10(2018.OCT.17)
alohatenguさんの「パラノイア・ファミリー」は、ヤバイ。パルプの枠を超えたサイコホラーであり人類は早く映画化権を抑えたほうがいい。
おおゆみ きゅう (弩Q)の「ラディカル・インスタグラマー」は、学生運動等でおなじみの先鋭化した過激派集団の恐ろしさを描いている。
明（あける）さんの「片羽葬儀社のお仕事」は、ショートホラーとしての完成度が非常に高くブラックコメディなサゲも含めて完璧な仕事だ。
ヒトシさんの「自動車狂歌」は走る棺桶。地獄への片道切符。つまりデスレースだ。作者はこれにより「老人適正」を得てニュータイプとなったそうだ。
ishiika78さんの「シャーロック・ホームズ 螺旋の住人」は、語り手がめちゃくちゃ信用できないタイプのスリラーでつまり最高だ。
bluebird_kndkさんの「最高の世紀末の探し方」は特に何も起こらない。特に何も起こらないからこその期待と着地点がふくらむばかりだ。
いじょうです。
【祖母】自作マガジン追加のおしらせ【堕天使】
参戦者の紹介ばかりしているので自分の作品の宣伝を忘れていました。
こちらにたくさん小ネタを投下しているのでどうぞよろしくお願いします。
【餅】逆噴射プラクティス＆自作創作物のまとめ
「魔法の力士」「壁画祖母」「最終戦争丼」は完結編まで書き終わってます。以降は無責任逆噴射なのは内緒だ！！（構想はある）
よろしくね！
#逆噴射トーバー #逆噴射小説大賞 #感想 #私的ピックアップ #コンテンツ会議 #推薦図書 #イベントレポ #パルプ小説 #予告編見本市 #DHTPOST #とは
いつもたくさんのチヤホヤをありがとうございます。頂いたサポートは取材に使用したり他の記事のサポートに使用させてもらっています。