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「台湾カメラ散歩」

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2022年9月の記事一覧

【カメラ散歩】台湾の鉄道駅、惚れ惚れレトロ

【カメラ散歩】台湾の鉄道駅、惚れ惚れレトロ

鉄道駅ってどこの国にいっても心惹かれる存在。列車の到着を待つひとたちが、これから向かう先は違っているのに、同じ空間を共有しているのがなんだかドラマチックな感じがする。台南の場合はどこかレトロな雰囲気にも惚れ惚れしてしまう。

ここから下は新營駅。菁寮老街へのアクセスの良い駅です。

【2022/09/26の日記】

10月第2週の週末が3連休なので、どこにいこうか考え始める。日本からだとアクセスの

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【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街②

【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街②

台南人におすすめしてもらった古き良き宿屋街「菁寮老街」。被写体を探しながらぶらぶら歩いていたら、にぎやかな鐘の音が聞こえてきた。

なにかしらの隊列が街を練り歩いているみたい。音のするほうへと向かうと、あらわれたのは赤、黄、青とド派手な民族衣装を身にまとった20人ほどの集団。もしやローカル結婚式に遭遇した? 一瞬そうも期待したが、隊列のまんなかで牛車に腰を下ろした男女、どうみてもおじさん&おばさん

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【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街①

【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街①

台南から電車とバスを乗り継いで1時間半ほど。清代から宿屋街として栄え、現在も日本統治時代の街並みが残る「菁寮老街(jīngliáo lǎojiē)」に行ってきた。

菁寮老街は日本のガイドブックにはほとんど載っていない小さな小さな街。ただこっちに来てから台南暮らしの長い日本人&台南人に個別にカメラ散歩のおすすめスポットを尋ねたところ、いずれも「ちょっと遠いけど菁寮老街かな」。見事なまでに答えが一致

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【カメラ散歩】「台湾発祥の地」安平を歩く

【カメラ散歩】「台湾発祥の地」安平を歩く

もともと原住民が暮らしていた台湾の歴史が大きく動き出すのは17世紀。オランダ東インド会社が1624年に台南にやってきて周辺を開拓。その37年後、教科書にも出てきた明代の軍人・鄭成功がオランダ人を追い出し、台南を首都に定めた。だから台南は「台湾発祥の地」と言われたりもしている。

その台南のなかでも、オランダ人が最初に上陸した安平という街に行ってきた。いまは観光地になっていて、高校〜大学生くらいの地

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【カメラ散歩】台南のアート横町「神農街」

【カメラ散歩】台南のアート横町「神農街」

清朝以来300年を超す歴史をもつ神農街。かつての繁華街も今ではアーティストの集まるエリアになっているそうで、雑貨店やギャラリーが密集する。外国人向けのザ・観光地というよりは、地元の若い世代が立ち寄るおしゃれスポットという感じだった。

ちょうど夕暮れどきに足を運んだのも良かった。中華圏では提灯=赤というイメージだが、神農街ではとってもカラフル。

【2022/09/03の日記】

午後は歩いて街中

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