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近所の散歩にも何気ない発見はいつもある

冬の寒さから少しずつ解放され初め、暖房が不要になる一方で冷房をつけたくなる日が段々と増えてきた。
しかし、いざ数ヶ月ぶりに冷房をつけるとすぐさま悪寒を覚え、昼寝から目覚めた時には、私の喉には痛みが伴っていた。
すぐに治るだろうと思い、ほんの我慢で乗り切る気でいたが、この風邪が想像以上に手強いものだった。これが一週間前の話。

発熱
それから熱が出て、夜中咳が止まらなくなり、ようやく次の日私はかかりつけのクリニックに行った。
そこで処方された大量の薬を毎日摂取し続け、徐々に上に書いたような症状は消えていった。
そして昨日には、体調は殆ど元通りになっていた。私はコンビニに向かうため、数日ぶりにの外に出た。
天気は晴れだが、午前中なので太陽の日差しは厄介じゃない。無風で、気温と湿度はシェアアパートの中と変わりはない。
こんな不思議な感覚は初めてかもしれない。外に出たのに、まだ屋内にいるような気分がした。

河川敷
午後になってもやることが本当に無かったので、もう一度外の空気を吸うためにろくに身支度もせず、散歩に出かけた。
今のシェアアパートに引っ越してきたのは一年以上前なので、近所の土地勘は持っている方だと思う。
いつも歩く道を過ぎ、好きな音楽に集中しながらそのまま歩みを続け、気がつけば目の前には河川敷が広がっていた。

青と緑のコントラストが映える季節

河川敷の小さな散歩道を歩けば、ランニングに励む健康そうな大人達と幾度となくすれ違う。
彼らを見るたびに、「自分もやってみてはどうだろう」と体力もないくせに体が弾みはじめる。
すぐ下を流れる川に目を向けると、名前もよく知らない珍しい鳥達がいる。
野生動物と気軽に触れ合えない今の時代だって、水辺に行けば多様な生態系を観察することができる。

鴨?

記憶が蘇る
更に散歩道を進むと大きなグランドが現れ、中学生くらいの子供達がサッカーをしていた。
グランドに隣接する公衆トイレ前には、十数台の自転車がばらばらに駐輪されている。間違いなく子供達のだろう。
いくつかの自転車のカゴには、エナメルバッグが入れられたまま。懐かしい。
私も中学生の頃、サッカー部に所属していた。練習試合の日はいつも自転車で仲間と一緒に河川敷まで行き、こんな光景をつくっていた。

駅前と比べると人も少なく騒がしくもないが、こういう場所の方が活気を感じる。なぜだろう、、、

written by Sign

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