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長く続く憂鬱感や不安感への対抗策。薬の力ってやっぱり侮れない

ここ一年位、大して辛いことはないはずなのに、朝にとても憂鬱な気分で目覚めることがほとんどだった。それは特に週明けの月曜日に顕著で、少し大袈裟だが生きているのが辛いと感じてしまうほどの憂鬱感と不安感に苛まれていた。 改善するためにいろんなことを試してみた。運動習慣を作ったり、食生活を整えたり、サプリメントを取ってみたり。。。それでも中々改善されず、もどかしい日々を過ごしていた。 ただ、午後に近づくにつれそんな気分は無くなっていき、大体お昼を過ぎればとっても元気になっていて、

    • 【美術館訪問】東京都美術館(デ・キリコ展)

      先日の日曜、上野の東京都美術館で開催されていた「デ・キリコ展」を見に行ってきた。今までの経験上、美術館は土日でも午前だと多少は空いている気がしていたので午前中に訪問。ゆったりというほどではないが、列に並んで見なければならないほどには混雑しておらず、やはり午前中に来た方が良いなと感じた。 全体を通して、不思議な部屋のような空間にマネキンのモチーフや家具、建造物などが配置される、非現実的かつ空想上の景色のような絵画が多い。オレンジ、白、茶色をベースとした作品が多く、イタリアのト

      • 夜の散歩が心地良い季節

        ちょうど今の季節は夜の散歩が気落ち良い。暑すぎず、寒くもなく、心地よい風が風夜は散歩に最適である。 昨日も本当に心地よい気候だったので神田川沿いの遊歩道を歩く。ウォーキングやランニングのために歩道が整備され、緑豊かでとても心地よい。 普段歩くときはワイヤレスイヤホンをしてポッドキャストを聞いている。そのほうが歩きながらも情報を吸収できて「効率的」だと思っているからだ。でもこの日は久しぶりにイヤホンを外して歩いてみた。 川のせせらぎや、ランニングにしている人の息遣い、人の

        • 久しぶりの人と会いたい時にはどんなアプローチが正解なのか

          インスタなんかでストーリーズや写真をアップすると、たまに久し振りの友人から、「また久し振りにご飯行きたいね!」みたいなコメントをもらうことがある。 自分としてはとっても嬉しいので、気持ちとしては是非行きたい!と思っている。でも相手としては多少の社交辞令もあるのかもしれないのし、圧が強すぎてもひかれそうなので少々トーンを落として「うん、お休み合う日にでも是非行こう~!」みたいな肯定しつつも近づきすぎないような無難なコメントを返している。 せっかく声をかけてくれたし久し振りに

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          家でのんびりできない性格が辛い

          自分は休日に家でゆっくり休むことができない。 休日は時間を有効に活用せねばという脅迫感にも似た気持ちがあり、朝からジムに行き運動し、その後はカフェで勉強や読書、その後は人と会うなり美術館なり映画館なりに行き、夕飯を作ってその後はオンライン英会話をする。そんな感じの過ごし方が多い。 文字に起こしてみるとかなり充実した絵に描いたような休日のように見えるが、なんだかいつも気持ちが休まらないなと感じている。 ほんの少し体調が悪かったり、疲れているな~という時でも、こんな感じの一

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          映画「FALL」 命知らずすぎる主人公の女友達に最初から最後まで一切の感情移入ができない

          Amazonプライムで映画「FALL」を鑑賞。大まかなストーリーとしては、フリークライミング中にパートナーと死別してから生きる気力を失った女性ベッキーが、その友人ハンターと600mの鉄塔に登って帰れなくなりサバイバルする話である。 ハンターは危険な場所での動画を投稿するyoutuberで、悲しみを乗り越えるためには恐怖に打ち勝つべきとかいう謎の理論でベッキーを連れ出し鉄塔登りに強制参加させる。 ネタバレになってしまうので詳細は書かないが、このハンターが本当に怖いもの知らず

          映画「FALL」 命知らずすぎる主人公の女友達に最初から最後まで一切の感情移入ができない

          会議でうまく発言できない

          自分は社会人を10年くらいやっているにも関わらず、会議で発言をすることがいまだにうまくできない。そんな状況の時、自分ってなんてだめな社会人なんだろうと毎回少し落ち込む。 仕事関係の本などで、「発言が無いなら会議に出る必要がない」みたいなことがよく書いてあり、そんな文章を読むたびに自分のことを言われるようでドキッとする。 自分の批判的思考力や論理的思考力なんかが低いのかなと毎回落ち込むのであるが、どちらかというと、会議では発言しなければいけないという暗黙のルールの中で、その

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          自分の大切な日々の習慣。暗闇ボクシング、英会話、読書

          自分が日々習慣にしていることは、暗闇ボクシング、英会話、読書の3点である。これらの習慣は、自分の毎日を豊かにしてくれている。 暗闇ボクシングまず暗闇ボクシングであるが、「なんだそのスポーツは」と思う人が多いかもしれない。簡単に説明すると、クラブのような暗闇の空間で、室内中央のインストラクターさんの指示に従ってリズミカルにパンチを繰り出す45分間のフィットネスである。パンチの合間に腹筋やスクワットなどの筋トレも組み込まれ、有酸素運動と無酸素運動を同時に行うことができる。また、

