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クリエイティブにとっての最大の敵。
先日、会社の田中さんから妙な感心のされかたで言われた。
「古賀さんは〇〇〇の原稿をやっていたときも、毎日 note を書いてたんですよね」。これだけ聞くと、どんなに忙しくとも実直に更新を続けるまじめなひとのように映るかもしれないけれど、感心のポイントはやや異なる。彼女が言わんとしていたことを年長者への礼を排したことばに置き換えると、「お前はあの原稿が大幅に遅れ、あの最恐におそろしい編集者さんから
味よりもずっと大切なもの。
ずいぶん前に、ぼくのまわりでカモミールティーが流行った。
リラックスできるとか、寝つきがよくなるとか、やさしい味がするとか、そういう触れ込みだった。ほうほう、それじゃあわたしも買ってみよう。不眠に悩まされていたわけでもないぼくは、なんとなくのムードに流されてカモミールティーを購入した。
汗みてぇな匂いだな。
口に含む瞬間、そう思った。おそるおそる飲んでみても、味らしい味は感じられない。鼻から
ここに特筆はいらない。
きょうのぼくは、なにを書くんだろう。
毎日書いていると、そんなふうに思う瞬間がたびたびある。「書かない」という選択肢は、ありえない。あたりまえに毎日お昼ごはんを食べているように、あたりまえに毎日なにかを書く。堅苦しい義務としてではなく、12時を過ぎればお昼ごはんを食べるように。
書くことがなにもない、という日もほんとうはない。特筆すべき出来事のない日はあったとしても、たとえばコーヒーを飲むであ