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とことん何故?を追求したら、他に類を見ない整体に辿りついた。

骨盤矯正・ボキボキ手技・ストレッチを
一切やらない異色の整体師トリプルKです。

記事を投稿することに気を取られ、自己紹介をしていないことに気づいたので、ここで改めて異色の整体師トリプルKについて紹介したいと思います。

【ご注意】
僕が思った以上の長文になってしまいました。
なので、予め長文であることを理解した上で、読んで頂ければ幸いです。

【お礼】
「氷壁にアイスアックス」さんの画像を頂戴しました。
この記事にピッタリの画像です。有難うございます。

独自の整体を追求してきた自負

僕は2022年4月に整体師歴16年目を迎えました。

歴の長さと施術スキルは必ずしも比例しないので、歴の長さを自慢するつもりはありませんが、とことん独自の整体を追求してきた自負があります。

誰かの真似をした訳ではない、
ましてや誰かに教わった訳でもない。

日々の施術を試行錯誤しながら、
独自の施術スタイルを確立してきました。

そして10年以上の歳月をかけて
手あて療法、間接法、足裏CTスキャンという
独自の手技、検査法を開発して
他に類を見ない異色の整体師となりました。


トリプルKに込めた想い

「トリプルK」というネーミングには、以下のような想いが込められていて、それぞれの頭文字KからトリプルKとしました。

・健康でいられる大切さを伝える
慧眼けいがんと研究心を持ち続ける
・謙虚さと感謝の気持ちを忘れない

※慧眼とは、物事の本質を鋭く見抜く洞察力のこと。

でも本当のことを言うと、
インパクトのあるネーミングを考える中で「トリプルK」を思いついたのが先で、そのあとにKから始まる文字をあてはめたというのが正直なところです。

まあ、どっちが先かは大した問題ではないですね。
トリプルKって、そんな想いが込められているんだと知って頂ければ幸いです。

僕が整体師に転職した理由

さて、僕がこの整体師の世界に飛び込んだのは、
2007年4月、今から15年前です。
ちょうどその月に娘が生まれました。

子どもが生まれる時に転職するなんてと、妻には快く思われていませんでしたが、僕の気持ちは揺らぎませんでした。

僕が転職を決意した理由、
それは父が長い闘病の末、他界したことでした。


健康であれば、バリバリの商社マンとして活躍していたはず・・でした。

それが、仕事の極度のストレスからアル中となり、重度の糖尿病へと進展してしまったのです。

しかも、僕が物心つく頃には、すでに父は闘病のため家庭にはいませんでした。

そんな父が入退院を繰り返し、最期は骨と皮だけのような状態になり、その変わり果てた姿は、今でも瞼に焼き付いています。

その時、健康でいることの大切さ、有難さを痛切に感じたのです。

健康に携わる仕事がしたい、
強くそう思いました。

そして、父のように闘病で人生を棒に振ることがないよう、健康でイキイキと過ごせるように、整体を通してお手伝いがしたいと思ったのです。


まったくのゼロからのスタート

それまで体操指導員として働いていた僕が、整体師の道をスタートさせたのは某大手整体サロンでした。

体についての知識ほぼゼロの僕は、入社後一か月の短い期間の中で、座学と実技の研修を受けました。

当時、研修制度は人員的な問題から、けっして充実しているとは言い難い状態でした。

でも、現場も受け持ちながら、僕らの研修も行ってくれた研修員の先生には感謝しています。
何も分からない素人を指導するわけですから、その苦労は容易に想像がつきます。

こうして、僕の整体師としてのキャリアがスタートしました。


揉みで挫折を味わう

始めたころは、とにかく必死でした。
技術も経験も圧倒的に不足しているど新人です。
一生懸命さくらいしか売りはありません。

だから、「少しでも良くなってほしい」そんな思いを胸に必死に揉むしかできなかったのです。

そして、徐々に慣れてきたころ、ふとあることが気になってしまったのです。

自分の揉みって、「気持ちいい」のかな?


すると、自分の揉みがいやに気になりだして、何だか揉みがギクシャクし始めてしまったのです。
考えれば考えるほど、体に力が入ってしまい、ますます揉みが上手くいかないドロ沼状態でした。

