記事一覧

こころ 夏目漱石 読書感想文

大きく3つの構成に分かれており、「上」は先生と私の出会い、「中」は先生と離れて帰省した私と家族のやり取り、「下」は全編、先生から私にあてた手紙、という名の遺書と…

tonhoko
2日前
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車内放送と同時にしゃべらないで

とある高速バスに乗車したときのこと。 滑舌が悪くて何を言っているのか聞き取りづらい、というのは個人差なのである程度は許容すべきかなと思う。しかし、通常の車内放送…

tonhoko
10日前

vim switch文のcase毎に折り畳む

switch( a ){ case 0: ~~~~ break; case 1: ~~~~ break; case 2: ~~~~ break; default: ~~~~ break;} C言語のswitch文でcase分岐が多過ぎて、一望できない場合な…

tonhoko
2週間前

銀河鉄道の夜 宮沢賢治 読書感想文

幻想的な世界観に浸れる作品。 作者による造語が多く使われており、更に執筆された時代による言葉も加わることで、今読むと分からない単語が頻出し少々読みにくく感じた。…

tonhoko
3週間前
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夏祭り

去年辺りからコロナ禍が納まり、各種イベントが再開される様になってきており、子供がある程度行動できる様になってきたのも重なり、今住んでいる近辺のイベントにもよく参…

tonhoko
1か月前

vim 不要なキー操作の無効化

vimには"ZZ"で"変更点を確かめずに終了"といったピーキーな機能にキー操作が割り当てられていることがあります。特に"ZZ"は同じキーの連打であるため、押し間違えて今まで…

tonhoko
1か月前

吾輩は猫である 夏目漱石 読書感想文

キャッチーな題名に、かつての子供心にも興味を示していた作品。なのだが、実際に読んでみると執筆当時の風刺が強く、その時代背景の知識がないと読むのがやや難しい内容だ…

tonhoko
1か月前
2

YouTubeのジャンプカット

YouTubeを見ているとよく無駄なシーンをカットして、違和感のないように前後を繋げて編集されていることがありますよね? 動画は全く作ったこともないので検索して調べたの…

tonhoko
1か月前

"マクロ"のニュアンス

一般的なテキストエディタやExcel等には、一連の操作を記録してから、同じアクションを一操作で再現する"マクロ"という機能が実装されています。わざわざ大きくて本格的な…

tonhoko
1か月前

経年劣化

当たり前の話、万物は時間の経過と共に経年劣化していきます。それは使用せずに放置しているだけでも同様。日頃使用していているモノの精度が段々落ちていき、ある日壊れて…

tonhoko
2か月前

羅生門 芥川龍之介 読書感想文

中学生か高校生か、時期は不明確だが教材として読んだことは覚えている作品。薄暗く雨降りの情景だったり、死体が出てきたりと、なんとなくおどろおどろしい雰囲気は覚えて…

tonhoko
2か月前
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vim 空白文字の表示

スペース文字やタブ文字等の表示設定を行います。ターミナル等でも表示させる必要があるので、他のテキストエディタと異なり専用の表示記号があるわけではなく、何らかの標…

tonhoko
2か月前

おっちゅん

幼児の一人称は、自分の名前とか「ぼく」、「うち」が多いのかなぁ、と思います。「わたし」は言いにくいから、少ないかなぁ。長女の一人称も自分の名前です。 ところがそ…

tonhoko
2か月前
1

vim カーソル位置から行の終わりまでヤンク

"D"と"C"はカーソル位置から行の終わりまでを範囲としますが、"Y"は行全体が範囲となります。ヤンクにはカーソル位置から行の終わりまでを範囲とする操作がないのと、"yy"…

tonhoko
3か月前

読書量の増加

若い頃はほぼ本を読みませんでした。買って読むと言えば、マンガやゲーム雑誌、攻略本ばかりでサブカル寄りのライトノベルも含めて活字主体の本はほとんど読みませんでした…

