マガジンのカバー画像

日々雑感

46
日々の生活で思ったこと、トレードに対して思ったことを好き勝手に書いているマガジン。自分の思ったことを言葉にするって難しい。
運営しているクリエイター

#コラム

楽観と直感、ときどき既視感

楽観と直感、ときどき既視感

ダウ理論によれば終値には全ての事象が織り込まれている。だからダウ理論が好きな俺は会社の業績や将来性などは意識せずチャートを重視する。そうは言ってもチャートだけで判断するわけではない。買うか買わないか、損切りするかしないかはチャートを見て判断するが、最終的な決定は値動きから感じ取った自分の感覚で決める。

今までトレードをしてきた中で「あぶねー」と思ったことが数えきれないくらいあり、きっとこの自分の

もっとみる
未来は過去から予測出来る範囲にしかない

未来は過去から予測出来る範囲にしかない

トレードをやっていると、結局「未来」ってのは「過去」から予測出来る範囲内にしかないんだなと考えたりする。上がるか下がるかってのは別だけど、上限と下限は予測出来る範囲を超えることは滅多にない。

雇用統計みたいな大きく動くイベント時でさえレートはテクニカルで予測出来る範囲外には出ない。さすがに金融緩和決定の時や金融危機の時は見えない力で強引に動かされるので予測不可能だけど、イレギュラーがなければ大抵

もっとみる
陰線の中で勝負をするな

陰線の中で勝負をするな

トレードをする時は月足から見ていけと良く言われる。俺も日足だけみて良い形だったから買ったけど、買ってから月足を見て絶望的な形でガッカリするなんてことが良くある。

日経平均の月足を見ると今月は今のところ陰線になっている。21000円前後にはサポートラインがあり底は堅そうだけど5本移動平均に抑えられた形で陰線を付けている。

もしCFDで日経のトレードをするなら、こんな時は買いポジションは控えて戻り

もっとみる
ノーポジであることの幸せ

ノーポジであることの幸せ

正直言って俺は損切りが出来ないタイプだ。だから仕方なく最初は少額でポジションを持つ。上手く利益が出ないならナンピンや両建てを使って無理矢理利益が出るように持っていく。

株をメインでやるようになってからは落ち着いたけど、FXをメインでやっていた頃はナンピンや両建てのポジションを良く持っていた。昔読んだ「くるくるワイド」に近いようなことをドタバタとやっていたと思う。

俺のトレードは多分良い手法では

もっとみる
月利から年利を計算する

月利から年利を計算する

一般的な個人投資家の利回りはどのくらいなのだろうか?NIKKEI STYLEによれば年利10%未満〜30%に多く集中している。プラマイゼロが多いのはトレードしようと思っていたけど結局何もしなかった人が多いということかな?

2017年といえば日経平均のチャートで言うと赤丸を付けたところ。1年を通じて上がり続けたので比較的利益を出しやすかった年と言える。なので年利30%を一つの目安と考える。

俺の

もっとみる
緑茶、紅茶とウーロン茶

緑茶、紅茶とウーロン茶

シンガポールやタイに行った時、砂糖入りの緑茶がコンビニで売っていた。びっくりしたけど緑茶、紅茶、ウーロン茶は処理の違いだけで原料は同じらしいので、緑茶に砂糖が入っていても不思議ではないのかもしれない。

個人的には緑茶は日本、紅茶はヨーロッパ、ウーロン茶は中国というイメージが強い。茶葉から飲み物を作るっていう発想は同じでも地方によって発酵の度合いが違うのはなぜか?きっと食べ物に合わせて異なる発展を

もっとみる
カンバンのない世界に行きたい!

カンバンのない世界に行きたい!

