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夜の散歩が心地良い季節

ちょうど今の季節は夜の散歩が気落ち良い。暑すぎず、寒くもなく、心地よい風が風夜は散歩に最適である。

昨日も本当に心地よい気候だったので神田川沿いの遊歩道を歩く。ウォーキングやランニングのために歩道が整備され、緑豊かでとても心地よい。

普段歩くときはワイヤレスイヤホンをしてポッドキャストを聞いている。そのほうが歩きながらも情報を吸収できて「効率的」だと思っているからだ。でもこの日は久しぶりにイヤホンを外して歩いてみた。

川のせせらぎや、ランニングにしている人の息遣い、人の歩く音、虫の声、木々が風で揺れる音が聞こえてきた。とても心地良いなと感じ、「効率」ってなんのためにあるんだろうと少し考えてしまった。自分の考える「効率」って、何に繋がっているんだろう。

ここ数年、辛くはないけど、満たされない、生命維持装置に繋がれてただ生きているだけのような、そんな日々が続いている。

でも、この日散歩をして、心地よい風を受け、すれ違う人が通話しながら笑っていたり、外国人が歩きながらファミチキを食べていたり、帰宅途中の学生がいたり、ゆっくりゆっくりランニングしているおじいさんがいたり、そんな景色を見ていたら、なんだかそんなに人生って悪いものじゃないかもなと思えた。

先の見えない将来のことばかり考えて不安になるよりも、今目の前の幸せをもっと感じられるようになれるといいなと思った夜の散歩であった。

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