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なんやかんやと勢いだけで 開設 ホントにそれだけなんです。 石投げないで!

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オンボロ戦艦

 忘れもしない小学校一年生の出来事、そんなお話。  小さい頃から絵を描いたり、物を作ったりは割と好きだった。親からは上手だねと言われて育った。  学校の図工の時…

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2時間前

ともだち100人できるかな

 最初に入る人が多いであろう幼稚園、保育園、小学校で習う歌。 家庭内ではなく様々な人と出会い成長してゆくことを表現していると思う。  おいらはネットの成長期に大…

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21時間前
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ごみ取りネット

 皆さんはご存知だろうか。主婦が発明した 洗濯機ごみ取りネットを。 洗濯中に渦の中で浮いていてそのネットの中に浮遊するゴミが入り集める仕組みだ。 とても便利な発明…

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2日前
3

黒と白

 積み重なる想い 白いテープは割ときれいな形で 整然と貼られていく 黒いテープは形も悪く 雑に貼られていく 別々に貼られたテープは段々と厚さを 増していく 黒いテー…

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3日前
2

月面宙返り

 放課後の校庭は遊び放題の小学校時代 何でもし放題だった。もちろん無謀なことまで。そんなお話。  その日も放課後無邪気に全力で遊んでいた。体は軽かったし登り棒な…

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4日前
3

水の中の悪魔

 夏休みは田舎に送られて過ごした。 それはそれはほぼ楽しい思い出。 そしてそうでないことも・・・ そんなお話  田舎には川がある。入ってザブザブ遊べる川だ。そんな…

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4日前
4

おやつのひととき

 はいどうぞ!差し出される先輩からのお菓子。社会人になり、会社に入って驚いた1ページだった。デスクワークだった仕事では 頃合いを見て休憩等を取ることができた。 ナイ…

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6日前
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果汁100%

 100%オレンジ飲料が減少の危機なんだそうです。円安での値上がり。もとより輸入に頼っていて、外国でのオレンジの病気により収穫も減っているとか。なかなか大変ですな。…

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7日前
3

野生の王国

 1990年まで放映していたテレビ番組。 様々な世界を取材を通して届けてくれた。遠くの地の景色や文化、風習など様々だ。  僕は茶の間で見るこの番組が少しだけ疎ましい…

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8日前
3

屋根

 こどもの頃屋根に上がりたい症候群がある。行ってはいけないところの憧れだ。 窓以外の景色を屋根は持っている。 素晴らしい眺望だ。家は丘陵地に建っている。割と眺めが…

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8日前
4

褒める

 褒められて甘やかされて育てるとろくなことにならない。辛口の批評家は褒めることを嫌うような気がする。全くのウソでない限り些細なことでも褒められる事は気持ちが良い…

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8日前
3

入道雲

2024は少し遅い梅雨入りらしい これは過ぎ去りしあの日のお話。  夏休みは母の田舎に送られていた。両親は共働き。忙しい日々に家にいてもらっては困りごとのほうが多い…

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9日前
3

いいね

良くないよ 誰が押したかすぐ わからないいいねなんてnoteする 内容じゃないけれど なんだか モヤモヤするんだ 他人の気持ちは なかなかわからないね それでは、また。

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11日前
3

タイヤ

 こどもの時分は激しい遊びをする。そんなお話。  育った町には小山のある公園があった。学校から帰れば駆け回る毎日。バッテリー無限の体が放電完了になるまで遊ぶ。そ…

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12日前
3

淡く光る

 河原にはいろいろなものが漂着する。 中には見たくないゴミなどもありますが こどもには宝の山に見えるのです。 そんな中でありきたりな野球のビニールボールを見つけた…

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12日前
4

夕闇交差点

 小学生の頃近所の書道教室に通っていた。 あまり上手くはならなかったが、続けていたね。住んでいる所は丘陵地で坂が多い。 登り坂はツラいが、下り坂は楽しい。暴走特急…

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2週間前
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オンボロ戦艦

