vim 空白文字の表示

スペース文字やタブ文字等の表示設定を行います。ターミナル等でも表示させる必要があるので、他のテキストエディタと異なり専用の表示記号があるわけではなく、何らかの標準文字に割り当てるという考え方です。

# 空白文字の表示
set list
# 空白文字の代わりに表示する文字
set listchars=tab:>-,trail:~,extends:>,precedes:<,nbsp:%
  • "tab" : タブ文字

  • "trail" : 行末の空白文字

  • "extends" : 行の右端を超える部分

  • "precedes" : 行の左端を超える部分

  • "nbsp" : ノーブレークスペース文字

まず"list"で空白文字の表示機能自体を有効にします。次に"listchars"で空白の種類と、それと置換させる文字列を指定します。空白の種類には単なる文字指定だけではなく、行末に入力されている余計な空白文字や、折り返し時の目印等、特定の条件を含めたものもあります。

テキストを編集するという観点では、体裁を整えたり行内文字の見落としを防いだりするために、空白文字の区別は出来る様にしておくのが望ましいと思います。

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