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なぜADHD特性が会話に出てしまうのか② ストラテラ服用日記615日目

昨日の続き。

昨日書いたように一つの話の中に、前置き・多すぎな詳細・その瞬間に思いついたことを話してしまう。その事自体は本人たちに悪気はない。むしろ親切心と真面目さと丁寧さから来てると言っていい。

この話をしっかり理解するにはすべての情報が必要だと感じ、それを漏らさず伝える必要性を心底感じるからこそこのような喋り方になってしまう。

面白く伝えたいし、正確に伝えたい、全部理解してほしいし、衝動も抑えたくないと思っているのでどうしても多弁になってしまう。


この、面白く伝えたい、正確に伝えたい、全部理解してほしい、という感覚と相手の"知りたい"感覚にずれが生じる。

〜〜したい、は自分の望み。相手の望みではない事に注意しないといけない。

会話の動機は、知ってほしい、面白さを共有したいなどなど悪気はないのにどうしても衝動性からくる”思い”が抑えられなくなってしまう。
その”思い”が哀しいことに他人とのズレを生じさせる。ほんとに哀しい。

私も何度もこのせいで失敗しているし、社内で孤立する発端もこんな小さなところだったりすると考えている。

多分ADHD特性の強い方は、善意から伝えたい!という衝動は分かってもらえるはずだ。そういう時こそ気をつけてほしい。
あの感覚で話したくなるときは、話を2割にするようにしよう。
そうするとそのあとの会話がスムーズに進む、説明不足で質問が来てもいい。そのほうが会話が盛り上がることがわかるはずだ。

無理に自分で全部話さなくていい。
会話とは双方向なのだから。


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