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いちにち・いちとおこ

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日記のようなブログのようなエッセイのようなコラムのような。恋愛のことや、結婚のことや、助平なことや、時に真面目なジェンダーのことなどが、主な関心事。
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#仕事

はじめまして、これが菊池とおこです、をあらためて。

はじめまして、これが菊池とおこです、をあらためて。


基本プロフィール名前
菊池とおこ

生年
1973年

経歴
ライター、婚活サポート。
北海道大学文学部卒。20代~30代に行政系広告代理店、医療系広告代理店に勤務。小説家を目指し活動するも成らず。30代の終わりの結婚、40代の初めの離婚を経て自治体の結婚支援事業担当職に就き、3年担当して2018年4月独立。婚活のサポート業と「結婚」に関連する分野の執筆を始める。年の差外国人彼氏と3年の交際のの

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キクチトーコはどんなタイプのライターか振り返ってみる。そして、「わらしべから始める楽しいフリーランス」実現のコツについて。

キクチトーコはどんなタイプのライターか振り返ってみる。そして、「わらしべから始める楽しいフリーランス」実現のコツについて。

 わたしがライターをやろう!と思い立ってお仕事を開始した今年の1月から、9か月が経過した。この間、押さえたお仕事はめまぐるしく入れ替わり行き交ったがどうやら固定収入となるお仕事を確保できて、とはいえろくに貯金もないまま独立したものだから、〆日と入金日が変化し1か月の空白が空いたこの9月にはマネーストックの底を経験したが、何とか乗り越えた。

 今日仕事を終えて少し時間が空いたので、久しぶりに no

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いよいよ仕事とプライベートが一緒くたになって、自由味が増してきた。4月1日。

 昨日付けで退職、いよいよ今日から本当にフリーランスだ。

 金曜日すべて片づけてきれいさっぱりと職場から帰ってくると、その夜のいつものラインで開口一番、彼氏は「君、自由だね」「good for you!」と言った。リアルな周囲の皆さんの反応が「雇われの身でないのに仕事って、いまいちよく分からん」という感じだったので、「さすがによくわかってらっしゃいますな!」と嬉しくなった。

 自分の興味関心問

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自分の進むべき道は、「心から強く思っていること」×「人びとが求めていること」で見つけた。

自分の進むべき道は、「心から強く思っていること」×「人びとが求めていること」で見つけた。

 4月からの進む道がやっと固まってきた。死ぬほど忙しい感じの毎日を送っているが、やっと note を書く時間を作れたので久しぶりに書く。というか、インプットもアウトプットも凄くて滅茶滅茶生産している人たち、どんな感じで時間を捻出しているのですか。凡人だからそこまで回転数上げられないよ!でももっと、時間の使い方が上手くなりたい。

 4月から「結婚」を大きな軸に据えて、リアル事業としての婚活のサポー

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カミングアウトon年末。わたしがハッピーなんだから心配しないでくれ。

カミングアウトon年末。わたしがハッピーなんだから心配しないでくれ。

 お仕事をチェンジして新しい道に走り出そうと決めたが、いきなり春から娘が職場に出かけず家に居続けるようになる訳にもいかないので、大晦日の夜の食卓で、両親にそのあたりの事情を説明した。しかしいきなり「お話がゴザイマス」などと言うと、年末に彼氏のところに行った直後だから誤解されても困るので、「ケッコンします、とかいう話じゃないよ」という言葉を枕につけたところ、お仕事の話の後に彼氏の詳細まで説明する羽目

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はじめまして、これが菊池とおこです。こんなものを書きます。ポートフォリオ、【其の弐】。

 はじめまして、「書くお仕事を受注する!」目的で将来の発注者の皆さまに向けて書いているこのポートフォリオ、【其の壱】は読んでいただけましたでしょうか?
【其の弐】では、具体的にこれまで書いてきた稿のサンプルを挙げて、「こういったものを書いています、書けます、書きたいです」というご提示をします。

◆菊池とおこの、大きなテーマ◆

 わたしが書くことの一番大きなテーマは、「若い女子のエンパワーメント

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はじめまして、これが菊池とおこです。「書くお仕事」をいたします。ポートフォリオ、【其の壱】。

 はじめまして。この稿は主に、菊池とおこが「書くお仕事を受注する!」目的で、「でも、キクチトーコって、どんなアレでどんなモノを書くの?」と思われるであろう将来の発注者(として勝手にロックオン)の皆さまに向けて、これまでの経歴と書く文章のサンプルをまとめた、一種のポートフォリオです。勿論、勝手にロックオンされた将来の発注者の皆さま以外の方も、「菊池とおこwiki」的にお楽しみください!

