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羅生門 芥川龍之介 読書感想文

中学生か高校生か、時期は不明確だが教材として読んだことは覚えている作品。薄暗く雨降りの情景だったり、死体が出てきたりと、なんとなくおどろおどろしい雰囲気は覚えており、教科書に載っている作品なのにそこそこ面白かった印象です。改めて読み直してみても、読みやすく興味深い作品である事は変わりませんでした。 まず雨の降る悪天の中、荒廃した門の上階にうち捨てられた死体の山、という舞台が興味をそそられます。そこで途方に暮れる下人と怪しい老婆が邂逅するわけですが、そんな世界に読者を引き込む

    • vim 空白文字の表示

      スペース文字やタブ文字等の表示設定を行います。ターミナル等でも表示させる必要があるので、他のテキストエディタと異なり専用の表示記号があるわけではなく、何らかの標準文字に割り当てるという考え方です。 # 空白文字の表示set list# 空白文字の代わりに表示する文字set listchars=tab:>-,trail:~,extends:>,precedes:<,nbsp:% "tab" : タブ文字 "trail" : 行末の空白文字 "extends" : 行の右

      • おっちゅん

        幼児の一人称は、自分の名前とか「ぼく」、「うち」が多いのかなぁ、と思います。「わたし」は言いにくいから、少ないかなぁ。長女の一人称も自分の名前です。 ところがその弟、2歳長男の一人称が「おっちゅん」。 いつ頃からか使い始めましたが、語源がさっぱり分かりません。アンパンマンとか、なにかテレビのキャラクターが使ってるのかなぁ、と探してみましたがそんなものは見つからず...。姉や親の言動をよく真似する子なので、何かの影響だろうと思いはするものの、意味なくふと浮かんだだけの言葉な

        • vim カーソル位置から行の終わりまでヤンク

          "D"と"C"はカーソル位置から行の終わりまでを範囲としますが、"Y"は行全体が範囲となります。ヤンクにはカーソル位置から行の終わりまでを範囲とする操作がないのと、"yy"と動作が重複するので、"Y"のマッピングを変更します。 # カーソル位置から行の終わりまでヤンクnnoremap Y y$ ヘルプによると、Vi互換のために敢えて"yy"と同じ挙動となっており、マッピングのサンプルも載っています。サンプルではmapを使用していますが、本稿ではnnoremapを使用してい

        羅生門 芥川龍之介 読書感想文

          読書量の増加

          若い頃はほぼ本を読みませんでした。買って読むと言えば、マンガやゲーム雑誌、攻略本ばかりでサブカル寄りのライトノベルも含めて活字主体の本はほとんど読みませんでした。絵がある方が入ってきやすいし、絵自体も好きなのに対して、字だけの小説は想像しながら読むことが疲れるし、娯楽という感覚ではありませんでした。必要に駆られて技術本や自己啓発本で勉強することはありましたが、今まではほぼ読書とは無縁の生活でした。 そんな中、知人から借りた本で「あ、面白いかも」と思える小説がありました。貴志

          読書量の増加

          vim 行番号を表示

          vimのデフォルトは必要最低限の設定となっており、VSCodeの様に何も設定しなくても豪華に使える、という風にはなっていません。 まずテキストエディタとして常用するならば、行番号表示は最低欲しいところでしょう。 以下コマンドを"vimrc"に設定すると、行番号が表示されるようになります。 # 行番号を表示set number vimを使おうとして、まず最初の変更となることも多い設定だと思います。

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          PCの設定にこだわりだしたきっかけ

          初めてPCを触ったのは大学で購入させられたノートPCではあるのですが、まだその頃は興味も薄く、授業で使う程度でした。社会人になって、デスクトップPCを購入して、ネット回線も引いて、本格的にPCを使い込みだしたのはそこからになります。Windows XPが出たての頃でしたね。最初はインストールしてそのまま使っていたのですが、あるとき会社先輩のPC画面を見て、「あれ?」と思いました。 タスクバーが画面の上にある。 タスクバーを上に配置する利便性としては、画面に映る情報は上から

          PCの設定にこだわりだしたきっかけ

          とっさに英単語が出てこない

          仕事を終えての帰宅中など、道を尋ねられることがたまにあります。 大体が海外の方、次いで年配の方、という感じですね。 若い人から訪ねられることはありませんが、スマホの地図を使ったり、あるいはまだ知らない人間に話しかけるのを少し躊躇しているのだろうと思います。 この間は海外のグループから、とある居酒屋の場所を尋ねられました。 店名や、見せられたスマホの地図からなんとなく場所は分かる。 ただ言葉が英語なんですね。 こういうとっさの瞬間、英単語がぱっと出てこなくて焦ってしまう。

          とっさに英単語が出てこない