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大事な意思決定はパッションを優先する

土門欄さんのvoicyを聞く。今日のテーマは大事な意思決定をする際にどうしているかということだった。その中で、大事なことほど自分のパッションを最優先にして決めるとおっしゃっていたのが本当に共感してしまったし、何より今までの自分の人生で欠落していた部分であるとも感じた。

土門さんは、最近車を購入する際に、とっても自分は気に入っているけど多少不便な外車と、そこまで気に入ってわけではないけど便利な日本車とで選択を迷っていたという。ただ、どちらの車も子供と試乗し、子供に「日本車の方がやっぱりいいよね?」と確認すると、「いや、ママは外車を運転しているときの方がいきいきしていたからそっちの方がいいと思う」と言われ、また、カーディーラーの担当者からも、「毎日朝にその車に乗ることを考えるとウキウキ方を選んだ方がいいですよ」と言われたという。

そしてそれは、車だけでなく、仕事、パートナー、住居選びなど、重要な意識決定のいずれにも当てはまると彼女は考えているという。ロジカルな部分で最低限満たさなければならない条件をいくつか設定したら(住居の場合だと、予算の範囲や駅からの距離、広さなど)、あとはパッションを最優先にするとのことだった。

確かにこれは、今までの自分の経験上からもその通りだと思う。特に重要な意思決定が必要な場面は、これから多くの時間をともにするものを選ぶ状況であることがほとんどであると思う。そうなると、やはりロジックより、説明のできないパッションや感情を優先させた方が長続きすることは想像がつく。

そもそも自分の視野や周囲の近しい人たちだけで考えるロジック自体がどこまでロジカルであるかも疑問である。仮に地球全体のあらゆる情報を持っているようなマザーコンピュータが存在して、そのコンピューターがはじき出してきたような意見なのであればその答えは間違っていないのかもしれないが、そんなものは存在しないのである。

そして何より、この情報化社会の中で忘れがちであるが、我々人間は機械ではなく有機的な生き物なので、そこには説明のつかないパッションや感情が存在することがあたりまえである。野生の動物とかは説明できない自分の直感に従って行動し生き延びていると思う、人間も、本来忘れがちであるそんな能力を同様に有していると思う。

もう少し、自分の直感やパッションを信じて優先してあげたいと思える放送であった。

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