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問診は想像力が重要

骨盤矯正・ボキボキ手技・ストレッチを
一切やらない異色の整体師トリプルKです。

名医と呼ばれる人達も
問診で原因を絞り込んでいきます。

問診力を高めることは、
あなたの施術を高めることに繋がるのです。

【お礼】
「朱夏」さんのイラストを頂戴しました。
想像力を膨らませるのにぴったりのイラストです。有難うございます。



施術前に問診を行っていると思いますが、
問診で聞き出した情報は施術に活かされていますか?

状態を聞いて終わっていませんか?

問診は原因を探る大事な情報源です。

問診でうまく聞き出せるのとそうでないのとでは、施術効果に大きな差が出ます。

闇雲に施術を行っても、
思うような効果は上げられません。

施術の効果を上げる為、
また原因の特定を早める為にも、
問診をうまく活用しましょう。

問診を活用する為に大事なのは想像力だと
僕は思っています。

どんな症状で、
いつから?どうすると辛いか?などを
聞き出していると思いますが、
それらはあくまで結果です。

だから聞き出した情報を元に、
体にこういう問題が起きているのではないだろうかと想像力を膨らませ仮説を立てるのです。


例えば、
左首肩に張りが出ているのは、
胃の不調が関係しているのではないか?

顎周りに硬さがあるのは片噛みをしている、
もしくは、斜めを向く癖があるのではないか?

20年以上調理師をしていて、今さら仕事の影響で肩に痛みが出るはずがない。
痛みが出る少し前から何か環境の変化があったのではないか?

朝起きたら右肘に痛みが出たのは、寝ている間に捻ったりする可能性は考えにくい。
それなら、体が冷えて肝臓が疲弊して右肘に痛みが出たのでは?

人によって様々なケースがあります。


仮説を立てる事で、
それが正しいのか検査をしたり、
触診で確かめる事が出来るのです。

立てた仮説が合っていれば、
後はそこを調整するだけです。

重要なのは想像する事です。

言われた症状が何によって起こっているのかを。


想像をして、
疑問に思う事が出てくれば、
施術中でも聞いてみればいいのです。

新たなヒントが得られるかもしれませんし、
そうでなくても、その可能性が消去されるので、原因を絞りやすくなります。

そうやってあれこれ想像する事で、
問診力が上がっていき施術も上達していくのです。


問診は想像力が重要。

聞き出すだけでは足りないのです。

問診から色々想像出来るようになりましょう。


最後までお読み頂き、有難うございました。
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