tonhoko
3か月前
3

vim 行番号を表示

vimのデフォルトは必要最低限の設定となっており、VSCodeの様に何も設定しなくても豪華に使える、という風にはなっていません。 まずテキストエディタとして常用するならば…

tonhoko
3か月前

こころ 夏目漱石 読書感想文

大きく3つの構成に分かれており、「上」は先生と私の出会い、「中」は先生と離れて帰省した私と家族のやり取り、「下」は全編、先生から私にあてた手紙、という名の遺書となっている。特に「下」は本当に遺書のみで、物語の3分の1、および100ページほどの大ボリューム遺書という驚きの内容。現代としてみても他に類を見ないほどトリッキーな構成で、かなりのびっくりポイントでした。しかも長いだけでなく読者をどんどん引き

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車内放送と同時にしゃべらないで

とある高速バスに乗車したときのこと。

滑舌が悪くて何を言っているのか聞き取りづらい、というのは個人差なのである程度は許容すべきかなと思う。しかし、通常の車内放送と同時に発言するのはいかがなものか...。聞き手への思いやりとか、伝えようとする意思があればありえないよね。無心のルーチンワークに至っちゃうと、そういうことになるのかもしれない。色々と不安になってしまう。

vim switch文のcase毎に折り畳む

switch( a ){ case 0: ~~~~ break; case 1: ~~~~ break; case 2: ~~~~ break; default: ~~~~ break;}

C言語のswitch文でcase分岐が多過ぎて、一望できない場合などにcase毎に折り畳む方法。

対象のswitch文の{}内に移動する

'viB'で、{}内を選択

:'<,'>g/^\

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銀河鉄道の夜 宮沢賢治 読書感想文

幻想的な世界観に浸れる作品。

作者による造語が多く使われており、更に執筆された時代による言葉も加わることで、今読むと分からない単語が頻出し少々読みにくく感じた。後者は調べれば答えに行き着くが、前者は更にその時代における言葉のニュアンス、作者の感性を鑑みる必要性がある。それでも友人との思いをはせる神秘的な経験、もの悲しい結末を感じることができるので、意味を細かく追求せず雰囲気を感じることさえ出来れ

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夏祭り

去年辺りからコロナ禍が納まり、各種イベントが再開される様になってきており、子供がある程度行動できる様になってきたのも重なり、今住んでいる近辺のイベントにもよく参加する様になりました。去年から参加した夏祭りは、何年ぶりかの開催ということもあり、人でごった返しの行列で、とても落ち着いて楽しめる様な状況ではありませんでした。今年、再開2回目ということもあって、少しは人混みが落ち着いていることを期待しまし

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vim 不要なキー操作の無効化

vimには"ZZ"で"変更点を確かめずに終了"といったピーキーな機能にキー操作が割り当てられていることがあります。特に"ZZ"は同じキーの連打であるため、押し間違えて今までの編集をパーにする可能性があるかもしれない。そんなときは"何もしない"というキーマップを上書きして、キー操作を無効化することができます。"<Nop>"は"何もしない"という割り当てになります。

# 不要なキー操作の無効化nno

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吾輩は猫である 夏目漱石 読書感想文

キャッチーな題名に、かつての子供心にも興味を示していた作品。なのだが、実際に読んでみると執筆当時の風刺が強く、その時代背景の知識がないと読むのがやや難しい内容だった。内輪でいろんな事件や物事を茶化し合いながら口論している場面がほとんどで、面白おかしそうな雰囲気を感じることはできるものの、細かい内容や具体的な笑いどころの理解までには及ばない。ページ数も結構あり、小中学生の頃にはとても読めなかっただろ

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YouTubeのジャンプカット

YouTubeを見ているとよく無駄なシーンをカットして、違和感のないように前後を繋げて編集されていることがありますよね?
動画は全く作ったこともないので検索して調べたのですが、いわゆるジャンプカットという編集技法である事を知りました。

意識しないと流せるレベルではあるのですが、逆に意識してみるとしょっちゅうジャンプカットされている動画が散見されます。対して、ほとんどジャンプカットされていない動画