 忘れもしない小学校一年生の出来事、そんなお話。

 小さい頃から絵を描いたり、物を作ったりは割と好きだった。親からは上手だねと言われて育った。

 学校の図工の時間。粘土で作品を作る授業だった。その時は作る題材を上手くまとめることができなかったのだと思う。

 近くのともだちのを見ると、上手に船を作っていた。これだ!
コネコネ。油粘土の形が変わってゆく。
「できた人は先生が見ますので並んでくださ

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ともだち100人できるかな

 最初に入る人が多いであろう幼稚園、保育園、小学校で習う歌。
家庭内ではなく様々な人と出会い成長してゆくことを表現していると思う。

 おいらはネットの成長期に大人になった。
そして首都圏に住んでいる。もともとたくさんの人と出会う可能性のある首都圏と、更に世界に繋がっているパソコン通信とインターネットが瞬く間に発達していった。正に情報の爆発。何かを調べようと思ったら図書館や本屋さんではなく、ディス

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ごみ取りネット

 皆さんはご存知だろうか。主婦が発明した
洗濯機ごみ取りネットを。
洗濯中に渦の中で浮いていてそのネットの中に浮遊するゴミが入り集める仕組みだ。
とても便利な発明で、安価に手に入り
使う人に幸せをもたらした素晴らしい発明。

 それによるロイヤリティは数億円

 そんな簡単なモノでそんなにお金が手に入るなら私もやりたい。

 洗濯機で取れるゴミではなく、憧れるのはお金なのである。
かなり極論だが結

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黒と白

 積み重なる想い
白いテープは割ときれいな形で
整然と貼られていく

黒いテープは形も悪く
雑に貼られていく

別々に貼られたテープは段々と厚さを
増していく
黒いテープのほうが多いか

黒いテープはどんどん重なっていき
剥がすことも出来ずカチカチに
固まり形を成してゆく

雑に綴ったが
ふっとそんな事を思った

もうすこし綺麗なテープを
重ねて貼りたかったな

綺麗なテープ、手に入れなきゃ

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月面宙返り

 放課後の校庭は遊び放題の小学校時代
何でもし放題だった。もちろん無謀なことまで。そんなお話。

 その日も放課後無邪気に全力で遊んでいた。体は軽かったし登り棒などスイスイ頂上までのぼり景色を堪能する。
煙となんとかは高いところが大好きだw

 今はきつーい雲梯もお手の物だ。
普通にするのでは飽きたらず、ぶら下がり体を前後に振り、何を思ったか
「ムーンサルト」と思いながら
前に体を振った時手を離し

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水の中の悪魔

 夏休みは田舎に送られて過ごした。
それはそれはほぼ楽しい思い出。
そしてそうでないことも・・・
そんなお話

 田舎には川がある。入ってザブザブ遊べる川だ。そんなに綺麗ではないけれど、魚もカニもいる。
田舎の友達たちとガンガン遊び倒すのだ。
日が暮れるまでね。

 友達が泳ぐ小魚の大群を見つけた
田舎の学校にはかぶる帽子がある。メッシュのやつだ。それが魚を捕る網にもなる。

 「向こうにある帽子

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おやつのひととき

 はいどうぞ!差し出される先輩からのお菓子。社会人になり、会社に入って驚いた1ページだった。デスクワークだった仕事では
頃合いを見て休憩等を取ることができた。
ナイスな会社だった。

 先輩に頂いてばかりではマズイ。オイラも何かしなくては。当時美味しかったエアインチョコをかって配ることにした。

 「はい、先輩、どうぞ!」
オイラは先輩や同僚にその時間はお菓子を配り歩いた。会社から見える交差点の角

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果汁100%

 100%オレンジ飲料が減少の危機なんだそうです。円安での値上がり。もとより輸入に頼っていて、外国でのオレンジの病気により収穫も減っているとか。なかなか大変ですな。

