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脳に障害があるわたし

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わたしは脳が疲弊して、元の状態に戻らない障害を抱えながら生きている。 そんな自分でも考えられること。感じること。など
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2018年12月の記事一覧

夢、見てますか?-幻覚-

夢、見てますか?-幻覚-

「夢」といっても眠っている時にみる夢の話です。

みなさんは、どんな夢をみているでしょうか、
幸せな夢、冷や汗かくほど怖い夢、幅は広いですが

夢とは、統合失調症の人が体験してる「幻覚」と同じメカニズムなのはご存知ですか?

そう知ったら、幻覚って身近に感じませんか。

健常者と属する人にわたしの単行本を「自分も当てはまるから不安になった」と言われることが度々あります。

当てはまるのは、よくある

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職場と居場所

職場と居場所

わたしにとって家は心から安らげる場所でない。

だから、わたしは職場や作業所に居場所を求めてしまう。
本来なら仕事モードの「仮面」を被って、職場でのやりとりは上辺だけでいいんだろうな…

けど、わたしは居心地とか家のように求めてしまって、ちょっといじわるな同僚がいるとつらくなる。

上辺だけでいいのに、そこに骨を埋めるような感覚で自分の居場所づくりをはじめてしまう。

そうすると、いじわるする同僚

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自分を表すひと言は…

自分を表すひと言は…

肩書きというのは、身分証明というより、
逃げ場のようにわたしは感じるのであった。

「営業してます」--だから、デスクワークが苦手なんだよね。
「学生です」--だから、なにもわからないのを許して。
「変人です」--だから、なにしてもいいでしょ。

なにかの言い訳にできてしまう。「だから○○なんだ」と自分を固める主語になれる。

もし、その自分を表すひと言が「無職」や「病気」としか言えなかったら。

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社会で体調崩して病気になって、また社会復帰しようとして、原因の社会に飛び込んで病気が悪くなる。
こんなことでしか自分を肯定出来なかった。
社会復帰なんて…言葉は素敵かもしれないけどトラウマに身を投げる残酷な行為。と、最近ふつふつ感じる。