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暇詩(Twitterでハッシュタグ検索すると出てきます)
夕焼けと
言うには暗し
夕闇と
言ふには明し
午後五時の
なかなかなる
空の色
すずろにそれが
麗しきかな
お菓子な川流れ 2こ目
「強い方が正義」
暫く川を流されていて、ぼんやりしていた時。ふと頭を横切ったその言葉。昔、誰だかに教えてもらった。
当時の私は納得出来なかった。正義に強いも弱いも関係ない。一人一人の正義があるんだって、そう思っていたから。
だけど、そうだね。
今納得いった。私は、村人らの正義に負けちゃったから、こんな川に流されているんだよね。強かったら、私は最後まで自分の正義を貫けていたんだ。
月を観たのはぼくだけ
「お母さん!月は動くんだよ!」
5歳にもなる息子は、月を見ながら無邪気にそう言いました。
「そりゃぁ月だもの。動くわよ」
私は、クスリと笑ってからそう返しました。
「お母さん!月はね、下の方にいると赤くて、上の方だと黄色いんだよ!」
今は夏。月が低い位置にあると赤くなり、高い位置にあると黄色く見えるのはよくあることでした。
ですが、息子はそれが人類最初の発見の様に、さっきから私に報
どんな依頼でも手段は選ぼう!
ハッハーハ!!やあやあ皆さんこんにちは!私は祓屋!
え、いつもと口調違う?嗚呼、君達が言ってるのは別の人じゃない?あれでしょ?武士みたいな口調の人でしょ?残念!私はその人じゃないよ!私は二人目さ!!うーん、言わば助手みたいな?まあ仕事内容は同じだけどね!
違うことと言ったら、もう一人の方は仕事の為には手段を選ばないけど、私は選ぶことかな?
私と君達がここで出会ったのも何かの縁!だから
先生と言う名の生き物は存在しない
「なあ、あの先生の授業つまんなくね?」
荷物を片して教室を出たときに、不意にそんな言葉が聞こえてきた。
しかし私は気づかないふりをして歩いて行った。来たくもない学校に来て、会いたくもない私に会って、受けたくもない授業を受ける。愚痴ぐらい容認しなかったら、生徒が潰れてしまう。
と言うか愚痴に対して態々文句を言う奴っているのだろうか?
そんなことを半分、次の授業のことを半分くらい考えながら私
天才なのはその子じゃなかった
私の友人には天才がいる。その子は私と同じ中学二年生だ。その子はいつもテストで全教科満点、通知表もオール5。全国模試でも1位。(任意で結果を見せてもらった)
本人にいうと無視される。学力を褒められるのは嫌いなのだろうか?
今日は図書館でその子に勉強を教えてもらっていた。私から見て天才のその子に教えてもらうのはついていけるか心配だったけど、その子は私にも分かりやすく、丁寧に教えてくれた。
猫の前でも手段は選ばぬ
私は祓屋。人を祓う仕事をしている。その為に手段は選ばぬ。
今は、先刻承った依頼をこなす為に或るアパートの前の駐車場に来ている。その駐車場にはあまり車は止まっておらず、暖かい光が砂利を照らしていた。
私は換算機の真横にあるベンチに腰掛け、茶を啜っていた。
かれこれ20分くらいだろうか。ここに来てから対象者どころか人が一人も来ない。来ると言ったら人馴れした猫くらいだった。
この猫は私
依頼であれば手段は選ばぬ
私は祓屋。この名を言うと陰陽師を連想されたりするが、そうではない。私が祓うのは“人”だ。
不良を祓ったりテロリストを祓ったりモンペを祓ったり……依頼されればどんな人間だろうと祓う。
そこに手段は選ばぬ。不良ならば痛め付け、テロリストなら殺す。モンペは面倒だが口論。面倒だが。
この仕事は時に人も殺すが、殺し屋ではないのて勘違いせんでほしい。殺し屋は悪魔でも手段だ。故に〇〇を殺して欲しい
意味なんてありません
ここは戦いの世______どうもみなさん初めまして。名前は捨てたので自己紹介がしづらいです勇者(?)です。
自分の仕事は魔王を倒すこと……ではなく、最近荒れ狂っている魔物を倒すことです。魔王はいません。
そして自分は強いです。強敵もワンパンです。
そんな自分には大切と思う人がいます。最近できました。その人も同じく勇者で、自分ほどとまでは言いませんが、かなり強かったと思います。
そんな彼
原因は手品ではなく貴女でした
「ハッハーハ!!どうかなこの手品!面白いかい!?」
「貴女の叫び声がもう少し静かだったらもっと面白かったよ」
「えーそんな酷い!!」
「貴女は叫ばないと死ぬ病気でもあるの?」
自分は今道化師を名乗る女の手品を見ている。その手品は本物の魔法じゃないかと思う程の出来で、全く見破れない。
手品に興味なかった自分も驚いた。
しかし、この女の叫び声は矢張り煩い。ここはサーカスでもなく、単なる土
父上、お手伝いしましょう。
「父上、母上はどこでしょうか!」
「今朝からお見えになる黒い方々は誰なのでしょうか」
妻が死んだ翌日、葬式の準備で忙しいそんな時、息子と娘が聞いてきた。俺は二人が、死について何も知らない、そんな二人が哀れに思え、そして憎たらしく思え、あえて真実は語らないことにした。
「母上は神の手伝いをしているのだ。今朝からいる黒い人達はその関係者の方々だよ」
「なるほど!母上はいつお戻りになるご予定ですか
貴方のアバターはコンクールで銀賞を取りました。
「期待しているからね」
親や先生にそう言われて臨んだコンクール。自分はこのコンクールに向けて、特にこれと 言った努力をしなかった。学校で設けられた時間以外に練習はしなかったし。
故に、期待されても普通に困る。このコンクールはポイント制で、70点以上なら全員銀賞がとれ、80点以上なら全員金賞が取れるという仕組みだ。銅賞は忘れた。
自分の結果は既に帰ってきた。___結果は銀賞。まあ、予想は