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【SLAM DUNK Gl】114話「トライアウト合格発表」


仙道彰VS土屋淳



ブランクの長い仙道は、土屋に苦杯をなめさせられたが、未だかつてないガッツを押し出したプレーで、桜木のダンクを演出した。
残り18秒、1点リード。


「戻れ! ツッチー が 狙ってるぞ!!」桜木



素早いパス回しでハーフコートに進入。そして土屋にボールが入る。

仙道は距離を意識しミドルシュートを決められることだけは避けまいとシュートの打てない距離でプレスをかける。


「(仙道を交わしてパスや。それが早いで。)」土屋



土屋はフェイクをかけドライブを仕掛ける。

ヘルプに入った南が視界に入る。


「!?!? (南のヘルプ?)」土屋


土屋は南のヘルプを掻い潜り、レイアップ。
逆転ゴールを決めた。


「逆転!?」宮城

「審判!! 今のは、時間切れだろう??」桜木


「ピー!!」 「タイムアップ!! ノーゴール!!」審判


「おっしゃ! 勝ったぜ!!」桜木

「ふう。」仙道



トライアウト組の勝利である。
土屋が南とすれ違う。


「南。ナイスディフェンスや。」土屋
「そりゃ どうも。」南


仙道がミドルレンジを防いできた時点でドリブル突破してゴールまでいく時間がないことは頭にあった。

ならばラストパスを送りたい土屋だったが、南のヘルプのポジションが絶妙だった。
パスコースを見せながらマークは外していない。尚且つヘルプにも入れるポジションニング。

土屋はレイアップを決めた

が、それは南に誘導されたといっても過言ではない。

仙道、南の判断がタイムアップを誘ったのだ。


勝利したトライアウト組。
合否が発表された。



桜木花道



バスケットを始めて5カ月で王者、山王工業に大金星をあげるも背中の怪我という代償を払う。高校では再びその舞台に返り咲くことは出来なかったが、その情熱は衰えずことを知らず、安西光義の尽力の下、アメリカのストリートバスケで腕を磨く。

しかしアメリカンドリームを掴むことは出来ず、日本帰国。

https://note.com/tyimage/n/n4874c50bd4db

0からのスタートを切ったが、かつての戦友達の力を借り、デサフィアンテの試合で名を売り、トライアウトの切符を手にする。

トライアウトでも桜木節は健在。合格。


セバス・べノン


シルバフレンズとしてデサフィアンテの試合に出場。その高い潜在能力は、代理人の花形透をうならせた。かつてJリーグで外国人枠を席巻したブラジル旋風をUJBリーグでも巻き起こせるのか?
未知数な逸材である。合格。

南烈


一歩も引かない勇気を持った流川楓に自責の念を駆られ低調なパフォーマンスに終始したインターハイ湘北戦。
恩師北野との再会でエースキラーの呪縛を払い、大学時代は順風満帆なキャリアを築く。

https://note.com/tyimage/n/n486e63d93cf1

しかしCBAリーグで再び起きた事故をきっかけにパフォーマンスはさがりアンチの罵声を浴びる。

https://note.com/tyimage/n/n48f5a70b63ba

三井寿、安西光義との出会いを経て、真のエースキラーとなるべく、二人の意志を継承し、がけっぷちでトライアウトに参加。合格。


仙道彰


天才との呼び声が高かった仙道は周囲の期待とは裏腹に高校卒業後、バスケットから離れてしまう。


やらない理由なんてない。やる理由が重要だと、世界中に旅をする。

異国の親友、ハリー・テーヒルとの出会い、経験、約束、
松田雅志に投げかけた質問、死にそうになった奴が死ぬほどやったらどうなるか?流川楓からの挑戦状を受け、アメリカでのストリートバスケで感覚を調整し、日本帰国。


トライアウトではブランクを見せながらも、かつての天才的なプレーに加え、その対極にある必死な姿を披露した。合格



各々の思いでのぞんだがけっぷち軍団は合格を勝ち取った。


ヴィルフェーダ大阪、入団が決定した。


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