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どうりで世界は平和である

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たまに始まる不思議ではない話
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#エッセイ

黄色い本は地雷である

黄色い本は地雷である

本屋は楽しい
素敵な本に出会える

仕事の本も趣味の本も
絶対読まないよなって本のコーナーも

どこも楽しい

でも、ここには地雷が潜んでいる

表紙が黄色い本は地雷だ

黄色い表紙の本は目を引く
そして、5割増くらいで魅力的に見える

買いたくなる

で、買うじゃん

かなりの確率で地雷

内容が面白くないわけじゃないのです

なんか、

薄いんです

ページ数に対しての
実りの少なさ

でも、

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雨と猫

雨と猫

今日も雨
しとしとと雨

水溜りにポツポツと雨姿

向かいの家の窓には猫

最近はよく窓から遠くを眺めている

誰かを待っているのか
じーっと佇んでいる

昼も相変わらず雨
相変わらずパツパツと水溜り

雨でゆっくりできたのか
雨で何もかもやる気がなくなったからか
非常にゆったり時間が過ぎる

夕方頃
雨は上がって空が明るい

憎たらしいほどの入道雲
ふと気づく

彩雲

虹が雲につかまっている

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渋滞と日常と

決まって混んでいる道がある

決まって混んでいる、のだ

決まって混んでいるのなら、通らなければよい
というわけだが、
いつも混んでいる

混んでいる道は混んでいる道で利点がある

なんとなく、車を走らせていると
あれやこれや考えが溢れてくる

なにかやりわすれたことだったり、
誰かに何か伝えなきゃいけないことだったり
家帰ってから何しなくてはいけないかだったり

あれやこれやが溢れてくる

どう

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シュタイナー思想 第五・7年期の終盤

#シュタイナー 思想で特徴的な7年周期の成熟、という観点だと、自分は今、第五・7年期の終盤。
体→感情→自我→体→感情、という成熟周期で言えば、感情の成熟の2週目

そうか、自分の感情の在り方が変わってきたなと思ったのが担任2週目の頃なので、第四・7年期の終わりとちょうど重なる。

“たんにんのせんせい”として、恐れが必要?と勘違いしてた頃から、ちょうど“恐れ”じゃなくて“畏れ”が必要では?と思い

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どうりで世界は平和である

先日地元でお祭りがあった
大岡越前祭という茅ヶ崎駅前を中心としたお祭りである

駅前コンサートには人だかりもできていた

軽快なジャズを演奏しているバンドオーケストラ
その前を色々な人が歩いている

足元もおぼつかない小さな子が大爆走していた
いつ転ぶかヒヤヒヤしながら見ていたが
後ろからその子の両親が見守りながら歩いている

子どもは立ち止まって、キョトンとした

壁際に寝転がってる男がいたので

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