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"マクロ"のニュアンス

一般的なテキストエディタやExcel等には、一連の操作を記録してから、同じアクションを一操作で再現する"マクロ"という機能が実装されています。わざわざ大きくて本格的なプログラムを作るまでもないとき、キー操作そのものを記録するだけだったり、専用のコマンドを記述するだけで、気軽に実装できる小さなプログラム、という位置付けで語られることが多いと思います。なので、"マクロ" = "小さなプログラム"という

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経年劣化

当たり前の話、万物は時間の経過と共に経年劣化していきます。それは使用せずに放置しているだけでも同様。日頃使用していているモノの精度が段々落ちていき、ある日壊れて使用できなくなる、というのはまあ感覚的に納得できますが、長らく使わずに保管していたモノを久しぶりに開いたときにぽろぽろと崩れ去るのは、なんとも惜しい気持ちになってしまいます。いざという時のために使わずに置いておいたのに、そのいざがきたときに

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羅生門 芥川龍之介 読書感想文

中学生か高校生か、時期は不明確だが教材として読んだことは覚えている作品。薄暗く雨降りの情景だったり、死体が出てきたりと、なんとなくおどろおどろしい雰囲気は覚えており、教科書に載っている作品なのにそこそこ面白かった印象です。改めて読み直してみても、読みやすく興味深い作品である事は変わりませんでした。

まず雨の降る悪天の中、荒廃した門の上階にうち捨てられた死体の山、という舞台が興味をそそられます。そ

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vim 空白文字の表示

スペース文字やタブ文字等の表示設定を行います。ターミナル等でも表示させる必要があるので、他のテキストエディタと異なり専用の表示記号があるわけではなく、何らかの標準文字に割り当てるという考え方です。

# 空白文字の表示set list# 空白文字の代わりに表示する文字set listchars=tab:>-,trail:~,extends:>,precedes:<,nbsp:%

"tab" :

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おっちゅん

幼児の一人称は、自分の名前とか「ぼく」、「うち」が多いのかなぁ、と思います。「わたし」は言いにくいから、少ないかなぁ。長女の一人称も自分の名前です。

ところがその弟、2歳長男の一人称が「おっちゅん」。

いつ頃からか使い始めましたが、語源がさっぱり分かりません。アンパンマンとか、なにかテレビのキャラクターが使ってるのかなぁ、と探してみましたがそんなものは見つからず...。姉や親の言動をよく真似す

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vim カーソル位置から行の終わりまでヤンク

"D"と"C"はカーソル位置から行の終わりまでを範囲としますが、"Y"は行全体が範囲となります。ヤンクにはカーソル位置から行の終わりまでを範囲とする操作がないのと、"yy"と動作が重複するので、"Y"のマッピングを変更します。

# カーソル位置から行の終わりまでヤンクnnoremap Y y$

ヘルプによると、Vi互換のために敢えて"yy"と同じ挙動となっており、マッピングのサンプルも載ってい

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読書量の増加

若い頃はほぼ本を読みませんでした。買って読むと言えば、マンガやゲーム雑誌、攻略本ばかりでサブカル寄りのライトノベルも含めて活字主体の本はほとんど読みませんでした。絵がある方が入ってきやすいし、絵自体も好きなのに対して、字だけの小説は想像しながら読むことが疲れるし、娯楽という感覚ではありませんでした。必要に駆られて技術本や自己啓発本で勉強することはありましたが、今まではほぼ読書とは無縁の生活でした。

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vim 行番号を表示

vimのデフォルトは必要最低限の設定となっており、VSCodeの様に何も設定しなくても豪華に使える、という風にはなっていません。
まずテキストエディタとして常用するならば、行番号表示は最低欲しいところでしょう。
以下コマンドを"vimrc"に設定すると、行番号が表示されるようになります。

# 行番号を表示set number

vimを使おうとして、まず最初の変更となることも多い設定だと思います

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