 飲料水の果物の果汁表現は断面を見せているのが100%果汁しか出来ないと聞いたことがある。それ以外は果汁が滴る絵も切ってはイケない、と。

 某パック美味しい果汁飲料のメロン飲料が100%じゃなかったとして、その後販売されなくなった

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野生の王国

 1990年まで放映していたテレビ番組。
様々な世界を取材を通して届けてくれた。遠くの地の景色や文化、風習など様々だ。

 僕は茶の間で見るこの番組が少しだけ疎ましいと思うときもあった。

 アフリカの貧困を映す画。父は
「こんな風に食べられない人も居るんだ。残さず好き嫌いせず食べなさい」
そんな事はわかってる。それは遠い国の話だろう?
いつも同じようなことを言う人が面倒くさい。

 現世は202

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屋根

 こどもの頃屋根に上がりたい症候群がある。行ってはいけないところの憧れだ。
窓以外の景色を屋根は持っている。
素晴らしい眺望だ。家は丘陵地に建っている。割と眺めが良く遠くまで見える。どうしても遠くが見たい(屋根に上がりたい)

 ベランダの柵を越えて屋根へと踏み出す。
そこは得も言われぬ禁忌の世界。
そして落ちれば大怪我や死へ繋がる。

 眺めを手に入れて、うれしかった。そして今もこうやって文字を

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褒める

 褒められて甘やかされて育てるとろくなことにならない。辛口の批評家は褒めることを嫌うような気がする。全くのウソでない限り些細なことでも褒められる事は気持ちが良い。褒められて本気で嫌がる人などいないと思う。

 相手を騙したりコントロールするスキルとして褒めるのは悪手なのは承知。それは明らかにするほうが悪い。

 かくいうおいらも(一人称安定せず)
褒められるのは大好きだ。やる気が出るし、何しろそれ

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入道雲

2024は少し遅い梅雨入りらしい
これは過ぎ去りしあの日のお話。

 夏休みは母の田舎に送られていた。両親は共働き。忙しい日々に家にいてもらっては困りごとのほうが多いのだろう。

 田舎は何でも楽しい。山を川を海を
駆け回り、充電した体をぶん回して放電させる。

 確か現地の友達と歩いているとき
黒雲がわっと湧き、雷鳴とともに夕立が降ってきた。

 雨などいとわず歩き続ける僕たち
傘もいらない楽し

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いいね

良くないよ
誰が押したかすぐ
わからないいいねなんてnoteする
内容じゃないけれど
なんだか
モヤモヤするんだ

他人の気持ちは
なかなかわからないね

それでは、また。

タイヤ

 こどもの時分は激しい遊びをする。そんなお話。

 育った町には小山のある公園があった。学校から帰れば駆け回る毎日。バッテリー無限の体が放電完了になるまで遊ぶ。その日はみつけた車のタイヤで遊んでいた。楽しかったが、次第にエキサイティング。

 「山から転がしてみよう」

 小山の頂上までタイヤを持っていき、転がす。
いぇあぁぁぁ!
 と、当時言ったか覚えていないが、勢いよく転がり落ちるタイヤ。大盛

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淡く光る

 河原にはいろいろなものが漂着する。
中には見たくないゴミなどもありますが
こどもには宝の山に見えるのです。
そんな中でありきたりな野球のビニールボールを見つけた。変わった色だったのだ。
透明のような、緑色のような。
きれいだったので持ち帰った。

 さっときれいにして我が物に。
ただのボールなのでそんなに執着もないが
そのボールは暗くなった時本領を発揮した。

 部屋を暗くすると淡く緑色に光るの

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夕闇交差点

 小学生の頃近所の書道教室に通っていた。
あまり上手くはならなかったが、続けていたね。住んでいる所は丘陵地で坂が多い。
登り坂はツラいが、下り坂は楽しい。暴走特急である。

 教室が終わった帰り道、あたりは夕方で少し暗闇が迫る時刻。急ぐ理由など小学生にはないのだが、下り坂は意味もなくスピードを出す。左、右と繋がる下り坂の交差点。スピードの出た自転車の乗り手は安全確認などしなかった。
右に曲がろうと

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