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誰でも賢くなれる時代〜ネットの活用方法


1、インターネットがもたらすメリット


皆さんはインターネットをどのように活用されていますか?

SNS、ショッピング、動画、漫画、ブログ、情報収集などその使い方は多岐にわたっていますよね。

ですが、一人一人の行動を見てみると、ネットをフル活用しているというよりは、特定のサイトにだけアクセスしていることが多いでしょう。

もしもフル活用できたら、辞書や百科事典として利用することはもちろん、AIを使って様々な作業の効率化を図ることもできます。

そして何よりも、知識人が発する最新の情報に直接アクセスできることに大きなメリットがあります。

インターネットがなければ、今まで絶対に知り得なかった賢人たちの知恵が簡単に手に入るようになったことで、昔よりも確実に人生を豊かにすることができるようになっているんですね。


  2、ほとんどが暇つぶし


とはいうものの、残念なことに、インターネットを使って知識を増やそう思っている人は、そう多くはないです。

エンタメ動画を見たり、SNSに時間を取られたり、ゲームに没頭していたりと、暇つぶしに利用している人が圧倒的に多いでしょう。

気分転換にはいいとは思います。脳トレみたいな頭の体操として使うことも良いです。

しかし、それだけのためにネットを利用するのは何とももったいない。

自分を成長させてくれるデバイスをせっかく手にしながら暇つぶしばかりしていては、人生を無駄に過ごしてしまってます。


  3、ネットの役立て方を知らない


子供たちに「さぁ!勉強しよう!」と声をかけたときに一番最初にどんな行動に出るか、お分かりになりますか?

ほとんどの場合、学校の教科書や問題集、本屋で買ってきた参考書、あるいは塾のテキスト、通信教育の教材やタブレットを持ち出してきます。

そして、その勉強方法というと昭和時代に私たちがやっていたように問題を解いて、解答を見て答え合わせをして終わりです。

スマホ、タブレット、PCを持ち出してくることはほとんどないのです。


ゲームやYouTubeではすぐにネットを使うのに、勉強となると途端に使わないのです。

ネット上には、教科書や問題集よりも詳しい情報が載っているのに、ネットを使わないというのは、一体どういうことでしょうか。

つまり、学校でも家庭でもネットを使った勉強を子供たちに教えていないのです。

ネットを勉強に役立てる方法をほとんどの子供たちが知らないのです。


  4、素早く正解にアクセスする能力


学校のテストは暗記力を問われるものばかりです。

ですから、暗記が得意な天才的な人には、凡人はどう足掻いても勝てません。


例えるなら、藤井聡太名人にアマチュア棋士が勝負を挑むようなものなのです。

ですが、少し視点を変えて考えてみてください。

AIは、藤井聡太名人に勝てるのです。

最新のAIならば、ほぼ全ての対局でAIが勝利できるそうです。

ということは、勉強も同じではないでしょうか?

暗記が不得意な人は、AIに暗記を任せればいいのです。

AIが自分の代わりに答えを出してくれるのです。


流石に学校のテストではカンニング扱いにされてしまいますので、AIを使うことはできませんがそれ以外の場面で、暗記に関することをAIに任せたらパーフェクトにこなしてくれます。

つまり、暗記が不得意ならデバイスに記憶させて、その中から必要な情報を素早く引き出す能力を身につければ良いのです。


学校のテストには使えなくとも、社会に出たら人間の心もとない記憶(暗記)に頼るよりも、AIを使って、より正確で完璧な答えを引き出せる能力を身につけておいた方が圧倒的に有利なのです。


  5、先を見据えること


勉強をどんなに頑張っても、テストで思うような結果を出ないことがあります。

良い結果が出ないなら勉強をやめてしまえと途中で諦めてしまう子がいますが、それは勿体無いのです。

テストで結果を出せなくてもいいので、どこにどんなことが書かれてあったのか、どんな情報がどの科目にあったのか、おおよその内容を知っておくことが将来につながります。

成績うんぬんじゃなくて、何がどこにあったのかを大体でいいから知ってることが大切なのです。

それは何故かというと、前述したように、それがネットやAIを使って正解に早くアクセスするためのヒントになるからです。

例えば、理科の実験では塩素(ガス)について学びます。


「確か、塩素ガスって体に悪いよな」


という知識があったら、ネットで調べて具体的な塩素ガス発生のメカニズムを知ることができます。

もし何も知らずに塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜたら、塩素ガスが発生し、吸い込んだら死に至ります。


化学式まで正確に覚える必要はなくとも「確か、あの時に習ったよなぁ・・・」と朧げながらにも頭の片隅に何となく記憶しておけば、あとはネットやAIを使って正確な情報を引き出せば良いのです。


つまり、スマホやパソコンは、私たちの脳と同じなのです。記憶を司る大脳皮質や海馬と同じ働きをするのです。

スマホやパソコンは脳の拡張機能であって、私たちの脳の働きを補ってくれるものだと考えればいいのです。


そう考えると、早い段階でスマホやパソコンに使い慣れていた方がメリットが大きいというのが分かるのではないでしょうか?

確かに子供にネットを使わせると有害サイトや詐欺サイトにアクセスしてしまうかもしれませんが、それこそ家庭教育でネットの正しい使い方を親が教えていく必要があります。

ネットは危ないから使わせない、AIは有害だから使わせない、と未だに言ってるようでは他の子供たちとどんどん差が開いていきます。

原始人みたいな自給自足の生き方を選ぶなら別ですが、社会の中で生活していく以上は、先を見据えて、ネットとAIの使い方について正しい知識を身につけることが子供の学びを加速させるのではないでしょうか。


特進アカデミー


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