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行動ではなく思考の記録
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記事一覧

PPPPPPを読んで、呼吸が止まりそうになった。

PPPPPPを読んで、呼吸が止まりそうになった。

PPPPPPを読んで、呼吸が止まりそうになった。

読んで、というか、それを体感したのは64話を読み終えた後、誤ってページを閉じてしまったときのことだった。戸田真琴さんがツイートで漫画を紹介されていて、表示された画像の中には、ピアノと、ピアノの前に立つ少年がいた。ピアノの森を思い出して、ちゃんと読み切れていないことを少しばかり後悔した。漫画は全話無料公開中らしく、緊張しながら読み始めた。

読み始

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完璧主義

完璧になりたいと願うことは
悪いことですか?

わたしは完璧になりたい
完璧なわたしで在りたいのです

わたしの完璧とは
理想とイコールであり
言ってしまえば
キャラクターに近いかもしれません

憧れの対象

ミスをすることが苦手です
自分のことは自分で解決しなければならない
非合理的な感情
社会に出た際に問題の起こる性質です

しかし
簡単にミスを出来る人間に
成りたいと思いません

生命活動の

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ミスiDを受けたいと願ってしまったわたしへ

ミスiDの先輩がうるさいと言うのは本当のようで、新しくミスiDを受ける人に、伝えたいと思う感情が湧き出てくる。

わたしはミスiDを受けると決めたとき、noteばっかり読んでいた。インタビューとか、受賞者の感想とか。
ミスiDの一年間を追ったことが無いから、どんな場所で、どんなことをしていて、どんな人がいるのか、どんな後悔をするのか、全部知りたかった。

なりたい人間になるために、事前にミスiDに

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「またね」と「さよなら」は違うから

貴方に「またね」と言ったのに

もう会えないと思ったなんて

寂しいよ

「さよなら」

【あとがき】

部活を辞めた日、唯一の同期に「今までありがとう またね」とLINEを送った。転校後にした通話の中、彼女は「またねって書いてあったからもう会ってくれないと思った」と言った。

読む。中毒

文章を読んだら
自分の中で
理解して
呑み込んで
考えなければいけなくて

苦しい時には
流し見をして
読んだという事実に寄り掛かりながら
マウントと
自己肯定をする

けれど、
その行為が
文章を読めない人間を産み出すのだと
逃げる度
わたしを責める

苦しくて
息が詰まって
共感性羞恥やら
嫉妬やら
感情がわたしを狂わせても
読む

トマトジュースは血液になるのだろうか

青春コンプレックスの話をしたせいか、学歴コンプレックスの話を思い出してしまいました。GMARCHが滑り止めと言うのは、本当にそういう世界があって、そういう価値観の教育をされて、そういう常識が植え付けられる、そういう環境があるからなのです。例えば少し頭の良い人が、通っていた高校の話をするとき(YouTube)そういう価値観のまま話をすると、コメントで「学歴コンプ乙」と言われる訳ですが、価値観が固定さ

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始まりも、終わりも、現実では一瞬だった

終わりは呆気なく訪れるものだと
実感する

何かの終わりを
自分で選択しても
過程における一つ一つの終わりが
無意識のうちに通り過ぎて
こぼして 見失って

今の年齢以下の自分には
もう戻れないとか
どうしようもないくせに
焦って 悔やんで

ずっと忘れながら
何となくで生きている

「人生という物語の主人公は君だよ」なんて軽々しく、!

苦しくなりたくて
苦しい漫画を読むとか

笑える

主人公ぶりたいし
主人公になりたい

主人公じゃないタイプだから

主人公より周りのほうがオイシイとか
思えない
若いし
稚拙だし

ださ

「暇?」ってLINEして
「暇だよ」って返ってくるのに
ラフに電話できないとか

そういうの
一生だけど

何にもなれない

現実と架空

違うの
そうじゃないの
でもそうなんだと

自己の理想と戦っている

綴由良は
わたしと私は
別人ではない

私の中に存在している
"そういう"部分を
強く引き出して理想化した

私なのに
私じゃないみたい
そんなわたし

ミスiDのために
方向性を定めたに過ぎないけれど
綴由良は理想だった

理想は
理想であり続けなければならない

私の少女像は、
現実の少女と呼ばれる世代に
或いは"女の子"に

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夢の中でさえ愛してはくれない

夢を見た

暗く苦しい夢

必死に呼吸することを辞めれば
息は遠くなり死んでしまいそうだった
美しい人ばかり現れて
恋焦がれるような気持ちになった
傷つけられても
愛され続けていたいと願った

有り得るはずのない状況で
辻褄も合わないような曖昧な物語が
心臓に黒く絡みついている

もう一度あの世界を生きるために
早く眠りにつきたいのに
その世界に戻ることは
永遠に不可能のまま

馬鹿みたいな中二病

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陰キャじゃなきゃ歌詞なんて書けないと言った

文章が書けない

文章を書かなければいけないのに

書きたいことも
悩みも鬱憤も高ぶる感情も
落ち着いた空気の中では
生まれない

なんとなく
生きるために
考えていて
考えすぎていて

そのせいで
文章が暗いような
悩んでいるような
そういうものになってしまって

不本意

ミスiD2022
未だ恐くて見れていないけれど
あの緊迫感には
もう勝てない

普通の人間として
文章を書かなければならな

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本を貰う 言葉を受ける

本を貰った。

二年前
自分のクラス
一人でいることが多い転校生の男の子

いつも本を読んでいて
少し強くいじられていたりしたけれど
賢くて自己を持っているから
嫌われてはいなかった

たまたま隣で友達と話していた日
彼は太宰治の人間失格を読んでいた

わたしは文豪ストレイドッグスが好きで
彼が読んでいたのは
角川のキャラクターカバーver.だった

「あ、文ストカバーの読んでるじゃん!いいね」

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おんなのこきらいを見た。

苦しくなるとわかっているものを見ようとすることもまた苦しい

感情を隠すことが全く出来なくなって

可愛くたって生きていけないし
そもそも女の子虚構なの??
人間が虚構?

可愛いじゃなくて可哀想
可哀想でカワイイね
つぶれる
こわい
頑張ったとか知らない

誰がそうしたの
なんで女の子ってそうなったの
そうされたの
自分からなったなんてそんな絶望許さない

笑ってすまないのが見えてきてしまった

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私だけの物語

私だけの物語

夢見る15歳だった私は気付いたら誕生日を過ぎていて、着実に成人の日が近づいている。

18歳成人施行の年代で、私は大人になるのが嫌だった。こちらは18歳で成人させてくれなんて言っていないのに、弊害を語られ悪者にされることは目に見えていて、そして自分が害の側の人間にならない保証も無かった。高校生になった私は他己評価が転落し、努力の方法も目標も目的も、未来にモザイクがかかるようになった。自分の感情は知

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