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適応障害

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適応障害になって1年経過した現在②

適応障害になって1年経過した現在②

適応障害になって約1年が経ち、少しずつ症状が改善されてきたように思えてきました。

倦怠感や肩こり、じんましんやヘルペスなど、今でも無理をするとこれらの症状が出て仕事ができなくなってしまいますが、去年に比べれば症状の程度も小さくなり、寛解に向けて順調に進んでいるなと実感しています。

ただ、会社の事情によって休職せずに働き続けながら症状の回復に努めてきたので、『ちゃんと休職していれば…』と後悔する

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適応障害と診断されて1年経った状況①

1年前に適応障害と診断され、慢性的な抑うつ状態や倦怠感で悩まされつつも、どうにかこうにか仕事をこなしながら早1年が経ちました。

体調は今でも不安定ですが、当時ほど辛い症状は出なくなり、適応障害は寛解できたのかなと感じています。

ただ、診断前と同じような状態になったとは到底思えませんし、少し無理をしただけで体調が崩れるため、自分をコントロールしながら働く必要があるのかもしれません。

そこで今回

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新年を迎えて~転職やパラレルワークに向けて~

新年を迎えて~転職やパラレルワークに向けて~

あわただしい年末を乗り切り、仕事を終えて正月休みを過ごしている方がいる一方、年末年始こそ稼ぎ時という方も少なくありません。

人それぞれが異なるお正月を過ごしているかとは思いますが、お正月は、多くの方が「今年の抱負」となるものを考える時期でもありますよね。

僕も新たな目標をいくつか立て、それに向かって取り組んでいこうと思っているので、今回は今年の目標についていくつか書いてみます。

頑張らないこ

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未来のために今から種を撒いておく

未来のために今から種を撒いておく

今の会社に転職して、約3年ほど経ちましたが、辞めることを念頭において日々の仕事に取り組むようになりました。

適応障害の症状は少しずつ安定してきたものの、それでも以前のように働くとずぐに体調を崩してしまいます。

・突然襲われる倦怠感

・集中力の低下

・ものもらい

・蕁麻疹

どれもランダムで出てきてしまうので、僕の部屋にはたくさんの常備薬があります…

そのため、これからの働き方、キャリア

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適応障害になって半年が経って感じたこと

適応障害になって半年が経って感じたこと

適応障害の治療を続けながらサラリーマンとして働いて約半年が経過しようとしています。

相変わらず仕事のときの集中力は下がり気味で、ミスも多発していることに関してはさほど変わりはありません。

元々ADHDの注意欠陥多動性障害を持っているので、なるべく影響が出ないように工夫することは変わらずに続けて行く必要があるのかなと思っています。

そんな近況を少し振り返りながら今後の生活についてまとめておこう

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自信がなくなってきたときに行う・日々の出来事の記録

自信がなくなってきたときに行う・日々の出来事の記録

自分には何もできない…やりたかったことができなかったといった感覚になることはないでしょうか。

僕は仕事でミスをしたときや貴重な休日を無駄に過ごしてしまったときによくこんな後悔の気持ちに襲われてしまいます。

完璧な人なんていないとわかってはいるのに、ついつい自分を責めてしまうのは、自分が持っている悪い癖の1つだといえるでしょう…

今回は、自分が嫌いになってしまう前に行う記録の大切さということに

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他者と比べないと楽になる

他者と比べないと楽になる

お金さえあれば…時間さえあれば…恋人さえいれば…

20代前半のころ、ふとした瞬間にこんなことばかりを考えていました。

30代になって、ようやくこのような比較癖は少なくなってきましたが、それでもやはりゼロにすることはできません。

でも、こういう願いって誰だって持っていると思いますし、無理に抑える必要もないと思うんです。

こういう願いの根っこにあるものって、「他社との比較」から来ているものなん

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新社会人になる皆様へ。

新社会人になる皆様へ。

この春から新社会人になる皆様。本当におめでとうございます。

コロナや不況の中で、就職活動に励み、内定を勝ち取ることはかなりの苦労をされたはずです。

僕も10年前に初めての就職活動をしたときは、想像以上に苦戦していました。

リーマンショックというなかなかの事件が起きてしまい、その影響が強く出ていた中で行っていたので、何度も心がへし折れていました。

あれから10年ほどが過ぎ、なんやかんやで3回

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ブレーキをかける瞬間

ブレーキをかける瞬間

適応障害になって気をつけていることのひとつに、やりすぎないことというのが挙げられます。

ついつい無理をしてしまうこともあるので、だいぶ気を付けなければいけないのですが、これがなかなかうまくいきません。

体調がよいときは大丈夫なんですが、気づいたときには体調が悪くなってしまい、吐き気やだるさに襲われてしまって行動することができなくなってしまいます。

通常の生活に支障をきたしてしまっては元も子も

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適職の探し方

適職の探し方

適応障害になって、今後の働き方を今まで以上に考えるようになりました。

現在休職をしないで働いていますが、いつ症状が悪化して働けなくなってしまうかどうかは正直自分でもわかりません。

ただでさえ仕事に対してストレスを抱えているのに、こんな綱渡りをしている状況では回復の兆しもなかなか見えてきません。

仕事量を調整しながら働き続ける、勇気をもって辞めるといった選択肢はありますが、いったいどれが正しい

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適応障害の原因から離れる

適応障害の原因から離れる

うつ病とは違い、適応障害の原因ははっきりとしていることがほとんどです。

忙しい仕事、自分とは合わない上司、モラハラが止まらない旦那さんなど、それらの原因から一度距離を置くことで症状が軽くなるといわれています。

仕事から離れるには休職する、旦那さんから離れるには実家に帰省するといった手段がありますが、そこでの過ごし方も重要になります。

何も考えずにただひたすら体を心を休めるといったものが有効で

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周りは気付いてくれない

周りは気付いてくれない

メンタルが病んでしまうと、普段できるようなことができなくなってしまいます。

布団から起きてトイレに行くことすら億劫になってしまい、生きていくことだけで精一杯になってしまいます。

身体に鞭を打って職場に向かっても、そんな自分の状況を知る人は誰もいません。

単なる風邪だと判断されることがほとんどで、仮に理解されても「でも、会社に来れるなら最低限これくらいできるよね?」みたいな感じで受け取られてし

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自分の気持ちに素直になりたい

自分の気持ちに素直になりたい

うつ病や適応障害など、体調不良のときは、できる限り休職した方がいいと言われています。

しかし、休職ができる職場とできない職場ってどうしても出てくることもあるかと思います。

・人手不足なことはわかりますので、1ヶ月後には休職させてください

・今は忙しいことは承知しているので、2週間はペースを落として仕事させていただいてもよいでしょうか

・しばらくの間、できれば残業なしでできる量の仕事を振って

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休む勇気がほしいとき

休む勇気がほしいとき

適応障害になって、改めて「理解されなくて当たり前」ということを考えるようになりました。

今は昔ほど偏見の目は減ったかとは思いますが、それでもやはり完璧には理解されない現実は変わりません。

会社や学校など、これらのコミュニティーは個人のペースに合わせられるほどのんびりとしたものではないので、当たり前といえば当たり前です。

世の中には車椅子で暮らしている人もたくさんいますし、点字を頼りに文字を理

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