スタジアムをコロナウイルス感染から守るために
【このnoteは、2月16日のルヴァンカップ観戦ならびに2月17日時点での情報に基づいて書いています】
浦和レッズやJリーグ、全てのスポーツを、もっともっと熱くするために綴り始めたこのマガジン。
しかも、2020年はオリンピックイヤー。
だけど、心配なのが新型コロナウイルス。毎日のように感染者が増えており、この先どうなるか見通しもなかなか立たない状況だ。
この新型コロナウイルスへの対策について、昨日参戦したルヴァンカップ初戦の浦和レッズ対ベガルタ仙台戦を踏まえ、個人としての視点、サポーターとしての視点、運営としての視点から、気づいたことを羅列していこうと思う。
自己紹介はこちら。
https://note.com/tukamatter/n/n240d7134e461
また、新型コロナウイルスに関しての最新情報は、下記を確認ください。
①運営側の対策
2月14日の時点で浦和レッズから下記の発表があった。多くのサポーターが、この情報をもとにスタジアムに集まっていると思う。
2020/02/14 新型コロナウイルス感染予防対策について
浦和レッドダイヤモンズ
1.スタジアム内に消毒液の設置
2.マスクやハンカチなどを使っての咳エチケットの協力
3.体調が悪くなったら、係員に声掛けするように
といった内容だ。
ちょうど1週間前に行われたFUJI XEROX SUPER CUP 2020の時も、Jリーグ側から出された発表もほぼ同じ内容。
2020/02/07 新型コロナウイルス感染予防対策について【FUJI XEROX SUPER CUP 2020】
実際にトイレやコンコースにアルコールのスプレーが置かれていて、多くの人が利用していた。
有効性が高いと感じられる。
また、スタッフの方々はマスクを着用していた。
②観戦して気づいたところ
当時の観戦者数は、19,589人(埼玉スタジアムの収容人数63,700人なので収容率30.8%)。当日の天気やシーズンチケット対象外とは言え、ワーストに近いくらい、かなり少ない人数だった。人が密集していたのは、浦和レッズサポーターが集まる北ゴール裏と仙台サポーターが集まる南ゴール裏の一部。それ以外の座席はかなりゆとりがあったと思う。
自分は北ゴール裏にいたので、前後ろ両隣りはびっちり立っている状態だった。
試合前に雨が降っていたり、気温も低かったことで、自分やまわりの吐く息が真っ白くなって流れているのがわかった。この息で感染する力があるかどうかわからないが、屋外観戦でも結構周囲に広がるなあという印象。
その中で気づいたことを、書き出してみる。
1.マスク
やはり声を出し選手を後押しするサポーター。試合前やら休憩中にはマスクをしている人が多かったが、試合中は、ほとんどのサポーターがマスクをしていなかった(しているのは15人〜20人に1人くらいか)
装着については個人判断になるが、もし着用していても他者が無理やり外させるようなことはしてはならないと思う。
2.応援
当日の応援は、隣の人と肩を組んだり、手をつなぐようなものはなかった。これは、いい判断だと思う。
しばらくは、そのような応援スタイルでもいいと思う。
3.ハイタッチ
久しぶりに大量ゴールが生まれた試合。
ゴールが決まるたびに、まわりの人とハイタッチしたりハグしたりが起きていた。
しかしながら新型コロナウイルスの部分からいくとちょっとリスクがあるように感じる。
同日に行われた青梅マラソン(約1万5千人参加)では、毎年恒例になっていた高橋尚子さんのハイタッチは自粛していた。
現時点では、それぞれの判断を尊重していくべきだが、どこかのタイミングで自粛していってもいいと思う。
4.コンコース
試合前や休憩中にコンコースは大混雑。トイレの列を折り返さず1列にするとか、時間差利用を呼びかけるなど工夫が必要だ。
5.トイレ
石鹸がすべての手洗い蛇口に設置されていないので、簡易的にでも設置すべき。必ず石鹸での手洗いをしたり、アルコール消毒もするようにアナウンスも必要。
6.電車
新宿駅から埼京線、京浜東北線、武蔵野線、さいたま高速鉄道と乗り継いでスタジアムまで来たけれど、やはり混む。それぞれがマスクをつけたり、なるべく時間帯を集中させないようにアナウンスをしていく必要がある。
7.バス
天気が悪かったこともあり、浦和美園駅からスタジアム。スタジアムから浦和駅西口まで利用。
実は、1番、リスクを感じたのはこのバスだ。
スタジアムから浦和駅西口までは、混んでいる時間帯ということもあり、約1時間。立っている人も多く、満員のまま閉ざされた空間にいなくてはならない。
マスクの着用の義務や、途中窓やドアを開けて換気するなどの対策が必要だと感じる。
8.告知など
スタジアム内で新型コロナウイルスに対しての注意喚起のポスターなどは、アルコールスプレーの設置以外は見つからなかった。
やはり、スタジアムの至るところに周知させられるように掲示が必要だろう。また、場内アナウンスなどでも強い喚起をしていくべきだと思う。
9.備え
基本、開催を前提でいいと思うが、日本的な感染状況の悪化の場合は延期などに柔軟に対応できるように、運営側は想定しなくてはならない。また、サポーターもそれに対応できるようにしていく必要がある。
10.無理をしない
少しでも体調が悪い、発熱があるような場合は、観戦を自粛してほしい。また、高齢者や小さな子どもなども、無理にスタジアムに来るのではなく、テレビ観戦などに切り替える必要がある。
体調が悪い人が、無理してまで応援する必要はない。
数試合見れなくても、浦和レッズは逃げない。
無理をすると自分だけでなく、クラブやリーグに、大きな迷惑をかけてしまう。
③東京マラソン一般参加取りやめの影響
ここに来て、東京マラソンの大幅縮小のニュースが入ってきた。同じ屋外のスポーツイベントで、この判断は非常に厳しい(難しい)と思う。
(新型コロナ、東京マラソン一般参加取りやめ
一般ランナー3万8千人が参加取りやめ。返金なし)
Jリーグや他のスポーツ、ライブや展示会などのイベント、そして東京オリンピックに大きな影響が出ないことを願う。
もう、無観客試合などはしたくない。
タイトルの写真は、ひさしぶりに埼玉スタジアムに流れた We are diamonds♪
普通に試合ができて、普通に勝利を喜べる幸せを。
開幕直前の最新情報は
https://note.com/tukamatter/n/ncb90b30e0194
村井チェアマンと原博実さんのサッカートーク
https://note.com/tukamatter/n/n3bdff16b7a50
#浦和レッズ #Jリーグ #スポーツ #サッカー #スポーツマーケティング #サポーター #イベント #スポーツ #コロナウイルス #新型コロナウイルス #東京マラソン #オリンピック
ファンベースデザイナー、地域創生プロデューサーなどしてます。 おむすびnoteを毎日書いてたり、浦和レッズを応援したり… みんなが、好きなこと、応援したいことを素直に言える世の中にしたいなあ。 皆さんと、いろいろなコラボをしたいです! ぜひぜひご連絡ください!