◆菊池とお

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ダメ男との決別へ、オトナの階段のぼる。これからのトーコが進む方向と、執筆開始宣言。

 一週間近く、ぐちゃぐちゃ考えていた。ダメ男なるお仕事をどうするか。建設的な方向に頭を向けようとするのだけれども、ダメージが大きく疲れてしまって、エネルギーが湧かなかった。辛いし、面倒くさかった。先日年下女子の友人に話したのだが、「いろんなことが次々に重なって、HPが徐々にへずれていって、回復しない感じ」で低迷していた。しかしわたしはロールプレイングゲームをやらないのでHPという言葉がいまいち薄ら

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高学歴が生涯年収に結びつかなかった要因について考察する。【その参】

 さて、会社に入る、会社を選ぶ、という観点からの、どちらかというとスタンダードな就労と生涯年収の関係についての考察であった【その壱】【その弐】に対し、今回の【その参】は、もうちょっと広い意味でのキャリアの積み上げ方というか人生の積み上げ方というか、その辺のお話をしたい。それがこちら。

③「夢を追いかけるのもいいけれど、やり方を勘違いしちゃダメよね」問題

 結婚直前まで夢を追いかけた、それがわた

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高学歴が生涯年収に結びつかなかった要因について考察する。【その弐】

 さて、フリーターになって喫茶店でバイトをする毎日の旧帝大卒1年目女子、その後どうなったかというのが、今回のお話だ。【その壱】の続きである。

 結局フリーターというのも、よっぽど肝が据わっているか抜けて楽天的か将来世界一周冒険旅行にでも出かけようと思っているかぐらいの人間でないと続けられないものだ。わたしもおちおちフリーターをし続けてはいられなかった。卒業して身辺が落ち着くと、就職活動をし始めた

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高学歴が生涯年収に結びつかなかった要因について考察する。【その壱】

 以前にも少し触れたとおり、彼氏は前職とあるB to B の企業でエンジニアをしていたのだが、ある日、youtube の動画を前に、飛行機のエンジンに鳥が吸い込まれるトラブルは頻出なので冷凍のチキンを投げ込むテストが必ず行われる、とかいう説明を受けながら、「あなたって…マサチューセッツ工科大学、出たのよね……?」と尋ねてみた。確か初対面の時にそんな話をされたような気がしたのだが、その頃わたしはただ

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英語で会話すると、言葉を弄さないから、いい。

 一緒のチームだった男の子がぐだぐだし始めて、突然ぷっつりと仕事に出てこなくなってしまった時(この辺の事情は「同僚の甘えを甘受する筋合いはわたしにはない。」をお読みください)、わたしは結構荒れた。

 いろいろなことを考えた。日本語で。

(何考えてるの、信じられない!)

(仕事途中で投げ出すなんて、どんだけ無責任なの!?お前の担当業務、残ってんぞ!?)

(あのくらいでフツー鬱になる?そこまで

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同僚の甘えを甘受する筋合いはわたしにはない。

 年度末を迎えて仕事のチームメンバーが2人とも辞めることになり、やりきれない思いを抱えている。20代の男子と、30代の女性だ。2人とも、実質数か月しか働いていない。

 わたしはとある事業を担当しており、その仕事は、イベントの企画から広告宣伝、集客、運営まで幅広く含む。それほど大きな予算を扱う訳ではないが、やることは多岐にわたる。

 うちの職場は少々特殊で、採用時にきちんと職分が決まっている訳で

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職業選択におけるえり好みは、一種の煩悩か、欲。

 ずっと文化系のインドア派だった。

 小学校から大学に至るまで、運動は体育の時間以外やったことがないし、部活はずっと音楽系だった。大学は文学部の文化人類学専攻で、就職して広告代理店に入った。さらに小説家になりたくて、ひねもすパソコンに向かっていた。

 結婚したら車屋で一緒に働いてほしい、と言われた時も、ペーパードライバーで車屋なんか行ったこともないので、なんとなくディーラーのガラス張りのショー

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