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ゴスロリ先生のトップ画自分で描いてみました!どうかな!
ゴスロリ先生 第3話「黒ギャル」
三学期になった。理科の川中先生が産休に入ったので、新しく臨時任用の先生が来た。
その先生は、職員朝礼で元気よく挨拶をした。
「初めまして!城田りんです。三学期からお世話になります。よろしくお願いします!」
城田先生は、どう見ても黒ギャルだった。
初日なので黒いスーツを着ているが、髪はロングのシルバー、鼻ピアス、200本ぐらいマツエクを付けているし、ゴールドのアイシャドウがキラキラでかっこ
ゴスロリ先生 第2話 「体育祭」
10月になった。あの季節がやってきた。体育祭だ。
クラスでは、学級対抗リレーをホームルームで決めることになった。もちろん、足が速い子がスタートとアンカーだ。あまり揉めることなく、すんなり決まった。体育主任とも、必要最低限しかかかわらず、このまま時が過ぎてくれと願っていた。
しかし、体育祭の当日、思わぬハプニングが起きた。
「先生!アンカーの斉藤くんが熱で欠席です!」
そう言って、学級委員
ゴスロリ先生 第1話 「リボンの数と後輩指導」
【あらすじ】
ゴスロリファッションで毎日学校に出勤する「私」は、体育主任に目の敵にされている。派手なファッションが気に入らないのか、服装にリボンの数が多ければ多いほど「後輩指導」という名のもとの、主任のありがたいお話が続く。
自分のファッションを貫く「私」だが、生徒や教師達から理解されたりされなかったりを繰り返し、波瀾万丈な生活を送る。
私は、高校の教師をしている。科目は社会科。
生徒から
8ヶ月前に書いた小説「窓の外に描く」を久しぶりに書いて完成させました😂
読んでいただけたら嬉しいです!
GO!GO!式部【あらすじ】
平安時代の「紫式部」の魂を持ったまま、生まれ変わった「式部ゆかり(しきべゆかり)」。前世の記憶が邪魔をして、同級生とは話が合わず、不登校になった。
ある日、K POPグループ「O N!Y(オンリー)」で活躍する14歳の日本人メンバーKen−G(ケンジ)を知る。
「推す」という感覚を知ったゆかりは、オタ活に足を踏み入れ、引きこもりを卒業。ライブに参戦し、ファンクラブの握手会にも参加するが、
GO!GO!式部【第3話 握手会と転入生】
クリスマスパーティからちょうど1か月が経った。今日はいよいよ、握手会の日だ。
推しに直接会えるというのは、オタクにとって夢のまた夢。宝くじを当てるよりもうれしい。しかも握手会だなんて。私は今日死んでしまうかもしれない。
いや、生きる。Ken−Gと握手をしたオタクの中で、1番長生きした人間としてギネスブックに載るのだ。時の帝に一生愛されるより、私はKen−Gに一瞬握手できるほうが幸せだと思
GO!GO!式部【第2話 おいらかに、おいらかに】
2学期になった。「おいらかな人」として再デビュー。そう自分に言い聞かせながら、中学校にカムバックした。
久しぶりに戻ってきた中学校は、やはり居心地は悪かった。二年生だから、一年生のときのメンバーはバラバラになって別のクラスにいたから、なんだか転校生のような気分だった。
「式部さん、式部さん。」
昼休みに、ぼーっと窓の外を見ていたら、女子生徒が話しかけてきた。
「式部さん、これ!ファ
GO!GO!式部 【第1話 前世の記憶とSNS】
私は、式部ゆかり(しきべゆかり)。中学2年生。紫式部の生まれ変わりだ。おぎゃあと生まれたその時から、私には前世の記憶が残っていた。
現世での私は、14歳の引きこもりだ。中学に入学して、一年生まではどうにか登校したが、中学二年からは学校に一度も行っていない。同級生とは、全然話が合わないから学校に行くのが苦痛になった。
小学校までは、前世の記憶が邪魔をしても、なんとか子供らしく振る舞おうと努
小説「窓の外に描く」を読んでくださってありがとうございます!
10話完結予定です。今後の展開をお楽しみに!
コメントで感想下さると、今後のはげみになります!
窓の外に描く 第8話「バイクと絵」
その後、一週間たっても、ジニは学校に来なかった。フィリックスは相変わらず毎日学校に来て、女の子達に囲まれていたが、どこか寂しそうだった。
「フィリックス、元気無いな。」
そう話しかけると、フィリックスは答えた。
「先生もだよ。全然元気ない。」
いつもの澄んだ目で見透かされて、どきっとした。そうかもしれない。寂しかったのは自分自身だった。
「先生、ジニを迎えに行こう。家まで。多分、午前中は寝
窓の外に描く 第7話「瞳」
翌日も、その翌日も、ジニは学校に来なかった。バン先生は、フィリックスに言った。
「今日、ジニは一緒じゃないんだな。」
「うん。先生、ジニに何か言ったの?」
「フィリックス、どうして?」
「ジニが、先生とはもう話したくないようなこと言っててさ。何かあったの?」
「うーん。実は、バイクに無免許で乗るな、もうよせって話したんだ。」
「ああ、なんだ。先生が言ってることは正しいじゃん
窓の外に描く 第6話 「友達」
それから、2人はどういうわけか、毎日一緒に学校に来た。登校してからは、フィリックスは教室に、ジニは美術準備室に行った。
いつも通り、美術室でコーラを飲むジニに、バン先生が言った。
「ジニ、フィリックスと仲良くなったんだな。お互い友達ができて良かった。」
「友達?そんなんじゃねーよ。」
「毎日一緒に来てるじゃないか。」
「ああ、あいつと居たらおれが目立たないから。金髪じゃん、あいつ。」「
窓の外に描く 5話「転入生」
2学期になった。
バン先生が、教室の扉を開けると、ジニはやはり教室にはいなかった。できることはやったつもりだが、少し期待してしまったから悔しかった。
新学期は、転入生がやってくる予定だった。2学期に転入して、翌年はオースオラリアに再び帰るらしい。家庭の事情らしいが、詳しくは聞かなかった。役所で手続きを終えたその子は、午後から教室にやってきた。
名前はフィリックス。綺麗なブロンドの髪で、そば