しまいには、
揉むのが怖いと思うまでになっていました。
その時は、自分のことが情けなく、とてもみじめでした。

この局面を乗り越えようと、練習に付き合ってもらったりして、もがいたのですが、残念ながら問題解決には至りませんでした。

結局、一時的に本部勤務にして頂くことで冷却期間をもうけ、数か月のあいだ現場から離れることになりました。

この冷却期間は、結果いいリハビリになりました。

数か月ぶりに練習で揉んだ時に、変に力むことなく揉めたのです。
あれだけもがき苦しんでいたことが嘘のようでした。

冷却期間をいただけた会社に今更ながら感謝です。


二度目の挫折、そして・・

現場に戻ってからは、経験を積むことで少しずつ自信もついていきました。

揉みだけでなく、骨盤矯正などの手技でも結果を出せるようになっていたからです。

そして、運命の時がやってきます。


あれは、確か四年目の頃だったと思います。
本部主催の店舗研修が行われたのです。

その頃の自分といえば、ある程度の経験も積み、結果も出せるようになっていたので、それなりに自分に対して自信はありました。

この研修が行われるまでは・・・

そう、僕はこの研修でいかに出来ると勘違いをしていたかを思い知らされたのです。

愕然とした。
出来ていないじゃん。
俺の実力はこんなものなのか。
いろんな思いが交錯しました。


しかし、この二度目の挫折がなかったら、今の施術スタイルは生まれていなかったかもしれません。

挫折を味わった翌日からすぐに、今までの施術スタイルを全てと言っていいくらい大転換させました。

僕独自の施術スタイルは、
この挫折から始まったのです。

今振り返ると、あの時の挫折が僕の大きなターニングポイントだったんだなと思います。
そして、挫折して良かったと心の底から思っています。


完全オリジナルの整体

僕の整体の特徴を以下に箇条書きにしてみました。

ここに列挙された手技や知識は全て、自分の臨床経験から得たものです。
誰かに教わったり、本で覚えたりしたものではありません。
だから、完全にオリジナルのものです。

では、なんでこんな風になれたのか?
それは、
なぜ?をとことん自分なりに追求し続けてきたからです。

この筋肉が緊張している原因は?
これって、過去の怪我が影響しているのではないか?
人間の骨格には似ている部分があるけど、何か繋がりがあるのでは?
内臓器も体の一部、その影響はどこに現れるのか?
体に負担を掛けずに矯正する方法は?
手指にも何か体に繋がりがあるのではないか?
足が全身を映し出す鏡なら、足を診て原因を見極められるのでは?

いろんななぜ?を日々、地道に研究を重ねたのです。
決して一足飛びにここまで来られたのではありません。

これだけのものを習得するのに、10年以上の歳月を費やしてきました。
誰にも教わらないので苦労もしましたが、自分で考え、実践し、検証をしてきたので、自分のものにすることが出来たのです。

・整体師なのに、骨盤矯正をしない
・ストレッチもしない
・ボキボキする手技もしない
・強い力を加えない
・手当てのような優しい手技
・間接法による調整
・足裏CTスキャンを使った原因の見極め
・全身の相関関係を熟知
・過去の怪我による影響を10年前に気づき、施術に取り入れる
・手指と体の繋がりを解明
・内臓器と体の繋がりを熟知
・その人の自然治癒力を引き出すことを念頭に置いている
・治すのは僕ではなく、患者さん自身

骨盤矯正をしないって、何?
間接法?
足裏CTスキャン?
きっと意味不明と思われたでしょう。

全てを解説すると、大変な文章量になってしまうので、また別の機会に解説したいと思います。

ただ、誤解のないようにお伝えしておきますが、骨盤矯正やストレッチ、ボキボキ手技も全てやっていました(過去形です)。
だから、出来ないのではなく、あえてやっていないのです。

何故なら、
それらをやらなくても、整体は可能だからです。
そのことを臨床の中で積み上げてきました。

整体に、骨盤矯正もストレッチもボキボキ手技も全て要りません。
原因を的確に見つけ出し、その人の自然治癒力を引き出してあげれば、優しい力で整体することが可能なのです。


僕の情けないところ

僕が自分で一番情けないと思っているのは、
独立したいと思いながら、何年も実現できていない点です。

本当に何年も前から、独立したい気持ちを持っています。
なのに、いまだに雇われの身です。
情けない・・・

ホームページを開設したこともありましたが、
うまくいかずやめてしまいました。

技術を追求したところで、誰にも知られなければ僕の自己満足で終わってしまいます。

そこで始めたのが、このnoteです。

情けない自分にさよなら出来るよう、そして多くの人に知って頂けるように発信していきます。


トリプルKの近未来

僕の夢それは、
・独立開業する
・独自の整体を教える「整体道場」を開く
・理論や考え方をまとめ出版する
・より多くの人を健康でイキイキとした人生が送れるように導く

正直に言うと、
これを書いて公表することにためらいがあります。
もし実現できなかったら・・・
そんな思いが襲ってくるからです。

でも・・
今まで独立したいと思いながら、実現できてこなかったのは、
それだけの覚悟と行動を起こしてこなかったからだと思うのです。

だから、出来るか出来ないか分からないけれども、
まずは宣言してみようと。
そしてこのnoteから、地道に発信を続けて夢の実現に近づけていこうと思っています。

夢はすぐに実現できないかもしれないが、
「必ず達成できる」と自分を信じて、前に進んでいこうと思う。


長文となりましたが、
最後までお読みいただき有難うございました。

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