          自分の大切な日々の習慣。暗闇ボクシング、英会話、読書

          【読書感想】生きのびるための事務(坂口恭平)

          本書要約自分の送りたい生活を目指すためには、生きていくために必要な最低金額を把握して、稼ぎたい金額を設定する。そして、現在どんなことにどれくらい時間を使っているのかを円グラフのような形で可視化して、おんなじように10年後にはどんな時間配分で生きていきたいのかを書き出してみる。 その10年後に設定した時間配分で生きていくためには、現在の時間配分をどのように変えていけばいいのかを考える。そして、実行すべきことを文字や数字で具体化していく。なりたい姿や職業なんかを名詞で設定するの

          【読書感想】生きのびるための事務(坂口恭平)

          大事な意思決定はパッションを優先する

          土門欄さんのvoicyを聞く。今日のテーマは大事な意思決定をする際にどうしているかということだった。その中で、大事なことほど自分のパッションを最優先にして決めるとおっしゃっていたのが本当に共感してしまったし、何より今までの自分の人生で欠落していた部分であるとも感じた。 土門さんは、最近車を購入する際に、とっても自分は気に入っているけど多少不便な外車と、そこまで気に入ってわけではないけど便利な日本車とで選択を迷っていたという。ただ、どちらの車も子供と試乗し、子供に「日本車の方

          大事な意思決定はパッションを優先する

          【読書感想】句点。に気をつけろ(尹雄大)

          今回は尹雄大さんの「句点。に気をつけろ」を拝読した。 書籍の帯に書かれていた、「言いよどんだり、つっかえたり、冗長だったりでいいんだ。」というコメントに惹かれて本書を購入した。 本書では、論理的かつ端的に自分の意見を述べることが世間的には是とされているが、それって本当に良いことなのだろうか?ということについて考察されている。現代、特にビジネスの場面においては、明瞭かつ論理的、端的に自身の意見を述べる、いわゆる句点で区切ることのできる言い切り型のコミュニケーションが是とされ

          【読書感想】句点。に気をつけろ(尹雄大)

          人生は「一次情報」によって彩られていく

          ここ数年、直接人と話したり、実際に現地を訪れてみたりすることの価値が上がってきているように思う。上がっているよいうより、再認識といった方が正確かもしれない。 コロナ禍の間移動は制限され、リモートワークが推進され、「ステイホーム」な生活が推奨された。それに加え現代ではNetflixなど家にいながらにして楽しめるコンテンツも豊富であり、仕事や娯楽を家や近所で済ませることが経済的にも環境的にも、身体負担的にも「賢い」選択であるとされてきたように思う。 しかし、パンデミックが収束

          人生は「一次情報」によって彩られていく

          うまく言語化できない自分の気持ちを汲み取って大事にしたい

          天候のせいだろうか、昨日今日と、とっても気持ちが沈んでいる。いつも日課であるボクササイズの早朝プログラムに通うために6時頃には起床しているが、今朝は9時頃まで寝ていた。こういう日には在宅勤務がありがたい。 自分の所属する会社で、大きな組織変更があった。もともと流動性の高い企業ではあるので異動や転職も盛んである。それでもやはり、組織が解体され、チームもばらばらになるというのは少々寂しく感じてしまう。そもそもフルリモートワークでほとんど顔も会わせていないためそこまでの思い入れも

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          【美術館訪問】東京国立近代美術館(TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション)

          竹橋にある東京国立近代美術館で開催されている「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアートコレクション」に行ってきた。 上記3つの都市に存在する美術館に所蔵されているアートのうち、同じテーマで描かれているものを比較して鑑賞してみようというコンセプトの展示であった。 自分が一番印象に残った作品は、絵画ではなく動画の作品である「Marathon Life(Julien Discrit作)」である。一人の青年が、ジョギングをしながら生まれてから死ぬまでの彼の人生の物語を語るという作

          【美術館訪問】東京国立近代美術館(TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション)

          お金を気持ちよく使えた日

          昨日は美術展を見に行くために六本木を訪れた。友人と何度か訪れたことはあるが、一人で歩き回ったことはなかったので、せっかくなのでミッドタウンや六本木ヒルズなどを散策してみた。 そこで、ふらっと入ったアパレルショップで気さくに話しかけてくれたお兄さんがいた。ミッドタウンに入っているくらいなので価格帯としてはそこそこ高額なショップで、自分の身なりからして見込み客ではなさそうにも関わらず色々と案内してくれた。 とくに明確に探しているアイテムはないことを告げると、彼のおすすめのアイ

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          【読書感想】幸せへのセンサー(吉本ばなな)

          非常に著名な作家である吉本ばななさん。自分はここ最近まで一回も彼女の作品を読んだことがなかったが、今年とある彼女の書籍のタイトルに惹かれその本を読んで以来、立て続けに彼女の著作を読んでいる。 今まで読んだ書籍はまだ少数だが、作品の中でとにかく人が死ぬ。そんなに死ぬのかってくらいどの作品でも死ぬ笑。でも、彼女の言葉選びが鮮やかなので、すっと染み渡るような読了感を毎回感じられる。 本書籍は、彼女の人生経験の中で得られた、幸せに近づく方法、ないし考え方が記されている。 さすが、

          【読書感想】幸せへのセンサー(吉本ばなな)