カンバンと言っても生産方式のカンバンのこと。経済学や経営学の本を読めば必ず出てくる生産方式で「just in time」とか「カンバン方式」とか「必要な時に必要な物を必要なだけ〜」とか言われる。

愚痴っぽくなるけど俺はこの生産方式が嫌いだ。noteで #私の仕事 というお題を募集してたから書いたので別に愚痴りたい訳ではない。

今勤めている会社はメーカーで得意先からカンバン方式で注文が入ってく

もっとみる
損切りするのは最後の1回

損切りするのは最後の1回

トレードに迷っていた頃、とある無料のFXセミナーに行ったことがある。講師はそこそこ名の知れた人で今でもセミナーの講師として活動している。セミナーは正直言って退屈だった。ありふれた内容、ありきたりな言葉、本屋に行けば同様の内容をいくらでも読むことが出来る。

これは仕方のない事なのだろう。初級編のセミナーだったし何の知識を持っていない人にトレードに対して変なイメージを持たれても困る。ありきたりな内容

もっとみる
最初に読んだFX本

最初に読んだFX本

FXをやってみようかなぁなんて思いながら本屋で何気なく1冊の本を手にとった。その本は小林芳彦さんの「インターバンク流FXデイトレ教本」だった。この頃に好きだったFX本は2冊あって、その2冊のうちの1冊がこの本だ。

ちなみにnoteに #推薦図書 というお題があったので本の記事を書こうと思っただけで別にJFXやヒロセの回し者ではない。

俺のトレードはとりあえずこの方の著書から始まった。本を読ん

もっとみる
投資とギャンブルの違い

投資とギャンブルの違い

会社の先輩と飲みに行った時、先輩は「俺は競馬で家を買ったんだ!」と豪語していた。先輩が言うには競馬とはギャンブルではなく投資なんだそうだ。俺からすれば競馬とは完全にギャンブルで、その勝敗は運任せとしか考えられない。

どうすれば競馬を投資と考えられるようになるのだろうか?それぞれの言葉の意味は次の通りだ。
・投資とは利益を出す目的で資金を出すこと
・ギャンブルとは金銭や品物を賭けて勝負を争う遊戯の

もっとみる
損切り<余裕資金

損切り<余裕資金

バブルの頃に株をやっていたおっさんが同じ会社にいた。おっさんはバブル崩壊後も株を持ち続けていたので含み損がすごかったが、アベノミクスによってようやく含み益になったようだ。
どうやらベンチャーだった頃のソフトバンク株を買っていたらしくチャートを見ながら毎日ニヤニヤしていた。

株の本を読むと大抵は損切りというのは大事だ、リスクリワードを管理しろ、口酸っぱくと書いてある。それは確かに大事なんだろう。で

もっとみる
利益の一部は市場に返す

利益の一部は市場に返す

実は何処かに出張に行くと必ず部下にお土産を買うようにしている。と言ってもそんなに高いものは買わないし、買って帰ったところでそれほど喜ばれない。ちなみに上の画像はこの前の名古屋出張で買ったお土産だ。

何故買って帰るのかというと、昔何かの雑誌で出した利益の一部は市場に返すという内容のコラムを読んだことがあり、それが強く記憶に残っているからだ。
そのコラムには、利益の一部を経済のサイクルの中に戻してあ

もっとみる
バイナリーオプション

バイナリーオプション

ツイッターをやっているとバイナリーオプションを勧めている人が非常に多い。シンプルだから今までトレードをやったことがない人にも進めやすいのだろうか。

バイナリーオプションにはメリットもデメリットもある。バイナリーオプションをやるか?と聞かれたら俺はやらないと答える。バイナリーオプションで勝つのは難しいと思っているからだ。

バイナリーオプションは、勝てば0より上の倍率以上、ケースにより異なり2倍、

もっとみる
テクニカルはシンプルに

テクニカルはシンプルに

トレードを始めた頃、本やネットを読み漁って移動平均線というものが良いらしいと知った。その後はいろんな人の「必ず勝てる手法」ってやつを真似しまくった。トレンド系やオシレーターなど一通り試したと思う。一通り試した後は、自分でパラメーターをいじったりして独自の指標を作ろうとした。

さらにmt4を入れていろんな指標を一つの画面に出来るだけ多く表示するようにもした(下記の画像参照)。RSIにボリンジャーバ

もっとみる