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家でのんびりできない性格が辛い

自分は休日に家でゆっくり休むことができない。

休日は時間を有効に活用せねばという脅迫感にも似た気持ちがあり、朝からジムに行き運動し、その後はカフェで勉強や読書、その後は人と会うなり美術館なり映画館なりに行き、夕飯を作ってその後はオンライン英会話をする。そんな感じの過ごし方が多い。

文字に起こしてみるとかなり充実した絵に描いたような休日のように見えるが、なんだかいつも気持ちが休まらないなと感じている。

ほんの少し体調が悪かったり、疲れているな~という時でも、こんな感じの一日を過ごさないと罪悪感が生まれてしまうため、多少体調が優れなくても家から出て動き回る。そのため、嫌みでもなんでもなく、本当に心の底から「家でのんびりする」ということに憧れている。

本を読んだり映画を見たりするのだって、家でもおんなじ事はできるし内容は変わらない。それでも「外出して一日を充実させねば」という謎の強迫観念がある。

インフルエンザとか、本当に動けないような時だけようやく一日家でのんびりすることになるのだが、そういう時はなぜだか心置きなく家でのんびりすることができるし、外出中にはできないNetflixの一気見だったり家にある雑誌をよみふけったり、家は家で充実した時間を過ごすことができるのだ。病気という免罪符があって初めて家でのんびりできるのである。

そのマインドが若干病的なので、実家の家族や、今生活をともにしているパートナーにも「生き急いでる」とよく言われる。それも自分の個性なのかなとプラスに考えていたのだが、最近なんだかしんどくなってきた。家でのんびり過ごしたいのに、どうしてもそれができない。精神科とかカウンセリングとか通えば緩和できるんだろうか。

そういえば、コロナの緊急事態宣言の時もステイホームを余儀なくされてほっとしている自分がいた。「今日はオフィシャルに家にいなきゃいけない日なんだ」と、心置きなく「おうち時間」を楽しむことができた。ステイホームが長く続きすぎるとそれはそれでつらかったのだが、最初の数日間は謎の開放感があった。

自分はなぜそんな強迫観念があるのだろう。外でアクティブに過ごす時間も大事だけど、家でゆっくりする時間も楽しめるようになりたいと切に願っている。

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